ドッグフード「ビートパルプ」ってどんな成分？犬に悪いというのは本当？

ビートパルプが含まれていないドッグフード

市販のドッグフードを見てみるとほとんどの商品にビートパルプが使用されています。もしかしたらビートパルプが使用されていないドッグフードを見つけるのが難しいくらいです。しかしビートパルプが使用されていないドッグフードも販売されています。

ここではビートパルプやセルロースそして穀物も含まれていないもの、また水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスが良いフードをいくつか紹介したいと思います。

モグワン

「モグワン」はイギリス原産の食いつき抜群と好評のドッグフードです。

モグワンは穀物不使用、ビートパルプもセルロースも不使用で、食物繊維として海藻やリンゴそしてサツマイモが使用されています。サツマイモは腹持ちを良くしてくれる働きもあるのでドッグフードには最適な食材です。

また犬にとって一番必要な栄養素である動物性たんぱく質である肉や魚が50%以上使用されています。イギリス産の新鮮なチキン生肉、スコットランド産の生サーモンをふんだんに使用しているので高たんぱくの栄養満点フードになっています。

しかも使用している原材料はすべてヒューマングレード（人間が食べることができるレベルのもの）のもののみを使用しているので安心して愛犬に与えられます。

カナガン

「カナガン」はイギリス産の高級グレインフリードッグフードです。

無添加、穀物不使用のドッグフードとしてたいへん支持されているドッグフードの一つです。もちろんビートパルプもセルロースも使用されていません。

メイン食材はチキンで新鮮生チキンと乾燥チキンが50%以上も使用されています。そしてチキンの次に使用されているのがサツマイモです。サツマイモは豊富な食物繊維と腹もつをサポートしてくれるのでおすすめできます。

他にもリンゴや海藻が含まれており、おなかの健康をサポートしてくれます。

カナガンで使用している原材料もすべてヒューマングレードですので、人間も食べられるほど安全性の高いものです。

ネルソンズ

「ネルソンズ」はヒューマングレードにこだわったイギリス産の最高級ドッグフードです。

ネルソンズは小麦やトウモロコシといったかさ増し目的の穀物を一切使用せず、人工添加物も一切使用しない安心安全のドッグフードです。こちらもビートパルプやセルロースは使用していません。

メイン原材料には50%近くチキンを使用しています。犬が必要な動物性たんぱく質がしっかりとれます。そしてチキンの次に使用しているがサツマイモです。ヘルシーでありながら腹持ちを良くし、食物繊維も豊富なので健康的な体つくりのサポートをしてくれます。

またオリゴ糖も配合されているのでおなかの健康をサポートし、グルコサミン・コンドロイチンの配合によって関節の健康もサポートしてくれます。

まとめ

Suti Stock Photo/shutterstock.com

今回はドッグフードに使われている原材料の一つ「ビートパルプ」について紹介してきました。

ビートパルプはサトウダイコンの絞りかすなのでタダ同然で入手できることから、主にかさ増し目的で使用されています。

ですから安いドッグフードにはかなりの割合で使用されています。他にも排泄を促したり、ウンチをかためる目的もありますが、これに関してはウンチがかたまってしまうことで便秘になる可能性や、下痢をしてもうんちがかたまることによる体調の変化を見逃してしまうという危険性もあります。

さらにビートパルプ自体も残留薬剤の可能性があるなど安全性の高いものではありません。

これらの理由から、できればビートパルプが使用されていないドッグフードをお勧めしたいと思います。

ぜひドッグフードを選ぶ際は原材料欄をよく確認して、愛犬に安心して与えられる安全性の高いものを選んであげましょう。