犬の鼻が濡れている理由とは?「濡れていると健康」は本当?

犬の鼻が濡れている理由とは?「濡れていると健康」は本当?

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多くの人は「犬の鼻は濡れているもの」と知っていますよね。そして「鼻が濡れている=健康」だと考えている人も多いくいることでしょう。今回は犬の鼻が濡れている理由を解説し、その状態が健康とどのように関係あるか解説します。

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犬の鼻は絶えず濡れているもの?濡れていると健康なの?

犬の鼻

pixabay.com

最後に、「犬の鼻が濡れているのは健康の証し」という考えについて解説します。

正常な状態を知っておくなら、犬の健康状態の悪化を素早く察知できます。是非、愛犬の正常な鼻の状態を把握できるようにしてください。

いつもは濡れていない。健康でも乾燥する

「犬の鼻はいつも濡れているべき」という考えは誤りです。健康な犬でも鼻が乾燥することはあるので、鼻が渇いているからといってあまり敏感に反応する必要はありません。

犬が鼻を濡らすことで得られる効果を考えると、そのメリットが必要ない時には、犬が鼻をあえて湿らす必要はないといえます。

例えば、睡眠中の犬は周囲のにおいにそこまで敏感ではありません。適切な温度にいるなら、鼻の汗によって体温を下げる必要もありません。つまり、鼻が濡れていなくても問題ないのです。

また、運動後の犬は身体から水分が不足しがちなので、鼻も乾きやすいです。これも一時的であれば大きな問題ではありません。もちろん、水分補給できるよう十分な水を与えてあげてください。

乾燥しっぱなしは要注意

犬の鼻は乾燥することもありますが、乾燥しっぱなしは要注意です。脱水症状や発熱によって鼻が乾燥しているのかもしれません。また、アレルギーなどで乾燥することもあります。

老化で乾燥しやすくなることもありますが、こちらは大きな問題ではありません。

鼻の乾燥は1つのバロメーター

そのため飼い主さんたちは、犬の鼻の乾燥を健康状態を表す1つのバロメーターとしてとらえておきましょう。

鼻が乾燥しているからといって必ずしも健康を害しているわけではありません。ただし、何か問題があるときには鼻の乾燥として表れる場合があります。

そのため、鼻の乾燥を確認したなら、愛犬の他の状態を把握するようにしましょう。元気が無かったり食欲がなかったりするなら病気を疑い、素早く動物病院に連れていくべきです。

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