犬が「オコ顔」するのには理由がある⁉オコ顔しやすい犬の3つの特徴と犬種を紹介!

犬が「オコ顔」するのには理由がある⁉オコ顔しやすい犬の3つの特徴と犬種を紹介!

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「オコ顔」とは犬が鼻にシワを寄せて牙を剥き出しにし、耳を立ててにらみつけるような目をしている怖〜い顔です。主に怒っている時や威嚇する時にする顔なので、オコ顔を頻発する犬は飼育するのにテクニックが必要です。この記事では初心者の方の犬選びの参考にしてもらうため、オコ顔をしやすい犬種についてご紹介します。

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皆さんは、いつも眉間にシワを寄せてしかめっつらの人といるとどんな気持ちになりますか?空気はピリピリと重くなりますし、その人の不機嫌さが伝わってきて嫌な気持ちになりますよね。

オコ顔をしやすい犬を飼育すると、同じような空気感と気持ちになる可能性があります。犬は自分の感情や要望を表情で伝えるので、オコ顔をよくするということは不満や怒りを抱えていて、それをアピールしていることになるので、見るたびに怖く感じたり暗い気持ちになったりするかもしれません。

もちろん、犬がオコ顔をするのは人間側に問題があることもありますし、それぞれの犬の性格は遺伝的影響や飼育環境などの影響を受けます。

ですから、「オコ顔しやすい犬種」というくくりで考えるのは少し乱暴に感じるかもしれませんが、オコ顔しやすい犬の特徴とそれに当てはまりやすい犬種がいるので、参考としてこれからご紹介します。

オコ顔しやすい犬の3つの特徴

歯をむき出しにして怒っている犬

pixabay.com

「オコ顔」とは犬が鼻にシワを寄せて牙を剥き出しにし、耳を立ててにらみつけるような目をしている怖〜い顔です。オコ顔しやすい犬は一般的に警戒心が強く、気が強い性格が多いです。

また、単に性格だけでなく、ライバルがいっぱいいたり、自分の縄張りを主張しなければいけない飼育環境にいたりする犬もオコ顔をよくします。ではこれから、オコ顔しやすい犬の3つの特徴を詳しく説明していきます。

1.警戒心が強い

犬のルーツをたどると、犬は群れごとに縄張りを持って、食べ物や寝床、メスや自分の子供などを外敵から守って生活していました。自分の群れ以外のものが縄張りに近付くと警戒し、「それ以上近づくな!」「縄張りに入るなよ!」という意味を込めてオコ顔をして警告を与えていたのです。

警戒心や威嚇行動は自分と自分の群れを守るために必要なことだったので、犬の本能にしっかりと組み込まれており、現代の犬にも残っています。ですからどの犬種にも警戒心はありますが、特に番犬や狩猟犬のルーツをもつ犬種には色濃く残っています。

2.気が強い

オコ顔をする犬は、「ケンカ上等、やってやるよ!」「ここでやめないとそっちがケガするぞ!」というメッセージを相手に送っているのと同じです。

ですから当然ながら、勝ち気で自己主張が強い性格をしている犬ほどオコ顔をします。気の強さは体のサイズに関係なく、チワワのような小型犬でも、大型犬や人間に負ける気がしないと思っているタフな精神の犬がいます。

一方、大きくても穏やかな性格の犬はできるだけ争いにならない方法で気持ちを伝えますし、気の弱い犬は相手に萎縮してケンカを売るより逃げるほうをとります。

3.多頭飼育されている

そもそもオコ顔をするのはライバルに対しての威嚇や、敵から縄張りを守るための防衛行動なので、ライバルが同じテリトリーにいる飼育環境によく見られます。

複数の犬がいると、エサやおもちゃを取り合ったり、自分の寝床やお気に入りの場所を主張したり、飼い主さんの愛をより自分に向けようとしたりと何かと争う環境がうまれますし、負けていられない環境にいると自然と気も強くなります。

特に去勢や避妊手術を受けていない犬は犬としての本能が強く、お互いを意識し合うので、未去勢の犬を多頭飼育するとオコ顔が頻発します。

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