キャバリアはトリミング必要な犬種?おすすめのキャバリアのカットスタイルを紹介

キャバリアはトリミング必要な犬種?おすすめのキャバリアのカットスタイルを紹介

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イギリス生まれのキャバリアはグルーミング犬種なので、本来カットする必要はありません。しかし、清潔さの維持や安全面など快適な生活を送れるようにするために、被毛をカットすることもあります。そこでこの記事では、キャバリアの特徴やそれに合ったトリミングスタイルを解説していきたいと思います。

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キャバリアにトリミングは必要?

ペット用のバリカンやハサミ

Masarik/shutterstock.com

ではキャバリアにはトリミングは必要なのでしょうか?

トリミングとは?

毛をカットしてきれいに整えることをトリミングと言いますが、一般的にはハサミやバリカンを使ったお手入れのことを指しています。

犬の被毛には長毛と短毛、シングルコートとダブルコートなどの種類があり、トリミングが必要な犬種と不要な犬種がいます。

一般的に毛が伸び続けるシングルコートの長毛を持つ犬種はトリミングが必要な犬種と言われており、プードルやマルチーズ、ビションフリーゼなどが代表的な犬種として挙げられます。またトリミングにはカットに加え、ブラッシングや耳掃除、爪切りなどの全身ケアも含まれています。

キャバリアのトリミングとは?

キャバリアはロングコートの犬種に該当しますが、ダブルコートの犬種でもあります。ダブルコートとは上毛と下毛の2層の毛で構成されています。

上毛をオーバーコート(トップコート)、下毛をアンダーコートと呼ばれています。

上毛は太めで硬い毛質をしており、1年中生えている被毛なので、換毛期に関係なく自然に抜け落ちます。

一方下毛は、細くて柔らかく保温性がある毛質をしており、年に2回の換毛期に毛が抜けます。

キャバリアはトリミングを必要としない犬種ですが、部分的に長い飾り毛が生えているので、衛生や安全を考えて、さらに見た目を良くするためにもトリミングをしている方が多くいるようです。

キャバリアをトリミングするメリットとは?

長い毛が特徴のキャバリア

otsphoto/shutterstock.com

本来トリミングをする必要のないキャバリアですが、トリミングをすることでメリットが得られます。

メリット①抜け毛の対策

キャバリアはダブルコートなので抜け毛が多く、特に換毛期になると多くの抜け毛が目立つようになります。

そのため、下毛であるアンダーコートだけを取り除くブラッシングをしたり、被毛を短くカットしてあげると、抜け毛対策につながります。

メリット②清潔さの維持

キャバリアは垂れた耳や胸部、四肢に飾り毛が生えています。そのため、食事の時に飾り毛が容器の中に入ってしまったり、床に被毛を引きずるなど身体が汚れやすい傾向にあります。

特にお尻周りの被毛は便が付きやすく不衛生になりがちなので、カットすることでいつも清潔な状態を維持できます。

また、足の裏の毛が伸びていると、フローリングで滑りやすくなり、ケガなどにつながるのでカットすべき部位と言えるでしょう。

このようにトリミングで被毛全体を整えてあげるなら、清潔さにつながりとても衛生的です。

メリット③病気予防になる

トリミングをする際、体に触れてよく見る機会ともなるので、体の変化に気付きやすく病気の早期発見につながるというメリットもあります。

特にキャバリアの耳は垂れているため通気性が悪く、耳の病気になりやすい傾向にあります。耳の内側の毛をカットするなら、病気の予防につながるでしょう。

メリット④熱中症予防

キャバリアはダブルコートの被毛をしているので、夏の暑さをとても苦手としています。トリミングをして被毛をスッキリとカットすれば、暑い夏でも快適に過ごせるでしょう。

キャバリアのカットの頻度はどのくらい?

かわいいキャバリアの子犬

Evgeniia Shikhaleeva/shutterstock.com

キャバリアはトリミング犬種ではないので、基本的に毎日のブラッシングが基本となっています。カットは月に1度を目安として行えるでしょう。

その際、お好みでカットすることもできます。

キャバリアのカット料金の相場は?

キャバリアのカット料金は地域によって価格が異なりますが、おおよその料金相場は、シャンプー4500円~、カット6000円~が目安となっています。

時間はシャンプー1時間~2時間、カット1.5~3時間が目安となっています。

キャバリアの子犬のカット

キャバリアの子犬の場合、ワクチンプログラムが終了して2週間~1ヶ月経過していれば、免疫力や体力の点で安全にトリミングができる状態になっているので、シャンプーやカットを始めることができます。

ワクチンプログラムが終了するまでは、ブラッシングや爪切りなど簡単にできるお手入れを自宅で行い、清潔さを維持しましょう。

キャバリアのシニア犬のカット

汚れやすい部位があれば、毛を短くカットすることができるでしょう。

こまめなシャンプーは控え、普段のブラッシングに加えて、グルーミングスプレーなどで拭いてあげるようにしましょう。そして、シャンプーをする際には、ぬるま湯でやさしく洗ってあげましょう。

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