犬を叩いてしつけるのは絶対ダメ！本当に正しいしつけ方を知ろう！

犬を叩くしつけのメリットなんてあるの？

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犬を叩くというよりはタッチするという意味ですが、飼い主さんの表情などに注目してくれるというメリットがあります。

犬が飼い主さんに対して気にとめていない状況や外で興奮している状況などであれば、まずは気を向ける必要がありますね。しかし、犬どうしの喧嘩が起こりそうな場合など、余程緊迫した事態のとき以外は叩くしつけはお勧めできません。

鼻先をピンッとはじきながら、飼い主さんが「だめ！」と言って怖い顔をする。この一連を覚えさせることで、「だめなこと」ということを意識させられる**メリットがあります。

どちらにしても、犬が恐怖を覚えるのではなく、飼い主さんに注意を向ける、飼い主さんの意識に注意を向けることに効果があります。

犬を叩くしつけのデメリットは大きい！

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犬を叩くしつけで生まれるデメリットは、犬が恐怖を覚えてしまうということです。叩くことで最大のデメリットですね。愛情をそそいでくれるはずの飼い主さんの手に対して恐怖心を抱くなんて、あまりにも悲しい関係だと思いませんか。

もっと深刻な状況になると、人間自体が信用できなくなり、どんな手に対しても敵意をむき出しにしてくる可能性もあります。犬は恐怖を感じると攻撃するよりは逃げ出そうとします。しかし逃げられない状況になれば反撃するしかないのです。

過去に叩くしつけを受けていた犬は心に深い傷を負っています。その後に優しい飼い主さんと生活するようになり何年経っても、人の手や棒で叩かれていた犬は棒を見るだけで恐怖のあまり失禁したり怯えて逃げようとしたりします。

また威嚇して吠えたり唸ったり、ときには噛みつくこともあります。こういった攻撃行動は、実はそうしている犬にとっても大変なストレスとなっています。

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恐怖から逃れようとして行う行動がストレス解消どころかますます犬にストレスを与え、恐怖心が強化されて追い詰められて行くというのは心が痛みます。愛犬にこのような心の傷を与えてしまってはいけませんね。

他にも叩く（タッチする）タイミングはとても難しいので、いきなり飼い主さんが出来ることではありません。もし警察犬や救助犬として仕事をする犬に育てたいという目標があって叩くしつけを行うことが必要になっても、素人がむやみやたらに行ってはいけません。

昔から犬を飼っていたという高齢者の中には、たとえペットでも「犬にナメられてはいけない」「厳しく上下関係を教え込まなければならない」との考えの元で叩いたり蹴ったりして犬に恐怖心を与えて服従させてきた方もいます。

しかし今日、ペットに対する考えは変わっています。いつ叩くのかは、しっかり飼い主さんがトレーナーについて覚えることです。

そういった訓練も受けずにむやみに叩くしつけを行うことに対して、飼い主さんはもう一度考え直してみてはいかがでしょうか？

犬を叩くしつけの良し悪しよりも信頼関係

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叩いてしつけるということが全て悪いことではありません。犬の性格や年齢、何よりも飼い主さんとの信頼関係でしょう。けれど、叩くしつけは犬から飼い主さんへの信頼関係に亀裂を生じさせるおそれがとても大きいのです。

飼い主さんの都合や感情にまかせてではなくても、たとえ差し迫った危険から犬を守るためであっても、犬を叩くということは、犬に恐怖と同時に嫌悪感をも覚えさせてしまいます。

大好きな飼い主さんに対して嫌悪感を抱くということは、犬を混乱させてしまいしつけもうまく進まなくなってしまいます。まず叩いてしつけるという考え方は見直してみてはどうでしょうか？

人間同士でも、まず厳しくしつける。だから手も出る。それで本当に気持ちが伝わるのでしょうか？しつけとは、飼い主さんも、犬もストレスなく共同生活を円滑に、幸せに送るためのものです。調教ではありません。

愛犬にとって何がストレスか、飼い主さんに叩かれることはストレスではないでしょうか？ 愛犬が言うことを聞いてくれない。それは飼い主さんにとってストレスではないでしょうか？

お互いがストレスなく生活する方法を考えるのは、飼い主さんの役目です。煮詰まってしまいそうなときは、愛犬にあたるのではなく、無料で受講できるドッグトレーニングに参加してみたり、散歩の時に会う犬仲間さんに思い切って相談してみてはどうでしょうか？

愛犬にとって飼い主さんの手が愛情の象徴であって欲しいと願っています。

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