ドーベルマンピンシャーとドーベルマンって同じ犬?特徴や飼い方のポイントも解説!

ドーベルマンピンシャーとドーベルマンって同じ犬?特徴や飼い方のポイントも解説!

update

”ドーベルマンピンシャーとドーベルマンは同じ犬種なの?”という疑問を持たれている方は少なくありません。ここでは名前が紹介や記載に違いがある理由や、ドーベルマンの特徴や飼い方のポイントを解説します。

update

ドーベルマンの飼い方のポイント

ドーベルマンの子供

Jagodka/shutterstock.com

ドーベルマンの飼育のポイントをご紹介しましょう。

ドーベルマンに適した環境

短毛のドーベルマンは外気温による影響を受けやすいので、室内での飼育が適していると言われています。室内で飼育する場合は、しつけが完璧にできるまでケージの中で飼いましょう。

なぜなら、もししつけができていないドーベルマンが脱走してしまうと、誰かをケガさせてしまう可能性があるからです。ドーベルマンのしつけが完璧にできたら、飼い主さんが自宅にいるときはケージに入れる必要はありません。

でも万が一に備えて、お留守番のときはケージに入れるようにしましょう。また室内でフリーにする際には、誤って脱走しないようサークルを設置するなどの工夫をされることをおすすめします。

室内飼いで注意したいこと

ドーベルマンは体が大きい大型犬である上、とても活発な犬種です。そのため、狭い環境の中で十分に体を動かすことができないと、ストレスが溜まってしまうことでしょう。

ですからドーベルマンを家族として迎えることを検討しているなら、のびのびと過ごせるスペースと落ち着いて過ごせる、静かな環境を提供してあげるようにしましょう。

また、ドーベルマンは硬い床の上に同じ姿勢で長い時間過ごすと、肘に水ぶくれができてしまう傾向にあります。床に毛布などを敷いたり、ハウス内にも柔らかいクッションなどを敷いたりするなどして、快適に過ごせるよう工夫が必要です。

しつけのコツ

ドーベルマンを飼う上でしつけはとても重要です。ドーベルマンは飼い主さんや家族に対してはとても愛情深い面を見せてくれますが、警戒心や縄張りが強い一面も持っています。

飼い主さんなどのリーダーのもとでは従順な性格を見せますが、信頼できるリーダーがいない場合は自分が上に立とうとするため、噛みつきや威嚇などの問題行動に発展することもあります。

このような問題行動を起こさないためにも、飼い主さんがドーベルマンの上にリーダーとしてしっかり立ち、毅然とした態度でしつけをすることはとても重要なのです。

手入れの仕方

ドーベルマンの被毛は短毛である上、硬質なのでお手入れがしやすいと言えるでしょう。しかし、1年を通して抜け毛があるスムースコートと呼ばれる構造をしているので、抜け毛が多いのが特徴的です。

そこで抜け毛対策として、ブラッシングやシャンプーなどを定期的に行う必要があります。

ドーベルマンの寿命

ドーベルマンの平均寿命は10~13才が一般的と言われています。大型犬なのであまり長くないと言えるでしょう。少しでも健康で長く生きてもらうためには、かかりやすい病気をよく知り、予防対策をすることが大切です。

また、ドーベルマンのシニア期は5~6才頃から始まりますので、その時期を迎えたら定期的に健康診断を受けるようにしましょう。

それに加え、適切な量の運動をすることと、ストレスを与えない環境を提供することが寿命をのばすことにつながります。

ドーベルマンがかかりやすい病気

ドーベルマンがかかりやすいと言われている病気には、次のようなものが挙げられます。

・胃捻転 ドーベルマンなどの胸の深い犬種は、胃が捻じれることによって生じる胃捻転にかかりやすい傾向にあります。胃捻転により胃の中にガスが発生し、血の巡りが悪くなってしまうことで、捻じれた胃の細胞部分が死んでしまうケースもあります。

症状としては呼吸が荒くなる、吐き気はあるが嘔吐はしない、お腹がはっている、落ち着きがないなどの様子が見られるようになります。

・拡張型心筋症 ドーベルマンなどの大型犬種は、拡張型心筋症にかかりやすいリスクがあります。運動を嫌がる、疲れやすい、体重の減少、咳をする、呼吸が早いなどの症状が見られるようなら注意が必要です。

・甲状腺機能低下症 甲状腺機能低下症も大型犬がかかりやすい病気のひとつです。ホルモンが減少することでバランスが崩れ、基礎代謝や全身の器官の機能が低下していきます。そのため、体温の低下、顔や全身のむくみ、脱毛、動作が鈍くなる、皮膚の色素沈着などの症状があらわれようになります。

まとめ

ドーベルマンピンシャー

Erik Lam/shutterstock.com

ドーベルマンピンシャーについてみてきましたが、いかがでしたか?

ドーベルマンピンシャーはドーベルマンと同一の犬種で、なぜそのように呼ばれるようになったのかを知ることができました。

日本では同じ犬種が二つの名前で知られているので、困惑している方も少なくありません。あなたのお友達で困惑している方がいたら、その歴史やいきさつを教えてあげてくださいね。

そしてドーベルマンを家族として迎えることを検討しているなら、是非迎える前に心地よい飼育環境を整えてあげましょう。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板