愛犬を室内で放し飼いをするなら知るべき4つの注意点。
飼育環境の変化で犬の室内飼いが増えましたが、お家の中では愛犬の行動範囲を制限していますか?家中どこでもフリーの放し飼い状態では愛犬に悪影響を与えることもあります。今回は家の中での犬の活動スペースについて4つの注意点をご紹介します。
室内犬の放し飼いでの注意点
では室内犬をある程度の範囲で自由に行動させる放し飼いを行うときの注意点を四つまとめていきたいと思います。
その一つは、犬の飼育スペースを決めることです。
犬のテリトリーをしっかり定めてあげましょう。
その二は、危険なもの触れないようにしてあげることです。
犬が怪我しそうな危険物からは遠ざけるようにしましょう。
その三は、安全に注意するということです。
犬が食べてしまって害が及びそうなものは置かないようにします。
その四は、快適なスペースを確保してあげるということです。
ではそれぞれの注意点を詳しく説明していきます。
注意点その一、犬の飼育スペースを決めてあげる
Anna Hoychuk/shutterstock.com
室内犬を放し飼いにするときは犬の飼育スペースを決めてあげることが重要です。
犬がどこでも好きに行き来できるということは犬にとっては家中すべてが自分のテリトリーと認識するからです。
犬に少しでも問題行動が見られる場合は権勢症候群である可能性が高く、なかでも無駄吠えは家中フリーにしている飼い方で助長されます。
1つの例として、インターホンに対する無駄吠えは自分のテリトリーへの侵入を拒否している行動です。
これは玄関前も犬のテリトリーとなっているからです。
来客に吠えるのも同じ理由です。
家中フリーの放し飼いでは犬はすべての部屋に異常がないかどうかチェックしてまわり、少しの物音でも敏感に反応して吠えるようになります。
これでは犬は常に緊張状態を保ってしまいストレスになってしまいます。
この問題は飼い主のリーダーシップの向上と犬の飼育スペースを限定することで解決することができ、犬も安心して生活することができます。
飼い犬との上下関係の重要性と確かめ方はこちら。
注意点その二、危険な物に触れないようにしてあげる
chaoss/shutterstock.com
室内犬の放し飼いで特に気を付けたいのは危険物との接触です。
特に台所は犬が食べると中毒を起こす食材がありますし、調理中に足元にまとわりつかれたらとても危険です。
大型犬であれば犬はじゃれているつもりでも人間にとっては扱うのは大変なことです。
もし包丁を使っている最中にじゃれてきて怪我させてしまったとしたら後悔しても後悔しきれませんね。
さらに大型犬なら立ち上がれば調理台に届いてしまうこともあります。
台所は刃物や熱湯などとにかく危険が多いですが、犬はそれが危険だとはわかっていませんから危険なものには近づかないように、また近付けないようにしてあげると良いでしょう。
場合によっては職場も一緒の住宅であれば職場で使用するものの危険なものは触れないように注意する必要もあります。
他にも犬にとって危険だと思われる場所や、入ってはいけない場所には柵を付けるなど注意点を確認し、対策をしましょう。
注意点その三、安全に注意する
Ivonne Wierink/shutterstock.com
室内犬の放し飼いでは犬の飼育スペースを限定しますが、限定した犬の飼育スペースは常に安全地帯にするように心がけましょう。
多くの飼い主さんはリビングを犬の飼育スペースとしていると思いますが、人が集まるリビングだからこそ様々な物であふれると思います。
例えばタバコを吸う方のお部屋であれば吸い殻が置きっぱなしになっていて犬がそれを食べてしまえば体に害を及ぼしかねません。
またお菓子の食べこぼしなどでも栄養バランスをしっかりとっているのにそれらのものを食べてしまったためにバランスが崩れることもかんがえられます。
さらに子供のおもちゃや小さな部品などは犬が口にしてしまう可能性が高いため犬の届く範囲には決して置きっぱなしにはしないようにしましょう。
せっかく犬の飼育スペースを限定してもそこが安全でなければ意味がありません。
家族みんなで注意点を確認し、危険なものを置かない・落とさないようにしましょう。
注意点その四、快適なスペースを確保してあげる
fongleon356/shutterstock.com
室内犬の限定的な放し飼いでは室内犬用の寝床や部屋を作ってあげると良いでしょう。
部屋と言ってもリビングの隅にサークルで寝床や食事場所を区切ってあげるだけで構いません。
犬も生き物です。
一人になりたい時やゆっくりしたい時はあります。
サークルだけだと視界が開けて落ち着かず、飼い主からの視線も届いてしまいます。
寝床にキャリーなどの視界が少し覆われたものを使うと良いでしょう。
適度に狭くて暗い場所は犬も落ち着ける環境なので、静かに過ごしたい時は自分からキャリーで眠るようになります。
そのため、キャリーで過ごしている場合は人の都合でちょっかいを出さないように家族で注意点を確認しましょう。
いかがでしょうか?飼育環境に応じてこのような注意点を確認して愛犬とのより良い生活を作り上げましょう。
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私も悩んでます。病院にも通ってるけど、なかなか改善せず。なんとかしてあげたいです。見ていて辛いですよね。心配になっちゃいます。
分かります。
ウチもミックス捨て犬や柴犬を私が生まれる前から代々 家には、犬がいました。
昭和の祖母達は、まだ家の中で飼う時代でなかったですが、私が当時20歳の頃から
家中で中型犬を飼っておどかれてたのを覚えてます。
その頃から、ずっと フリーです。
カードとか噛まれたくないものは、スプレーや保護剤、など色々アイテムも有ります。
留守番で、何時間も 狭い動きができないのもストレスが溜まるとおもう。
隣の犬も日中 吠えてばかりです。
しつけがある程度できた時と
成犬なれば、落ち着くのでフリーでも
いいとおもう。
室内飼いしているとついつい甘やかしがちだけど、ちゃんと躾しないとお互いによくないですね。最初トイレができたから安心しきっていたんですが、自由にさせすぎてわがままになり、お互いストレスためることが増えていましました。お互いの時に叱る時は叱らないとという気づきがありましたね。
うちも室内で放し飼いにしてます。台所は入っちゃダメと躾けてるので入りません。きちんと躾をすれば大丈夫です。テーブルに乗ったり無駄吠えもありませんよ。ケージ飼いってケージに入れっぱなしにするの?散歩とか遊ぶ時だけ出すの?ストレス溜まりそう~~~。
室内フリーでワンちゃんを飼育する感覚が分からないです。ケージを置くと部屋が狭くなるという理由や、散歩に行くのが面倒くさいという理由が多いんですよね!ホント、頭にきます。ワンちゃんの安全性と快適性を考えたら、ケージ飼いがベストに決まってます。
室内全部フリーにしていますが、権勢症候群なんて無縁ですよ。そもそも、権勢症候群も主従関係もすでに否定された学説です。無責任な発信をする前に最新の学説を勉強してください。うちはこれまでに2匹の犬を飼いましたが、どちらもフリー。無駄吠えも噛み癖も破壊クセもなにもありません。いたって温厚。どこででも行儀よく過ごせています。つまるところ、愛情のかけ方とやってほしいこととやってほしくないことの伝え方です。
台所はねー。入れちゃだめだよね。我が家でも台所は立ち入り禁止にして柵をつけてます。やっぱり衛生的に保たなくちゃ行けない場所だし、揚げ物してる時とかに入ってこられちゃうとものすごく危ないもんね。犬のためにも人間のためにもダメだね。
お友達の家にあそびに行ったら犬を室内飼いしてたんだけど、平気で台所に入って来ててドン引きだったよ。キッチンって衛生的な場所でしょ。ペットが立ち入れるのってどうなんだろう。それに揚げ物とかしてるときに入ってきたら危なくない?室内で飼育するなら線引きが必要だよね。
ちょっとした工夫をしてあげるだけで、ワンちゃんが快適に暮らすことができるようになるということが今回、大きな学びとなりました。読んでいると、今までの自分の行動についてハッとさせられる点がいくつもあって、衝撃の連続でした。
うちも基本は室内放し飼いですが、寝室とキッチンだけは立ち入り禁止にしています。一度入れてしまうと際限なくなるし、けじめが必要だと思って。寝室は夫婦がリラックスする場所だし、キッチンは衛生的にしたいので。キッチンまで入ってる犬を見るとどうなのかな~と思いますね。
確かに、キッチンとかは危ないですよね。揚げ物してる時とかは特に。でも、離れたくない〜って鳴くんです…って多分食べ物目当てでしょうけど。でも、部屋の中とはいえ気をつけたないといけないなと改めて考えさせられました。
室内で飼うからこそ、線引きはきちんとしなくちゃなんですね。昔は庭先で犬小屋に繋いでいたんだろうけど、室内には危ないものもいっぱいあるから、きちんと管理できないなら室内飼いはしちゃだめですね。犬はそれが危険かなんか判断できないんだから。
犬の室内飼いに制限がないと、そのスペースすべてを自分の縄張りと勘違いして無駄吠えを増やす原因になってしまうんですね。しつけの面でもこれは参考になりました。ありがとうございます。
うちも室内で放し飼いにしていますが台所には入らないようにさせています。あとトイレと。犬がトイレの水を飲むって話を聞いてからは絶対立ち入り禁止です。トイレの水を飲まれたら雑菌も心配だし、その口で舐められたらと思うとぞっとしてしまうので。
2と3は同じ感じなきがしましたが。人にとっては安全でも犬にとっては高さが違うのでアブなかったりすることありますよね。自分でも気づかないことが多いので注意しようと思いました。
うちも放し飼いにしていますが、私の手芸道具が溢れている部屋だけは立ち入り禁止にしています。針が落ちている可能性もあるし、いろいろ細かいものがあるので犬には危険が多いので。やっぱり放し飼いとは言え、入っていい場所、ダメな場所っていうのは明確にしないと、犬にとっても良くないですね。
家の中すべてを放し飼いにして歩き回れる環境にしてしまうと愛犬に自分のテリトリーについて勘違いさせてしまう可能性があるんですね。確かに我が家はそうしていたので、インターホンが鳴って来客が来ると、しばらく鳴きやみませんでした。原因はこれにあったかもしれませんね。ストレスにならない程度に、犬の放し飼いのスペースを限定しておきたいと思いました。
室内犬でも放し飼いには注意が必要だなと私も思っていました。人間にとっては安全なところでも、犬にとっては危険が潜んでいて、人間とでは目線が全然違うのでわからなかったこともこの記事を通して確かにそうだな、と思わされました。犬の為にも部屋内を安全なところにしてあげたいと思いました。
内の家の前のお宅は犬を部屋の中で放し飼いにしていますが、私が自分の家のガレージに自転車を止めている姿を見るだけで吠えてきます。完全に自分のテリトリーに侵入して着てると思ってるんでしょうね、しかも飼い主はそれを全く注意することもなく非常に迷惑なんです。放し飼いにするにしても、しっかりと躾はしてもらいたいものです。
放し飼いにも気をつけなければいけない点がたくさんありますね〜。かといって、ケージに閉じ込めっぱなしもかわいそうだし…難しいですね。でも、大切なのは飼い主が危険なものを置かないことや、よくしつけをする必要があると言うことがよく分かりました!!