猫のたるみすぎたお腹って何！？ルーズスキンの原因と対処法を知ろう。

猫のお腹のたるみ「ルーズスキン」の原因

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前の項目では、このお腹のたるみが猫にとってとっても必要なものであることはわかりましたね。

お腹をつまんでみたときに、そのたるみに脂肪が詰まっておらず、皮だけならばそれはルーズスキンです。

しかし意外にも、このたぷたぷなルーズスキンが急にできたと言う飼い主さんも多くいます。

果たして何が原因でルーズスキンができるのでしょうか？

ルーズスキンは個体差やできやすい猫種があるものの、猫が成長する過程で自然にできるもので、何かが大きな原因があって急にルーズスキンができるわけではないそうです。

急にできるというよりも、猫の成長とともに徐々に出来ていくんだそうです。

また一般的にメス猫のほうがルーズスキンが多く見られると言われていますが、避妊手術をする時に開腹する影響で術後にお腹がたるみ、そのためルーズスキンが急にできたように見えることがあります。

しかし避妊手術後のたるみはホルモンバランスの関係もあるので、ルーズスキンとは少し違うようですよ。

避妊手術後に今までなかったたるみが急に見られたら、術後数ヶ月観察してみてください。

そのうちお腹のたるみが無くなったら術後の影響だったたるみ、そのまま変わらないのならばルーズスキン、と見分けることができます。

ルーズスキンは猫によってたるみの出方や大きさなどが違って、1匹1匹違う個性が出るものです。

他の猫とたるみ具合などが違っても心配しないでくださいね。

猫のお腹のたるみ「ルーズスキン」が出来やすい猫種

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すべての猫がたぷたぷなルーズスキンを持っているかというと、そういうわけではないようです。

猫種によってルーズスキンのできやすさがある程度わかれるようです。

ルーズスキンが特にできやすいのは、日本でもよく見かけるアメリカンショートヘア、小さめの斑点模様が美しいエジプシャンマウ、ヒョウのような被毛を持つベンガル、筋肉質でがっちりとしたピクシーボブなどといわれています。

またその血を引いている猫には、ほかの猫よりもルーズスキンができやすいそうです。

名前をあげた猫たちの共通点といえば、短毛種であること、骨格ががっちりしていること、運動量が多い猫種などでしょう。

またアメリカンショートヘア以外の猫たちは、大きめの骨格に長い足を持ち、運動能力も高く、野性味溢れる猫種で、猫の中でも特に運動能力が優れ、瞬発的な動きやダイナミックな動きをします。

また急所を守ろうとする性質が強く残っていることも、ルーズスキンが現れやすい理由の一つかもしれませんね。

今名前のあがっている猫たちのルーズスキンは、なんとキャットショーのときには審査基準になっていて、ルーズスキンの状態によって高得点をつけられることもあるようです。

チャンピオンキャットのルーズスキン、一体どんなたぷたぷ具合なんでしょうね。