アメリカではどんな犬種が人気?アメリカで人気の犬種ベスト10を紹介!

アメリカではどんな犬種が人気?アメリカで人気の犬種ベスト10を紹介!

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犬や猫を中心に様々なペットが飼われているアメリカ。そのためアメリカはペット大国とも言われていますが、アメリカのペット事情は日本とどのように異なるのでしょうか。またアメリカではどんな犬種が人気なのでしょうか。今回は、こうした疑問にお答えしたいと思います。

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日本のペット事情

色々な種類の小型犬

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日本では、大型犬よりも小型犬を飼う人が多い傾向にあります。日本は狭い住宅環境が一般的なので、飼いやすさから小型犬の人気が高いのかもしれません。

では、世界ではどんな犬種が人気なのでしょうか。ここでは、アメリカで人気な犬種をランキング形式で紹介します。

さらに、アメリカのペット事情についても紹介したいと思います。

アメリカのペット事情

愛犬と時間を過ごす幸せそうな家族

4 PM production/shutterstock.com

ペット大国と言われているアメリカ。やはり、犬と猫を中心に様々な種類の動物が家庭で飼われています。

また、アメリカは動物愛護国とも言われており、ペットは家族の一員とみなされています。ペットに関係する法律も数多く存在しています。例えば「第二級動物虐待罪」というのは、動物をむやみに傷つけた場合に適用される罪で、かなり重い罰が科されることもあるようです。

日本と同じように、ペットショップなどで生体販売することは許されていますが、州によっては、店頭販売や悪徳ブリーダーを規制する法律が定められていることがあります。この動きを受けて、生体販売が禁止されていない州でも、積極的に生体販売を行わないようになってきているようです。

そのため、アメリカでは、犬を飼いたいときはアニマルシェルター(動物保護施設)に直接出向いて、犬と面会し里親になるケースが一般的です。

犬を飼うと言えば、ペットショップを思い浮かべる日本とは違い、アメリカではアニマルシェルターから犬を迎えることが当たり前のようになっています。

小型犬と大型犬、どちらが人気か?

他の国々と比べてもアメリカの犬の飼育数は多いと言われています。そのうち、小型犬と大型犬の飼育頭数を比較すると、圧倒的に大型犬が多いようです。飼育頭数の約7割が大型犬というデータも出ています。

しかし興味深いことに、以前は大型犬飼育頭数が8割を超えていたことを考えると、最近では小型犬の人気が上がってきていることが分かります。

小型犬を選ぶ人が増えてきた理由の一つとして、子どもが成人し家を出た後の家庭で年配の方が犬を飼う場合、大型犬だと体力的に世話するのが大変と考えて小型犬を選ぶケースが増えていることが考えられます。

それでも、日本で人気なチワワやトイプードルのような超小型犬を選ぶ人は少なく、中型犬か、それよりも少し小さめのサイズの犬種を選ぶ人が多いようです。

アメリカ人に人気な犬種の傾向

前記のとおり、アメリカ人にとって犬はペットというよりも、家族の一員であり大切なパートナーです。日本でも同じように考えている方は非常に多いと思いますが、アメリカ人たちの認識はさらに一歩進んでいると、各国の愛犬家たちも評価しています。

例えば、日本人にとって、犬はかわいらしい子どものような存在であって、抱っこしたり、遊んであげたり、飼い主が親で犬が子どものような関係性を持っていることが多く観察されます。

それに対してアメリカ人は、犬は友だちのようなパートナーといった認識を持っていて、時には自分や家族を守ってくれる頼りになる相棒のような感覚で捉えています。それで、抱っこして歩くような小型犬ではなく、共に並んで歩くような大型犬を好む方が多いのです。

アメリカのドッグトレーニング事情

日本でドッグトレーニングと聞くと、「しつけができなくて問題行動を起こし、他の人や動物に迷惑をかける犬をしつけ直すために送り込む場所」といったイメージがあるかもしれませんが、アメリカでは違います。

アメリカでは、子犬時代からドッグトレーニングを受けさせることは一般的です。というのは、家族の一員としてだけでなく、人間社会の中で犬がごく自然に、ストレスなく生活することができるよう、ドッグトレーニングによってしっかりしつけ、マナーを身に着けさせることが大切だと考えている飼い主さんが多いのです。

この認識が広く広まっている結果、レストランに犬を一緒に連れて行ったり、公共の乗り物に乗って一緒に出かけたり、飼い主のパートナーとして、生活を共にすることができるのです。

それは、社会が犬を受け入れ易くさせ、飼育しやすい環境が整えられることにもつながっています。

屋内飼いと屋外飼いのどちらが多いか?

アメリカの住宅事情を思い浮かべると、敷地面積が広く、広い庭があり、そこで犬を放し飼いにして屋外で飼育しているイメージがあるかもしれません。

しかし実際には、屋外で犬を飼っている家庭は少ないと言われています。これは、犬を共に生活する友だちまたはパートナーとして認識しているため、当然屋内で一緒に生活するという考え方から来ているようです。

さらに、屋外で飼うと盗難に遭う恐れがあるという治安的な観点からも、屋内で飼う家庭が一般的です。

アメリカでは、土足のまま家に入る習慣があるので、散歩の後に犬の足を拭いたり洗ったりする習慣もありません。そのため、自分が帰宅してそのまま靴で入って行くのと同じように、犬も一緒に家に入ることに違和感を感じないのも、屋内で飼われる理由の一つかもしれません。

アメリカのペット保険事情

日本でもアメリカでも同じですが、獣医療には保険がきかず、治療内容によっては医療費が高額になることがあります。さらに、アメリカでは日本とは比べものにならないほどの治療費になることもあります。

この治療費の支払いをカバーするためにペット保険に入る飼い主さんも増えてきているようです。ただし、アメリカではこの保険自体の金額が高いと言われています。

そのため、屋内でペットと共に生活しながら、こまめに健康チェックを行いたいと思う人が多いようです。

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