犬の数え方は1匹?1頭?どちらが正しい?気になる生き物の数え方を解説します!

犬の数え方は1匹?1頭?どちらが正しい?気になる生き物の数え方を解説します!

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1頭とか1羽など、生き物によって数え方が違うのが日本語の面白いところですね。さて犬の場合は「1匹」と数えることが多いかもしれませんが、中には「1頭」と数える場合もあります。どちらが正しいのでしょうか?それぞれに何か違いやルールのようなものがあるのでしょうか?今回は犬の数え方についてまとめてみました!

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犬の年齢の数え方

年齢の違い

Suzanne Tucker/shutterstock.com

犬の年齢と人間の年齢の比較

数えると言えば気になるのが年齢ですね。人間である私たちも年齢を数えながら「歳を取ったな~」などと思うことがあるわけですが、犬の場合はどうなのでしょうか?犬の年齢と人間の年齢を比較してみましょう。犬の場合は小型犬、中型犬、大型犬で歳の取り方が違ってきますので注意しましょう。

小型犬の場合、最初の1年で人間の年齢でいえば17歳くらいになります。そして2年がたつと人間の24歳に相当するとされています。その後は緩やかに歳を取っていき、1年ごとに4歳ずつ加算していくことができます。5年の小型犬は人間で言うと36歳くらいだということになります。10年だと56歳、15年だと76歳、そして20年だと96歳に相当します。

中型犬の場合、小型犬と同じように成長しますが、1年の時点で人間の年齢でいうと16歳に相当するようになります。2年で23歳と小型犬より1歳だけ若いですが、5年すると38歳、10年で63歳、15年で88歳、そして20年で113歳に相当するようになります。小型犬に比べて最初はゆっくりと成長しますが、年数が進むごとに歳を取るスピードが上がっていくことがわかりますね。

大型犬の場合は最初の1年で12歳相当だとされています。小型犬が17歳なので、まだまだ幼稚だということがわかりますね。2年すると19歳に相当するので、歳を取るスピードは緩やかだということがわかります。しかしその後は1年ごとに7歳ずつ歳を取るとされているので、5年だと40歳、10年だと75歳、15年だと110歳、そして20年だと145歳に相当するようになります。

小型犬の平均寿命が比較的長いのは、老化のスピードが違うからだということがわかりますね。大型犬は最初こそ幼稚ですが、2年以降は老化のスピードが一気に上がっていくので、平均寿命が10年以下の犬種も多くいます。自宅の愛犬が現時点で人間でいうと何歳に相当するのかを知っておくといいですね。与える食事や扱い方も年齢に合わせていかなければなりません。

ご長寿犬の紹介

ギネスブックに登録されている最も長生きした犬は、オーストラリアンキャトルドッグの「ブルーイ」です。牧羊犬として20年以上働き続けた勤勉なブルーイは、1931年11月14日に安楽死という形で息を引き取りました。ブルーイの年齢は何と29歳5か月で、現在でも最長寿の犬としてギネスブックに記録されています。

オーストラリアンキャトルドッグは中型犬だとされているので、人間の年齢にしたら150歳近くまで生きたということになります。勤勉な牧羊犬としてやりがいのある仕事を持っていたことが長寿につながったのでしょうか。

ギネスブックに登録されるためには年齢を証明する書類などが必要になります。書類を紛失してしまったために公式記録として登録されなかった長寿犬たちもいます。その中で有名なのがオーストラリアンケルピーの「マギー」です。2016年4月17日に亡くなったマギーの年齢は30歳だったされています。

マギーの飼い主はオーストラリアのビクトリア州に住んでいるマクラーレンさんです。同氏によると、マギーが家族の一員になったのは息子さんが4歳の時だったそうです。そして2016年にマギーが亡くなった時に息子さんは34歳だったので、マギーは30年間生きたということができます。

オーストラリアンケルピーも中型犬に分類されていますが、30歳まで生きたということは人間の年齢でいうと160歳近くまで生きたことになります。年齢を証明する書類さえあればギネス記録の更新ができたかもしれませんね。

日本国内で有名な長寿犬といえば栃木県さくら市で飼育されていた雑種の「プースケ」くんです。2010年には世界最長寿の存命犬としてギネスブックに認定されましたが、2011年12月5日に息を引き取ることになりました。プースケくんの年齢は26歳と8か月だったそうです。人間の年齢では125歳に相当すると言われています。

犬の平均年齢は12年~15年くらいだと言われていますから、20年以上生きるというのはすごいことですね。もちろん犬種や大きさによって平均年齢は違いますし個体差もありますが、できるだけ長生きしてほしいですよね。

愛犬の年齢を数えるときは人間の年齢に換算して数えることも忘れないでくださいね。まだまだ5歳だと思っている愛犬も、実は人間の年齢だと36歳~40歳になっているんですよ。その後も歳を取るスピードは早いので、あっという間に飼い主さんよりも年上になっていることがあります。老化に伴う健康問題に対処するためにも、犬の年齢を数えることを習慣にしておくのはいいことですね。

まとめ

いろいろな犬種

Rawpixel.com/shutterstock.com

犬の数え方についてまとめてみましたがいかがでしたか?「匹」や「頭」を使った数え方が一般的ですが、大きさによって使い分けることができます。とはいえ、例外もあることからそれほど気にすることはないかもしれません。それぞれの語の由来を知っておくとちょっとした豆知識として役立てることができるかもしれません。

犬の年齢を数えることについてもまとめましたが、愛犬が人間の年齢でどのくらいなのかを知っておくと健康管理などに役立てることができるでしょう。

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