ラブラドゥードルってどんな犬種?おすすめポイントや飼い方のコツを紹介!

ラブラドゥードルってどんな犬種?おすすめポイントや飼い方のコツを紹介!

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ラブラドゥードルという名前を初めて聞く方も多いのではないでしょうか?ラブラドゥードルは最近出てきた犬で、「ドゥードル」とも呼ばれ最近人気が高まっている犬種です。ここではラブラドゥードルの性格や見た目の特徴、さらには飼い方のコツやおすすめポイントをすべてまとめています。

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ラブラドゥードルってどんな犬?

ラブラドゥードルの子供

Eric Isselee/shutterstock.com

みなさんは「ラブラドゥードル」という犬を聞いたことがありますか?きっとラブラドゥードルという名前を初めて聞く方も多いのではないでしょうか?

ラブラドゥードルは最近出てきた犬で、名前は知らなくてもテレビやSNSなどでも見かけたことがあると思います。プードルよりも大きいけどぬいぐるみのようなかわいらしい犬です。

「ドゥードル」とも呼ばれ最近人気が高まっている犬種です。抜け毛が少ないためアレルギーが起こりにくく、フレンドリーなためセラピー犬としても活躍が期待されていますよ。

ではそんな「ラブラドゥードル」についてみてみましょう。

ラブラドゥードルの歴史

1970年代にハワイに盲目の女性がいました。彼女は盲導犬を探していましたが彼女の夫が犬アレルギーがあったのです。それで犬アレルギーのある夫でも大丈夫な盲導犬はないか?と思っていました。

そのことを知ったオーストラリアの盲導犬協会のスタッフが、彼女のために賢く訓練能力の高いラブラドールレトリーバーと、抜け毛が少なくアレルギーになりにくいスタンダードプードルの交配を思いつきました。

こうして誕生したのが「ラブラドゥードル」です。予想通り生まれた犬のうち一匹に対してはアレルギーが出なかったため、無事に盲導犬としてこの女性の元に送られました。

ところがその後も交配は続けられたものの、交配の結果は必ずしもアレルギーフレンドリーではなく、子犬の特徴が予測できませんでした。そのため盲導犬というよりも家庭用のペットとしての交配が進められていったようです。

しかしラブラドゥードルに関心を持ったオーストラリアのブリーダーたちによって、抜け毛の少ないアレルギーフレンドリーな犬種を作り出すための犬種改良が進められました。

こうして誕生したのが「オーストラリアン・ラブラドゥードル」です。セラピー犬として活躍しています。

ラブラドゥードルは雑種?

ラブラドゥードルは「ジャパンケンネルクラブ(JKC)」の公認犬種ではありません。また国際的な統括団体である「国際畜犬連盟(FCI)」でも公認されていません。

ですからラブラドゥードルはまだ血統が確定していない犬種といえます。そのため日本では雑種という考え方がされており、JKCの血統書は発行されていません。

しかし「日本オーストラリアン・ラブラドゥードル協会」といった団体がラブラドゥードルの血統書を発行しています。

ラブラドゥードルの体の大きさ

ラブラドゥードルはラブラドールレトリーバーとプードルの交配ということで3つの大きさになっており、オーストラリアン・ラブラドゥードル協会によって決められています。

・スタンダード プードルと同じく、一番大きいサイズは「スタンダード」とされています。ゴールデンレトリバーと同じようなサイズ感があります。

体高53〜63センチ、体重23〜30キロの大型犬となっています。

・ミディアム ミディアムはボーダーコリーやダルメシアンと同じようなサイズ感です。

体高43〜52センチ、体重13〜20キロの中大型犬といったところでしょうか。

・ミニチュア ミニチュアとはいうものの、ミディアムよりも小さい程度と考えた方が良いでしょう。サイズは柴犬やビーグルくらいです。

体高35〜42センチ、体重7〜13キロですので、ほとんどは10キロ超えの中型犬に属します。

ラブラドゥードルの胴体は四角くコンパクトで、程よい骨格と強い筋肉を持っています。両目は離れており丸い鼻に垂れ耳で愛嬌のある顔といえるでしょう。

ラブラドゥードルの寿命

ラブラドゥードルの平均寿命はどのくらいでしょうか?

一般的に平均寿命は10〜12年ほどといわれています。他の犬種同様に体が小さいほど寿命は長い傾向にあります。そのためミニチュアは寿命が長く、スタンダードは寿命が短い傾向にあるといわれています。

ラブラドゥードルが誕生してからまだ数十年ですし、個体数も少ないため、寿命に関することやかかりやすい病気やその治療法などまだまだ研究段階であるといっても良いでしょう。

ただしプードルとラブラドールレトリーバーとの交配ですので、プードルやレトリーバー系がかかりやすい病気には注意が必要かもしれませんね。

ラブラドゥードル

Eric Isselee/shutterstock.com

ラブラドゥードルの被毛

ラブラドゥードルは3パターンの毛並みと10種類以上の毛色があります。

■毛並み 艶があるアンゴラのような柔らかい毛質で緩やかなウェーブカールがありますがブラッシングで簡単に手入れができる「フリースコート」、子羊のようなゆるい巻き毛でヒツジほど密集はしていませんが毛の生え方は厚くしっかりしているように見える「ウールコート」、換毛期に抜け毛がある「ヘアーコート」の3種類です。

基本的に毛の長さは10〜15センチほどでウェーブや巻き毛となっています。ヘアーコートは若干のにおいがあったり抜け毛があるためアレルギーフレンドリーではありませんが、普通のペットとして飼うには問題ありません。

■毛色 「チョーク」:基本的に白色で鼻の色は黒かローズピンクです。

「クリーム」:クリーム色で鼻の色は黒はローズピンクです。

「ゴールド」:ゴールドの濃淡色で根本より外側の色は明るめです。成長とともに薄くなることもあります。鼻の色は黒です。

「キャラメル」:濃いゴールドから深いレッドまでの中で幅広いですが、理想はキャラメル色です。鼻の色はローズピンクです。

「レッド」:濃い赤茶色で外側の方が毛色が明るくなっています。成長とともに明るくなることがあります。鼻の色は黒です。

「ブラック」:毛色は黒く、鼻の色も黒です。他の色が混じっていてはいけません。

「シルバー」:明るい青みがかった灰色から暗い灰色まで幅がありますが、全体的に色が均一になっているものが望ましいでしょう。

「ブルー」:暗い青から灰色がかった青色まで様々ですが、生後1〜3年で黒から徐々に毛色が変化していきます。鼻の色は体と同じ色です。

「チョコレート」:生まれたときは黒ですが、徐々にチョコレート色へと変わっていきます。鼻の色はローズピンクです。

「カフェ」:ミルクチョコレート色からシルバーベージュ色と幅広く、鼻の色はローズです。

「ラベンダー」:ピンク色やライラック色です。最初はチョコレート色ですが1〜3年で徐々に変化します。鼻の色は毛色と同じです。

「パーチメント」:ミルクたっぷりのコーヒー色です。最初はミルクチョコレート色ですが徐々に変化します。鼻の色はローズです。

「パーティ」:50%以上が白色でぶちや斑点があります。頭は単色でマズルとブレーズの両方もしくはいずれかが白で左右対称です。

「ファントム」:2色が組み合わされており片方の色が、両目の上、マズルの横、のどとあごと胸の蝶ネクタイ模様、脚の先端、しっぽの付け根に出ています。

「アブストラクト」:白が50%未満です。

「セーブル」:単色の毛先に黒が混ざっています。

「ブリンドル」:明るい毛色に黒が均一に混ざるためトラ縞模様になります。

このようにカラーバリエーションが豊富なのもラブラドゥードルの特徴の一つかもしれませんね。

ラブラドゥードルの性格

ではラブラドゥードルの性格はどうでしょうか?基本的に親であるプードルとラブラドールレトリーバーの性格を受け継いでいるといって良いでしょう。

どちらも賢い犬種ですのでラブラドゥードルも賢くしつけがしやすく、聞き分けの良い子がほとんどです。賢いゆえに家庭の中でも序列を付けたがるため、家庭に迎え入れたら子供たちにもお手やお座りといったしつけをさせると良いでしょう。

また基本的に社交性がありフレンドリーな犬種ですので、他の犬とも仲良くし問題を起こすことはほとんどありません。大変人懐っこいので、小さい子供がいても安心して飼うことができます。

さらに、人の感情を汲んで癒してくれるためセラピー犬としても活躍しています。現在も老人ホームや身体障がい者施設等でセラピー犬として活躍しているラブラドゥードルがいます。

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