犬が虫を食べようとするのはどうして?犬が食べてはいけない虫には要注意!

犬が虫を食べようとするのはどうして?犬が食べてはいけない虫には要注意!

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皆さんの愛犬は虫が好きでしょうか?犬が虫で遊んでいるだけならまだいいですが、口の中に入れて咀嚼したり飲み込んだりすることもあります。犬は虫を食べても大丈夫なのでしょうか?虫好きな愛犬に対して何か対策を講じる必要があるのでしょうか?ここでは犬が虫を食べる時の疑問やトラブルについてご紹介します。

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犬が虫を食べようとするのはなぜ?

虫を加える犬

Matyas Rehak/shutterstock.com

皆さんの愛犬は虫が好きでしょうか?道端で動いている虫を見つけたなら、追いかけて前足でちょっかいをだしたり、ちょっと噛みついたりすることがあるのではないでしょうか。

犬が虫で遊んでいるだけならまだいいですが、口の中に入れて咀嚼したり飲み込んだりすることもあります。飼い主の私たちとしては、ちょっとびっくりしてしまいますよね。愛犬が虫を食べる姿は見ていて気持ちのいいものではありませんし、食べても問題がないのか気になります。

犬は虫を食べても大丈夫なのでしょうか?虫好きな愛犬に対して何か対策を講じる必要があるのでしょうか?あるとすれば、どんな対策ができるでしょうか?

ここでは犬が虫を食べる時の疑問やトラブルについてご紹介します。まず最初に、犬が虫を食べようとする理由や、虫を食べることについてどんな見方を持てばいいのかを考えてみましょう。

犬が虫を食べようとすることはよくある

犬が虫を食べようとすることってよくあることですよね。お家の中にはゴキブリやクモ、ヤモリなどがいます。また庭や散歩中ではアリや蜂、カマキリなどの多種多様な虫と遭遇するでしょう。カエルなどと出会うこともあります。

虫を見かけた時の犬の反応はどんなものでしょうか?大抵の場合はその虫を追いかけたり、遊んだり、食べたりします。私たち人間とは真逆の反応ですね。虫が苦手な人にとっては全く持って考えられない行為です。犬がそうしているところさえ見ていられないでしょう。

愛犬には普段からしっかりとドッグフードを与えているのに、どうして虫を食べようとするのでしょうか?おやつ代わりに普段とは違った味を楽しみたいのでしょうか?実は犬が虫を食べようとするのは、犬自身にはどうしようもない理由があったのです。次の項目でご説明します。

犬が虫を食べようとするのは本能的なもの

犬が虫を食べようとするのは、本能的な欲求があるからです。つまり、犬たちは何かを考えて虫を食べようとするわけではなく、虫を見た時に居てもたってもいられなくなり「ついつい口に入れてしまう」ということなのです。

犬たちは本来狩りをして日々の食事を獲得していました。その相手は小動物であったり虫だったりしました。犬たちは飢えてしまわないよう、生まれ持った狩猟本能が与えられています。つまり獲物を見つけたなら、それに集中し狩りをしたくなるという欲求を持っているのです。

犬は相手が自分の獲物かどうかをどのように判断しているのでしょうか?もちろん、見た目やニオイや音などで総合的に判断しているのですが、主には相手の大きさと動きです。小さいものが動いているならその対象を獲物として感じ取り、狩猟本能に火がつくようになっているのです。

実際にそのようにして犬たちはエサを獲得していました。小動物を捕えていましたし、小さな虫たちも食べて必要な栄養源としていたのです。

飼い犬として生活している犬たちは狩猟する必要性はありません。それでも生まれ持った本能はあります。小さくて動くものを見つけるなら、どうしてもそれを捕えて食べたくなってしまうのです。虫は絶好の相手だと言えますね。犬が虫を食べようとするのは仕方のないことなのです。

犬は虫を食べてもいいの?

犬の鼻に蝶

Annette Shaff/shutterstock.com

犬が虫を食べてしまうことがあるのは理解できました。では、犬は虫を食べても問題ないのでしょうか?

基本的には問題ないと言われています。虫の基本的な栄養素はタンパク質です。野生の犬たちにとって虫は貴重な栄養源です。飼い犬たちが虫を食べる時も、同様の栄養素として消化吸収されます。

犬によって咀嚼され飲み込まれた虫は胃で消化されます。ですからたまに虫を食べたくらいでは、大きなトラブルにつながることは滅多にありません。

しかし害が絶対にないとも言い切れないのは事実です。虫の中には危険な成分を含んでいるものもいます。寄生虫を持っている虫もいます。そんな虫たちを食べてしまうのは避けたほうがいいでしょう。

犬が食べてはいけない虫もある

蜂

Peter Waters/shutterstock.com

犬はどんな虫でも口の中に入れてしまいがちです。しかし犬が食べてはいけない虫もいます。ですから、飼い主さんたちが犬が食べるべきでない虫たちを把握しておくといいでしょう。

もし目の前にこれから紹介する虫があらわれたなら、食べてしまうリスクを無くすためにその場から離れてしまうのが賢明です。

蜂は人間でも怖い虫のひとつですよね。犬が虫を食べようとするのは危険です。これは毒素が含まれているというよりも、食べる過程で刺されてしまう可能性があるからです。飛んでいる蜂は犬の興味をそそるものかもしれません。飛んでいる蜂をパクッと一飲みにしてしまうかもしれません。そうなると、口の中や食道を刺されてしまう可能性があるのです。

蜂に刺されてしまうなら、人間だけでなく犬も命の危険を抱えることになります。それはアナフィラキシーショックが起こる危険があるからです。刺されてから数分で様子がおかしくなるでしょう。吐いたりよだれを流したりするかもしれません。そのままにしておくなら死んでしまうこともあります。すぐに病院に連れていきましょう。

蛾の幼虫(毛虫)

蛾も犬にとっては危険な虫だと言えます。蛾の鱗粉には不快にさせる成分が含まれており、犬が口に含んだとしてもすぐに吐き出してしまうでしょう。犬が蛾を食べてしまうことは滅多にありません。しかし、蛾の幼虫には注意が必要です。

蛾の幼虫にはたくさんの毛が生えています。しかし普通の毛虫と違って、その毛には毒があります。犬が知らず知らずに食べてしまうなら、その毒によって口の中が荒れたり、皮膚炎を起こしたりします。一度付着した毛はなかなか取れないので、擦ったりすることで症状が悪化することも多々あります。

蛾の幼虫は見た目からして危険な色をしていますから、犬が食べてしまう前に発見しやすいかもしれません。

ゴキブリ

ゴキブリは少し注意が必要な虫です。ゴキブリ自体には何の害もありませんから、食べてしまったとしても心配する必要がありません。しかし、ゴキブリは狭い場所など色々な場所を徘徊しているものです。

ゴキブリの身体には、もしかしたら殺虫剤の成分などが付着しているかもしれません。ゴキブリ用の殺虫剤にはホウ酸などが含まれています。ホウ酸は犬にとっても害となるもので、少量摂取しただけでも死に至るかもしれません。

また、ゴキブリがサルモネラ菌などを保有している可能性があります。犬であってもサルモネラ菌によって発熱、嘔吐、下痢などを引き起こす可能性があるのです。

ヒアリ

ヒアリは一時期話題になった殺人アリです。ヒアリは毒を持っています。噛まれることで人間でも犬でもアナフィラキシーショックを引き起こしてしまう可能性があります。

ヒアリが近くに生息している可能性は低いかもしれませんが、全くないとは言えません。犬が美味しそうにありをなめたり食べたりするなら、その際に噛まれてしまうかもしれません。小さくて注意しづらい虫ですから、飼い主さんが意識しておきたいですね。

寄生虫をもつ虫

寄生虫を持つ虫たちにも注意しておくと良いでしょう。寄生虫を持つ虫を食べたからといって犬が寄生されるとは限りません。しかし、食べることができるほど近くにいるなら、いつのまにか感染してしまってもおかしくはありません。

寄生虫による影響はとても大きいので、出来るだけ配慮して近づかないようにしておきましょう。たとえば寄生虫をもつどんな虫がいるでしょうか?

・カマキリ カマキリにはハリガネムシと呼ばれる寄生虫が寄生しているようです。ハリガネムシは人間にも寄生することがあります。犬たちも同様です。ハリガネムシに寄生されたからといって命を失うようなことはありませんが、悪影響は与えますので原因は避けたほうがいいでしょう。

普通の犬がハリガネムシに寄生されることは滅多にありませんが、注意はしておいた方がいいですし、気になるようであれば病院で診察してもらいましょう。

・蚊 蚊の寄生虫といえばフィラリアです。蚊に刺された犬はフィラリア症になる可能性があります。犬の体内に入ったフィラリアは半年ほどで成虫までに成長し、心臓の働きなどに悪影響を及ぼすようになります。フィラリアによって心臓が破壊されてしまうため、心臓や血管、また肝不全などの問題へと発展します。

ただし、犬が蚊を食べてフィラリアに感染する可能性はほとんどありません。フィラリアが成長するには半年かかりますが、それよりも先に胃液が消化してしまうからです。むしろ、犬が蚊を食べようとする環境であれば、近くにたくさんの蚊がいることになりますよね。

当然蚊に刺されてフィラリア症になる可能性も高くなります。フィラリア症をさけるためにも蚊の多い場所にはいかないようにしましょう。

カエル

一部のカエルは毒性をもっていますから、食べてしまうことで中毒症状を発症してしまうかもしれません。

また、カエルにはマンソン裂頭条虫が寄生している可能性があります。犬に寄生する可能性もあります。田園地帯などでは感染の危険が高いので注意が必要です。これに感染するなら、下痢や嘔吐の症状が出てしまいます。

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