柴犬はしつけが難しく飼いづらいって本当?初心者が柴犬を選ぶ時のポイントとしつけ方のコツとは?

柴犬はしつけが難しく飼いづらいって本当?初心者が柴犬を選ぶ時のポイントとしつけ方のコツとは?

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柴犬はよく「しつけにくい」「初心者には難しい」といわれる犬種です。しかし、素朴でチャーミングな姿や忠実な性格ゆえに飼うなら絶対柴犬がいいという方も多いです。そこでこの記事では、柴犬の性格や特徴から本当に初心者には難しい犬なのかどうかを解説します。さらに、どんなしつけが効果的かも一緒にご紹介します。

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柴犬のしつけのポイント

柴犬と飼い主

pixabay.com

独立心が強いので柴犬のしつけは難しいといわれていますが、賢く忠実な犬種なので、ポイントさえ押さえれば、むしろしっかりとしつけることができます。

しつけは飼い主さん次第です。犬のせいにせず、覚悟を持って、正しい知識と誠実な愛情を持って取り組めば、柴犬は必ず応えてくれます!

主従関係を明確にする

しつけを成功させる一番のポイントは、飼い主さんが強いリーダーシップを発揮することです。

犬は人を見るとよくいわれますが、柴犬は知能が高く観察力も優れているので、飼い主さんの心や頭の中にある精神や感情を見抜いて、弱かったり愛情がなかったり、尊敬に値しない場合は容赦なく見下します。

野性味溢れる柴犬が、見下した相手の指示を聞くことはないですし、忠誠を誓うことも絶対にありません。ですから、柴犬を飼うことに決めたら、何よりもまず正しい主従関係を築くことに力を注ぎましょう。そのために、短時間集中型の服従訓練を繰り返し行い、しっかりと褒めてください。

一貫性を持たせる

柴犬は群れのルールや秩序を大事にするので、飼い主さんだけではなく同居している家族もルールを理解し、それに従って柴犬に接する必要があります。

家族全員が同じコマンドで指示をだし、褒めるタイミングや叱るタイミングも共有してください。そうでないと柴犬は混乱し、自分の知っているルールに従わない人のことを違う群れのヤツと認識し、全くいうことを聞かなかったり、攻撃的になったりする可能性があります。

リーダーとなる飼い主さんと家族全員がルールを把握し、守れているかを定期的に確認するといいでしょう。

叱るより褒める

ガミガミ言われると気が滅入ったり、イライラしたりするのは犬も同じです。

柴犬は警戒心や縄張り意識の強さから、家に来たばかりの時は問題行動とも思えるようなことを多々します。しかし、それは柴犬の性質上仕方のないことですし、家のルールを覚えていないのだから、ある意味当然の反応なのです。

そのことを飼い主さんが理解せずにむやみやたらに叱ると、ストレスがたまったり、より警戒心が強くなったり、自己主張のために吠えたりするようになってしまいます。

ですから、柴犬の性質を考慮して問題行動をする原因を見極め、予防策を講じることや、何がいけないのかを理解できるように辛抱強く教えてください。できないことを叱るよりも、飼い主さんができるように工夫してあげて、できた時にいっぱい褒めて成功体験を重ねていくことが、柴犬を上手に教えるポイントです。

小さい時からの社会化

知らないものに敏感に反応する柴犬ですので、小さな時から様々なものに慣れさせることも大切です。家に迎えたらすぐに、これからの日常生活で出会う人や物、音や環境などをできるだけ多く経験させてください。そうすれば、無駄な警戒心や攻撃性をかなり抑えることができます。

また、人に触られることにも慣れさせる必要があります。耳や歯、尻尾や足先など、日々のお手入れで触る必要がある場所は、小さいうちからきちんとケアをして触っておくと、成犬になってもおとなしく触らせてくれます。獣医さんやトリマーさんに触られても攻撃しないように社会性を身につけさせるのも大切です。

柴犬は飼育しがいのある犬種です。真剣に向き合える方なら、初心者だからといって諦める必要はありません。ぜひ、この記事でご紹介したしつけのポイントを参考に、柴犬との楽しい生活をイメージしてみてください。

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