老犬ホームってどんなところ?老犬介護施設を選ぶ際のポイントを解説!

老犬ホームってどんなところ?老犬介護施設を選ぶ際のポイントを解説!

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近年は飼育環境が良くなったことや犬猫に対する医療の向上などの影響から、犬の平均寿命も延びています。こうした様々な要因から、最近では「老犬介護施設」や「老犬ホーム」が増えています。そこで今回は老犬介護施設や老犬ホームとは何か、老犬介護施設を選ぶ際のポイントなどを取り上げてみることにしましょう。

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老犬介護施設選びの注意点

スタッフの男性

Dmytro Zinkevych/shutterstock.com

では続いて老犬介護施設を選ぶ際の注意点を見てみましょう。

人里離れた施設の注意点

老犬介護施設の中には人里離れたところにある施設があります。自然豊かで広い敷地があるためドッグランが併設されていたり、犬たちの部屋も大きくゆとりのある設計になっていたりすることが多いようです。体の大きな大型犬には合っているかもしれませんね。

ただしこうした人里離れた施設の場合は、交通の便がよくないということがあります。そのため、車を運転しない方は面会に行きたくても交通手段がないことも考えられます。また遠いところにあるために、あまり面会に行けないかもしれません。月日の流れとともに面会に行かなくなることも考えられます。

またそういった場所ですから近くに動物病院もなく、万が一の場合にすぐに獣医師が来てくれるかどうかも不安です。獣医師が常駐しているなら安心ですが、そうでない場合は獣医師の手配について事前に確認すると良いでしょう。どこから獣医師が来てくれるのか?連絡してから獣医師の到着までどのくらいかかるのか?など詳しく聞いておけばもしもの時に安心です。

住宅街の中の施設の注意点

中には住宅街などにある老犬介護施設もあります。この場合は交通の便が良いので、面会に行きやすいかもしれませんね。しかし街中にあるということは、施設はさほど大きくないことが考えられます。敷地面積が狭いのでこじんまりした作りになっており、大型犬でしたら狭く感じるかもしれません。

また敷地が狭いため犬たちの部屋も狭く、ケージ内で預かっている可能性もあります。ケージに入れっぱなしということはないと思いますが、適度に運動ができるスペースもあるかどうか確認しておくと良いでしょう。

さらに街中にある老犬介護施設で発生しやすい問題は、近隣の住民とのトラブルの可能性です。

街中にはいろいろな方が住んでいますので、中には犬が嫌いな人もいるでしょう。そういった方たちのなかには老犬介護施設ができること自体反対していた人もいるかもしれません。何かトラブルが起きるたびに摩擦が生じ、大きな問題になることもあるかもしれません。

過去には、嫌がらせでドッグランや公園に毒や除草剤を撒いて多くの犬や猫が中毒を起こすというニュースもありました。

あなたの愛犬がこうしたトラブルに巻き込まれないように、施設周辺の住民はどう思っているのかを確認してみると良いですね。施設周辺を一度散策してみたり、口コミ情報などをチェックしたりするのも一つの方法でしょう。

経営者や責任者と話し合いを行う

愛犬を老犬介護施設に入居させる前には、経営者や責任者としっかり話し合いを設けてください。

中には、さほど犬は好きではないが老犬介護施設の経営はお金になるからやっているというビジネス的な考え方の経営者もいます。もちろんビジネスですので甘い考え方をしていられませんが、犬に対して愛情が全くない方に愛犬を預けたいと思うでしょうか。

もちろん老犬介護施設の経営者や働いているスタッフの多くは、犬が好きで愛情をもって世話をしてくれます。しかし現実にはすべての施設がそうだとは言い切れません。

ですから施設を選ぶ際には、上記で見た「施設の選び方」はもちろんですが、経営者やそこで働く人たちの考え方を確認することをおすすめします。パンフレットを見るだけで決めるのではなく、実際に足を運び自分の目で見て確認し、話し合いの場を設けましょう。

まとめ

近年「老犬介護施設」がどんどん増えています。愛犬を介護施設に入れることを検討している方はぜひ、愛犬のニーズに合った信頼できるところを探してください。そのためにも、決める前には経営者や責任者と話し合いをし、安易に決めないようにしましょう。

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