犬の7歳は人間のいくつに相当する?シニア期から現れる老化のサインと予防対策を解説していきます!

犬の7歳は人間のいくつに相当する?シニア期から現れる老化のサインと予防対策を解説していきます!

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犬は私たち人間よりもはやく成長します。犬の場合、7歳からシニア期に入ると言われていますが、人間の年齢に換算すると何歳くらいになるのでしょうか?犬種ごとの年齢の換算方法をまとめました。また7歳を過ぎて現れる老化のサインや予防として行える対策についても解説していきます。

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愛犬が7歳になったらシニア予防をしよう!

健康診断を受ける犬

Rido/shutterstock.com

愛犬が7歳を過ぎたなら、今まで以上によく食事や行動などをよく観察することは大切です。いつもと違う行動や様子があったら、たまたまだと思わずに、動物病院を早めに受診するようにしましょう。

また、シニア期に入ったら定期的に健康診断をするようにしましょう。多くの動物病院ではシニア期からの健康診断を積極的に行っています。かかりつけの動物病院に聞いてみることをおすすめします。

愛犬の何を観察すればいい?

では、どんな点に着目して7歳を過ぎた愛犬を観察すればよいのでしょうか?それには食事の食べる様子や量、歩き方、排便排尿の様子などが挙げられます。

内臓疾患も7歳を過ぎたころから出始めますので、今まで以上に愛犬をよく観察してボディチェックをし、いつもと違う様子がないかどうかをしっかりチェックするよう心がけていきましょう。

7歳の犬の食事で注意したいこと

犬のフード

Africa Studio/shutterstock.com

愛犬がシニア期に入ったら次の点を注意しましょう。

シニアフードへの切り替えについて

愛犬が7歳になると、多くの飼い主さんがシニアフードへと切り替えます。しかし、同じ7歳でも犬種や個体によって老化の進みは異なっています。ですから、必ずしも7歳になったからと言ってシニアフードに切り替える必要があるというわけではありません。

愛犬の健康状態をよく見ながら、体調に合ったフードを与えるようにしましょう。

シニアフードとアダルトフードの違いとは?

では、シニアフードとアダルトフードには一体どのような違いがあるのでしょうか?

多くのペットフードメーカーからシニアフードが用意されていますが、シニアフードには次のような特徴があります。

・低カロリー シニア期になると、運動量が低下することに伴い消費エネルギーも低下します。そのため、シニアフードは低カロリー設計を採用しています。

・消化機能サポート 老化によって消化機能が低下することが考えられるため、消化しやすいように設計されています。

・抗酸化栄養素 最近のシニアフードは、免疫維持や老化の防止などの効果が期待できると言われる抗酸化栄養素やオメガ-3脂肪酸などが含まれているフードが用意されています。

・関節ケア 年齢と共に足腰も弱ってくるため、関節ケアとしてグルコサミン、コンドロイチンなどが含まれているシニアフードもあります。

・粒の形状 シニア期になると歯も弱ってくることも考慮し、食べやすい形状の粒にしてあります。

これらの特徴は、シニアフードの種類によって異なりますが、基本的にシニアフードの方がアダルトフードよりも低カロリーとなっています。

脳に刺激を与えよう!

散歩をする犬

Monkey Business Images/shutterstock.com

若い頃から脳に刺激を与えることもできますが、特に7歳を過ぎたら意識的に愛犬の脳に刺激を与えましょう。次のような方法で、シニア期に入った愛犬の脳を活性化させることができます。

外でのお散歩

今まで通り、外でのお散歩を続けましょう。お散歩は犬にとって視覚や嗅覚、聴覚に刺激を与えるので、脳の活性化につながります。

たとえ愛犬がお散歩に出かけることを拒むとしても、毎日適度のお散歩を続けるようにしましょう。

後に愛犬が寝たきりになってしまうと、愛犬だけでなく飼い主さんも大変なので、毎日お散歩をして脳に刺激を与え、筋力が衰えないように維持していったほうがよいと言えます。

たくさん褒める

ちょっとしたことでも愛犬がいいことをしたら思いっきり褒めてあげましょう。オーバーに褒めることで、愛犬は飼い主さんとのコミュニケーションから喜びや楽しさを感じ、脳の活性化につながります。

生活環境を見直そう

愛犬が7歳を過ぎると、いままでよりものんびりと過ごす時間が増えることでしょう。そのため、愛犬が快適に自分のペースで過ごせるよう、シニア期に入ったら生活環境を見直されることをおすすめします。

可能であれば、人の出入りが少なく静かな場所を用意してあげることができるかもしれません。

また瞬発力が低下してきているので、ちょっとした段差にも気を付ける必要があります。すべりやすいフローリングにはカーペットを敷くことで、関節を傷めることなく過ごせるでしょう。

まとめ

犬とおじいさん

Ljupco Smokovski/shutterstock.com

犬が7歳になるとどんな変化が伴うのかをみてきました。

残念なことですが、犬は7歳を過ぎるとシニア期に入り少しづつ老化が進んでいきます。ですから、飼い主さんは愛犬を毎日ボディチェックし、少しでも異変が見られるようならすぐに動物病院を受診するようにしましょう。

また、愛犬が健康で長生きできるよう食事や生活環境を見直してみましょう。愛犬にとって快適な環境を整え、予防と維持で健康寿命をのばし、たくさんの時間を過ごしていきたいものです。

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