愛犬を室内で放し飼いをするなら知るべき4つの注意点。
飼育環境の変化で犬の室内飼いが増えましたが、お家の中では愛犬の行動範囲を制限していますか?家中どこでもフリーの放し飼い状態では愛犬に悪影響を与えることもあります。今回は家の中での犬の活動スペースについて4つの注意点をご紹介します。
室内飼いが原因のトラブルに対処しよう
上記で挙げた室内飼いの注意点のほかにもトラブルになりそうなことにも注意を向けておく必要があります。
それぞれ問題になるとはいえ対策がありますのでしっかり理解して取り組むようにしましょう。
無駄吠えをしてしまう
cynoclub/shutterstock.com
室内で飼う犬の場合は小型犬になることがおおいでしょう。
小型犬は良く吠える犬種ですので無駄吠えに注意する必要があります。
無駄吠えはストレスやしつけに影響されることがあります。
ストレスが原因の無駄吠えであればストレスを溜めこませない環境作りが大切になってきます。
とくに人に懐いている犬種の場合はまわりに人が居ない時間が多くなるとストレスを溜めがちです。
またトイレや飲み水などが不衛生になることもストレスの原因になりがちです。
常に衛生面に気を使って清潔に保つことは大切です。
無駄吠えはしつけが不十分のためにおこることもあります。
ダメの事をしっかりダメと教えなければ犬は理解することができずに気の向くまま吠えることがあります。
無駄に吠えることがあるならその瞬間にしっかり怒るようにしましょう。
また周りの環境の微妙な変化に敏感に反応する犬種もいます。
その場合はすぐに吠え始めます。
例えば車の大きな音や郵便配達人、朝の新聞配達、突然の来客といった環境の変化です。
これは犬が急な音にびっくりしたり、恐れを抱いたために吠え始めるのですが、単に飼い主に教えるために吠えていることもあります。
それで無駄に吠えさせることを少しでも少なくするために、環境を変えてあげるのも手といえます。
閑静な場所を確保できるならそうしてあげてなるべく可能な範囲で静かな空間で飼育してあげるようにしましょう。
家の中のものにいたずらしてしまう
Helioscribe/shutterstock.com
犬は基本的にいたずらが大好きです。
気になったものに対しては興味を示して噛みついたり前足で触ったりして確認してきます。
そのため、物によっては壊されてしまうことも考えられますし使い物にならなくなることも想定できます。
それでいたずらされそうな犬が興味を示すものは近くに置かないようにしましょう。
またテーブルの上に置いておいたとしても犬がジャンプして登ってしまうかもしれませんし、ぶつかった拍子に落ちてしまうことも十分考えられます。
壊されては困るものについては犬の行動範囲の中には置かないようにするのがベストといえそうです。
とくにこの問題はお客さんが来たときにも生じるものです。
お客さんは犬のいたずらにまで注意を向けているわけではありませんので何かの拍子に犬がかばんを咥えてしまうとか服をひっかきまわすといったことをしかねません。
飼い主にとってトラブルになってしまいますので最初からイタズラされないような対策を講じるようにしましょう。
とにかく犬の届かないところに置くようにするのが重要ですね。
トイレではないところで排泄してしまう
PsBonus/shutterstock.com
しつけがなっていないとトイレではないところで排泄する可能性があります。
それでしつけの最初はトイレの場所を覚えさせることから始めると良いでしょう。
犬がおしっこしたがっているそぶりを見せたらすぐにトイレに連れていく方法があります。
また犬のおしっこをトイレに刷り込んでおくと犬はそこでおしっこをするということを学習しますのでこれも他のところでおしっこさせない良い方法です。
とはいえしつけをしっかり行っていてトイレの場所を覚えたはずなのに全然違うところでおしっこしてしまうこともあります。
これは年を取ってしまって覚えが悪くなってしまったり、極度のストレス状態や、興奮状態のためにそうなってしまうことがあるようです。
こういった状況になっているときにはそれぞれの対処をしっかりおこなうようにしましょう。
老犬であればトイレの場所を忘れがちになりますので、複数の場所にトイレを設置するようにしてどこでもトイレができるように配慮してあげます。
また極度のストレスでトイレの場所を間違えてしまうなら、怒ってしまうのではなくストレスから解放してあげることを優先してあげるようにしましょう。
そうすることでまたストレスフリーになれば同じ場所でトイレをするようになります。
さらに興奮状態の時にトイレではないところで糞尿してしまうこともありますが、これも落ち着かせることを優先して待ってあげるようにします。
そのようにして落ち着いて来ればまたトイレを間違えることもなくなるでしょう。
足音が響いてしまう
Soloviova Liudmyla/shutterstock.com
犬には爪が生えていますのでどうしても室内飼いでは犬の足音が出てしまいがちです。
この音は近所に響くことがありますので迷惑をかけてしまう可能性があります。
それで犬の足音対策はしっかり行うようにしましょう。
一番良いのは床材をフローリングではなくカーペットにすることです。
カーペットは吸収性が高いので足音もほとんど出ません。
またコルク系の床材でも音を吸収してくれますので犬の行動範囲の床材に使用してみるのも良いでしょう。
さらに犬の爪は日々成長して伸びていきますので頻繁に切ってあげるようにもしましょう。
犬の爪は足の踏ん張りを効かせるためにも重要な役割を果たしていますのであまり深爪にはしないようにします。
理想としては長すぎず短すぎずの爪の長さで、先端は丸くなるように研いであげると良いでしょう。
前足も後ろ足も同じようにします。
臭いが気になる
Kirill Linnik/shutterstock.com
犬は適度に洗ってあげないと皮脂汚れや毛についた汚れなどから獣臭が出てくるようになります。
比較的臭いの出ない犬種もいますがまったくでないわけではありませんので臭いが気になる可能性があります。
室内飼いであれば家族が臭いに気付かないこともあります。
お客さんが臭いに気付いて不快な思いをさせてしまうといったことがないようにしっかり対策を取っていくようにしましょう。
やはり一番効果的なのは犬を頻繁にシャンプーすることです。
小型犬であれば家の風呂場で洗ってあげることができますので犬専用のシャンプーを使ってひと月に一度は洗ってあげるようにしましょう。
といってもお散歩した際に汚れてしまったり、アウトドアなどに連れて行ったときなどはとくに匂いが身体に染みついてしまっていますのでシャンプーして体をリセットしてあげるようにしましょ。
また、犬のニオイ対策としては消臭剤を使うのも良いでしょう。
最近は消臭効果の高い製品が多く出回っていますのでお気に入りの匂い付きの消臭剤や、全く無臭の消臭剤もありますのでお好きなものを選んでお部屋や玄関などに据え置くこともできるでしょう。
まとめ
New Africa/shutterstock.com
犬の室内飼いでは家中を自由奔放に行き来できるように飼育するというよりもある程度行動範囲を定めて飼育するほうが犬にとっても飼育する側の家族にとっても利点は大きいといえます。
しかし、注意点が幾つかりますのでここでは四つ取り上げました。
その他にもトラブルになりやすい問題点にも焦点を合わせてみました。
これらの注意点をしっかり意識して愛犬を室内で飼ってみることをお薦めします。
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私も悩んでます。病院にも通ってるけど、なかなか改善せず。なんとかしてあげたいです。見ていて辛いですよね。心配になっちゃいます。
分かります。
ウチもミックス捨て犬や柴犬を私が生まれる前から代々 家には、犬がいました。
昭和の祖母達は、まだ家の中で飼う時代でなかったですが、私が当時20歳の頃から
家中で中型犬を飼っておどかれてたのを覚えてます。
その頃から、ずっと フリーです。
カードとか噛まれたくないものは、スプレーや保護剤、など色々アイテムも有ります。
留守番で、何時間も 狭い動きができないのもストレスが溜まるとおもう。
隣の犬も日中 吠えてばかりです。
しつけがある程度できた時と
成犬なれば、落ち着くのでフリーでも
いいとおもう。
室内飼いしているとついつい甘やかしがちだけど、ちゃんと躾しないとお互いによくないですね。最初トイレができたから安心しきっていたんですが、自由にさせすぎてわがままになり、お互いストレスためることが増えていましました。お互いの時に叱る時は叱らないとという気づきがありましたね。
うちも室内で放し飼いにしてます。台所は入っちゃダメと躾けてるので入りません。きちんと躾をすれば大丈夫です。テーブルに乗ったり無駄吠えもありませんよ。ケージ飼いってケージに入れっぱなしにするの?散歩とか遊ぶ時だけ出すの?ストレス溜まりそう~~~。
室内フリーでワンちゃんを飼育する感覚が分からないです。ケージを置くと部屋が狭くなるという理由や、散歩に行くのが面倒くさいという理由が多いんですよね!ホント、頭にきます。ワンちゃんの安全性と快適性を考えたら、ケージ飼いがベストに決まってます。
室内全部フリーにしていますが、権勢症候群なんて無縁ですよ。そもそも、権勢症候群も主従関係もすでに否定された学説です。無責任な発信をする前に最新の学説を勉強してください。うちはこれまでに2匹の犬を飼いましたが、どちらもフリー。無駄吠えも噛み癖も破壊クセもなにもありません。いたって温厚。どこででも行儀よく過ごせています。つまるところ、愛情のかけ方とやってほしいこととやってほしくないことの伝え方です。
台所はねー。入れちゃだめだよね。我が家でも台所は立ち入り禁止にして柵をつけてます。やっぱり衛生的に保たなくちゃ行けない場所だし、揚げ物してる時とかに入ってこられちゃうとものすごく危ないもんね。犬のためにも人間のためにもダメだね。
お友達の家にあそびに行ったら犬を室内飼いしてたんだけど、平気で台所に入って来ててドン引きだったよ。キッチンって衛生的な場所でしょ。ペットが立ち入れるのってどうなんだろう。それに揚げ物とかしてるときに入ってきたら危なくない?室内で飼育するなら線引きが必要だよね。
ちょっとした工夫をしてあげるだけで、ワンちゃんが快適に暮らすことができるようになるということが今回、大きな学びとなりました。読んでいると、今までの自分の行動についてハッとさせられる点がいくつもあって、衝撃の連続でした。
うちも基本は室内放し飼いですが、寝室とキッチンだけは立ち入り禁止にしています。一度入れてしまうと際限なくなるし、けじめが必要だと思って。寝室は夫婦がリラックスする場所だし、キッチンは衛生的にしたいので。キッチンまで入ってる犬を見るとどうなのかな~と思いますね。
確かに、キッチンとかは危ないですよね。揚げ物してる時とかは特に。でも、離れたくない〜って鳴くんです…って多分食べ物目当てでしょうけど。でも、部屋の中とはいえ気をつけたないといけないなと改めて考えさせられました。
室内で飼うからこそ、線引きはきちんとしなくちゃなんですね。昔は庭先で犬小屋に繋いでいたんだろうけど、室内には危ないものもいっぱいあるから、きちんと管理できないなら室内飼いはしちゃだめですね。犬はそれが危険かなんか判断できないんだから。
犬の室内飼いに制限がないと、そのスペースすべてを自分の縄張りと勘違いして無駄吠えを増やす原因になってしまうんですね。しつけの面でもこれは参考になりました。ありがとうございます。
うちも室内で放し飼いにしていますが台所には入らないようにさせています。あとトイレと。犬がトイレの水を飲むって話を聞いてからは絶対立ち入り禁止です。トイレの水を飲まれたら雑菌も心配だし、その口で舐められたらと思うとぞっとしてしまうので。
2と3は同じ感じなきがしましたが。人にとっては安全でも犬にとっては高さが違うのでアブなかったりすることありますよね。自分でも気づかないことが多いので注意しようと思いました。
うちも放し飼いにしていますが、私の手芸道具が溢れている部屋だけは立ち入り禁止にしています。針が落ちている可能性もあるし、いろいろ細かいものがあるので犬には危険が多いので。やっぱり放し飼いとは言え、入っていい場所、ダメな場所っていうのは明確にしないと、犬にとっても良くないですね。
家の中すべてを放し飼いにして歩き回れる環境にしてしまうと愛犬に自分のテリトリーについて勘違いさせてしまう可能性があるんですね。確かに我が家はそうしていたので、インターホンが鳴って来客が来ると、しばらく鳴きやみませんでした。原因はこれにあったかもしれませんね。ストレスにならない程度に、犬の放し飼いのスペースを限定しておきたいと思いました。
室内犬でも放し飼いには注意が必要だなと私も思っていました。人間にとっては安全なところでも、犬にとっては危険が潜んでいて、人間とでは目線が全然違うのでわからなかったこともこの記事を通して確かにそうだな、と思わされました。犬の為にも部屋内を安全なところにしてあげたいと思いました。
内の家の前のお宅は犬を部屋の中で放し飼いにしていますが、私が自分の家のガレージに自転車を止めている姿を見るだけで吠えてきます。完全に自分のテリトリーに侵入して着てると思ってるんでしょうね、しかも飼い主はそれを全く注意することもなく非常に迷惑なんです。放し飼いにするにしても、しっかりと躾はしてもらいたいものです。
放し飼いにも気をつけなければいけない点がたくさんありますね〜。かといって、ケージに閉じ込めっぱなしもかわいそうだし…難しいですね。でも、大切なのは飼い主が危険なものを置かないことや、よくしつけをする必要があると言うことがよく分かりました!!