毛が抜けない犬もいる?!抜け毛が少ない犬種をまとめてみました!

毛が抜けない犬もいる?!抜け毛が少ない犬種をまとめてみました!

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犬を飼う上で気になるのが「抜け毛」。最近では、室内で犬を飼う人も増えてきているため、抜け毛の少ない犬種を飼いたいと思っている人も多いことでしょう。でも毛が抜けない犬は存在するのでしょうか?そこで今回は、毛の抜けない・毛の抜けにくい犬種を紹介したいと思います。

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その他の毛が抜けにくい犬種

カメラの方をじっと見つめるミニチュア・シュナウザー

otsphoto/shutterstock.com

小型犬であれば、他にも多くの毛が抜けにくい犬種が存在します。いくつかご紹介しましょう。

・ヨークシャー・テリア ヨークシャー・テリアは、イギリスを原産とする番犬です。ネズミや作物を荒らす獣を追い払うために使役されており、従順で賢いのが特徴です。被毛は抜けにくく、バリエーションや見る角度によって変わる色合いなど、光沢があり美しい毛並みから「動く宝石」と称えられるほど人気があります。

勇敢で好奇心が強いため、幼少期からトレーニングを施すことが必要です。体重は2~3kgですが、その気質と生来の運動量から、外に連れ出して散歩させてやるのが理想的です。

・ミニチュア・ピンシャー ミニチュア・ピンシャーは、黒くツヤのある毛並みに茶色のワンポイントが特徴の犬種です。ドイツ原産で、ドーベルマン・ピンシャーの祖先として有名で、勇敢で時に荒々しい一面を見せることがあります。

運動量は小型犬の割に多く、俊敏で運動能力も高いのが特徴です。「脱走の芸術家」と揶揄されるほど、すばしっこく活発に動き回ります。小さい害獣駆除に使役されていた犬種を改良されたというルーツがあり、警戒心や機敏な動きは先祖譲りです。

麻呂のように目の上に茶色の塊があり、大きな目と合わさって非常に可愛らしい見た目も人気の理由の一つです。被毛は短いですが、抜けにくく季節ごとの生え変わりもありません。

・ビジョン・フリーゼ ビジョン・フリーゼは、フランス原産の非常に古い起源を持つ犬種です。トリミングの仕方によってプードルにも見えますが、血統的にはマルチーズとかかわりがあります。体重は3~10キロと幅が大きいことがあります。

掛け合わせが少なく古くから純粋な血筋を維持しているためか、遺伝的な疾患やかかりやすい病気がなく、丈夫で健康的な体が特徴です。明るく、動物も人も好きな性格なので非常に飼いやすく、番犬にも向く従順さや警戒心も持っています。

体力があるため、体重のわりに運動が必要です。特に、体重が10キロ近くにもなる個体であれば、屋外へ連れ出して遊んでやることが不可欠でしょう。

大型犬とも上手くやっていける社交性・社会性が嬉しい特徴ですが、気を使うのかストレス性の疾患を抱えやすいのが難点です。しっかりとストレス発散できる環境を準備するのがカギとなります。

・ミニチュア・シュナウザー ミニチュア・シュナウザーは、テリアにも似ているものの血統が全く違う犬種です。ドイツを原産とするシュナウザーグループですが、剛毛の被毛の性質や狩猟犬としての素質もあるなど、テリアに近い性質を持っているのが特徴です。

非常に長くなる眉毛や髭のような被毛が人気で、仙人や老人をイメージさせる見た目を有しています。スタンダード・シュナウザーをそのまま小さくしたような外観で、穏やかで闘争心の少ない性格は家庭犬に向いています。そのことから「最良の家庭犬」と呼ばれることが多く、初心者にも飼いやすい気質です。

警戒心が強く番犬としても優秀ですが、トレーニングで大人しく従順になります。家族には愛情深い一面を見せます。ブラッシングにより、剛毛のオーバーコートと繊細なアンダーコートをこまめに手入れすることが必要です。目の病気にかかりやすいため、若くても定期的な検査が欠かせません。

毛の手入れは欠かせない

ペットサロンでトリミングしてもらっているシーズー

hedgehog94/shutterstock.com

何度も繰り返して述べてきましたが、毛が抜けにくい犬種は抜け毛に悩まされない反面、被毛の定期的な手入れが欠かせません。

毛が抜けないということは伸び続けるということであり、毛が伸びるとそれだけ手入れにかかる手間も時間も多くなります。ブラッシングは、慣れればしてあげるのも楽しい作業ですが、それが面倒であれば抜け毛よりも面倒に感じるかもしれません。

加えて、被毛の手入れを怠れば抜け毛よりも厄介な事態になりかねません。マルチーズの目やにや、シーズー、トイ・プードルの毛玉は、時折それ自体が疾患や外傷を招く原因になりかねないからです。

加えて、トリミングにかかる費用も見逃せません。どんなに小型の犬でも、通常のトリミングでカットしてもらうのに最低5,000円程度はかかります。凝ったおしゃれなトリミングや、中型犬以上のサイズになれば1~2万円程度になるのも日常茶飯事です。

これが毎月か少なくても2か月に1回はかかるため、費用の計算も必要になります。抜け毛で毎シーズン生え変わる犬種の場合、それほどトリミングに行く必要はないでしょう。

まとめ

純血で毛が抜けにくい犬種を紹介しました。他にもいますが、日本で一般的に手に入れられるのは上記の犬種たちでしょう。先ほど述べたデメリットも考慮する必要はありますが、毛が抜けにくい犬種は飼いやすい犬種であることが多いのが特徴です。

いずれにしても、一度犬が自分と信頼関係を築いて懐くようになれば、毛の手入れや費用も問題にならないでしょう。抜け毛を気にすることなく愛犬を可愛がってやれるため、仕事帰りの服装でためらうことなく抱っこしたり抱き上げたりできます。

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