犬種グループの概要を紹介！10に分類された犬種の特徴を知ろう！

update2020/04/04

犬には様々な種類がおり、その特徴は犬種によって大きく異なります。主に10のグループに分かれていますが、それぞれの犬種グループの概要を知るなら、犬種ごとの特徴をつかむことが出来るでしょう。これから犬を飼おうと検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね。

update2020/04/04

犬種グループ概要⑥：嗅覚ハウンド

Eric Isselee/shutterstock.com

嗅覚ハウンドとは、嗅覚によって獲物を追う獣猟犬たちです。

嗅覚と吠えることで獲物を追いかけていくスタイルをもった狩猟犬です。

このグループに属する犬種はどの犬も非常に優れた嗅覚を持ち合わせています。また獲物を見つけたら強く吠えるのも特徴です。「良く吠える」ので、時と状況によっては飼い主さんを困らせることもあるでしょう。

また嗅覚を使って獲物を追いかけることが仕事なので、強い執着心を持ち合わせています。

Alexey Stiop/shutterstock.com

鳥猟犬として活躍する犬です。主にポインターとセターに分かれます。

ポインター・セターは鳥猟犬として活躍してきた歴史があります。山の中を走り回って鳥を発見して、その位置をハンターに知らせるのが主な役割です。

獲物を見つけた時に、鼻先を突き出して片足を上げるポーズをして獲物の場所を知らせるのですが、これをポイントと呼びます。

また獲物の前で伏せることによっても獲物の位置をハンターに知らせるのですが、これをセット（セター）と呼びます。

ポイント・セッターという名称はこれらの動作から来ているのですね。

走り回って獲物を見つけたり、その後、獲物を逃さないようにずっと見張ったりする必要があるので、体力に優れており、忍耐力のある犬種が多いのが特徴です。

Eric Isselee/shutterstock.com

⑦と同じく鳥猟犬ですが、⑦のポイント・セッター以外の鳥猟犬を指します。

人間のハンターと協力して鳥を捕えることが主な仕事です。

人間が銃で撃ち落とした獲物を拾ってきたり、隠れている鳥を見つけて飛び立たせたところをハンターが狙うこともあります。泳ぎが得意な犬種もおり、撃ち落とした鳥を泳いで捕まえるウォータードッグも含まれています。

とても高い協調性と理解力を兼ね備えているのが特徴です。

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家庭犬、愛玩目的の犬です。

何か仕事を与えることが目的ではなく、可愛がられるために品種改良された犬種になります。家庭犬でもあるため、身体が小さく従順で飼いやすい犬種が多いです。もともとは貴族のために品種改良されたものですが、現在では多くの犬が愛玩犬として扱われています。

このグループに属する犬種は可愛らしさや個性的な容姿になるよう改良されています。犬の能力よりも見た目重視に改良されている点が、その他のグループと大きく異なっています。

Eric Isselee/shutterstock.com

優れた視力によって獲物を追跡する狩猟犬です。

見つけた獲物を追跡するために作られた犬種です。そのため優れた視力と走力が備わっています。

元々は温和な性格を持っている犬種ですが、獲物を見つけてしまうと興奮してしまうこともあります。