柴犬に噛み癖があるのはなぜ?噛み癖を直すしつけの仕方をご紹介します!

柴犬に噛み癖があるのはなぜ?噛み癖を直すしつけの仕方をご紹介します!

update

日本犬の代表といっても良い「柴犬」は国内外問わず人気の高い犬種です。しかし柴犬の噛み癖に悩んでいる飼い主さんも少なくありません。飼い主に忠実で従順と言われる柴犬が噛み癖があると言われるのはどうしてでしょうか?ここでは柴犬が噛む理由としつけの方法を取り上げていきたいと思います!

update

噛み癖を直すしつけ方法

柴犬のしつけ

supercat/shutterstock.com

ここまでは子犬期のしつけとして何ができるかを見てきましたが、ここからは具体的に原因別にしつけの仕方を見てみましょう。

歯の生え変わり期の噛み癖

乳歯から永久歯に生え変わる時期はどうしても歯茎がむずむずして何かを噛みたくてしょうがないものです。この時期に噛み癖があるからといって噛むのをやめさせるのは逆効果です。

この時期は、犬用のゴムボールやガムなどの噛み応えのあるものを与えると良いでしょう。こうしたものを与えないと、今度は家具を噛んだり飼い主の手を噛んだりするようになるかもしれません。そしてこの癖が、大きくなっても噛み癖として残ってしまう可能性があります。

噛まれて困るものは愛犬の近くに置かない、または噛むと苦く感じるスプレーなどを利用することもできるでしょう。

遊んでいる時の興奮による噛み癖

子犬と遊んでいるとだんだん興奮して甘噛みしてくることがあります。

遊んでいるときに甘噛みを始めたら、そこで遊ぶのを中止しましょう。可愛いからといってそのまま遊んでいると「遊んでいるときに噛んでも飼い主は怒らない」と学習して噛み癖がエスカレートします。

ですから甘噛みを始めたらすぐに遊ぶのを中止し、「一緒に遊ぶ」という愛犬にとって楽しい体験を取り上げるのです。そしておとなしくなってから遊びを再開します。こうすることで「噛まなければまた遊んでもらえる」と学習するようになり、噛むのをやめるでしょう。

興奮が激しくなってきたら、一度クールダウンさせるためにケージに入れて休ませることも一つの方法です。

触られたり拘束されたりするのを嫌がって噛む癖

柴犬は警戒心の強い犬種のため、人に触られるが苦手な個体もいます。子犬のころからいろいろな人に接したり、飼い主がよく撫でたりすることで慣れる場合もありますが、それでもやはり触られるのが苦手な子もいます。

抱かれるのが嫌いでも撫でられるのは大丈夫な子もいれば、撫でられること自体ダメな子もいます。もしも撫でられたり抱かれたりするのがダメなことが分かったら、触ることや抱くことは控えましょう。

他の方法で愛情を表現することができるでしょう。一緒に散歩に行ったり遊んだり、一緒に過ごす時間を作るようにします。

飼い主の関心を引くために噛む癖

飼い主の関心を引きたくて噛んでくる柴犬もいます。

この場合は噛まれたからといって「こら!」「ダメ!」と反応しないようにしましょう。反応すると「かまってもらえた!」と勘違いをして、噛むことで関心を向けてもらえると思い込んで噛み癖を助長してしまうからです。

噛んでも構ってもらえないことをわからせましょう。上記で見たように、低い声で叫んだり無視したりするのも一つの方法です。

また飼い主の関心を引くために噛むのには、もしかしたら何か理由があるのかもしれません。例えばフードや水がなくなっている、トイレが汚い、散歩に十分に行けずストレスがたまっているなどです。

こうした欲求不満を解消することで噛み癖が落ち着くこともあります。欲求不満があるのに噛み癖を直すことばかりに焦点を当てても、噛み癖は直らないかもしれませんね。

主従関係の逆転による噛み癖

主従関係が逆転すると、愛犬が「触るな」「いうことを聞け」といって飼い主に命令する意味で噛むようになります。

愛犬と飼い主の間の信頼関係を築きなおしましょう。時間が必要ですが、いつでも毅然とした態度で接するようにしましょう。こうして飼い主がリーダーだとわからせることが大切です。

威嚇による噛み癖

警戒心の強い柴犬ですが、過去に体罰を受けたことがあると警戒心がさらに強くなり、身を守るために威嚇で噛むようになります。

こうならないためにも決して体罰はしないようにしましょう。体罰は飼い主との信頼関係も損ないますし、主従関係の逆転にもつながりかねません。

まとめ

柴犬の子供

Svetography/shutterstock.com

今回は柴犬の噛み癖の原因としつけ方法についてみてきました。

柴犬の噛み癖で悩んでいる方は少なくありませんが、噛み癖は子犬のころからのしつけで解決ができる問題です。

飼い主に従順ですが警戒心が強く気難しい一面もある柴犬は、しつけが簡単な犬ではありませんが、賢いので教えたことは学習しますし、確実にしつけは可能です。愛情をもって根気強く接しましょう。

どうしても手に負えない場合は、プロのトレーナーの手を借りるのも一つの方法ですね。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板