丸刈りの犬ってアリ!?丸刈りスタイルのメリットとデメリット!

丸刈りの犬ってアリ!?丸刈りスタイルのメリットとデメリット!

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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被毛のお手入れが大変な犬種を飼っている家庭だと、「ワンちゃんを丸刈りにしてしまえば、お世話が楽になる」と考えたこともあるかもしれません。今回はワンちゃんの丸刈りについて様々な角度からそのメリット・デメリットを検証していきましょう。

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丸刈りのデメリット

Cute Chow Chow dog shave hair cut

Omaly Darcia/shutterstock.com

丸刈りのメリットは確かにいくつかあります。しかしメリットよりもしっかりと考えておかなければいけないことがあります。

それはデメリットです。どんなに良い効果があってもデメリットによってワンちゃんの健康が害してしまうなら意味がありません。

ただ見た目やお世話がしやすいという理由でデメリットを無視してしまうなら、それはワンちゃんにとってとてもかわいそうなことですし、飼い主の皆さんもそれは望んでいないでしょう。

ですから、これから丸刈りのデメリットを紹介したいと思います。

皮膚の乾燥や刺激

上記で触れたようにワンちゃんの皮膚は人間よりも薄く弱いです。

ですから、被毛がその皮膚を守る役目を果たしているのでしたね。その被毛を丸刈りと言えるほどカットしてしまうなら、その分、皮膚の保護が弱まってしまうことになります。

冬毛は乾燥した外気から皮膚を守り保湿する役目がありました。それが短くなるわけですから、乾燥しやすくなるでしょう。

冬に丸刈りにしようと考える飼い主は少ないようですから、注目すべきは夏のデメリットですね。

夏だから言って丸刈りにしてしまうなら直接日光が肌に当たるようになります。そうした強い紫外線にさらされ続けるなら様々な皮膚トラブルに巻き込まれてしまいます。

サマーカットのせいでワンちゃんが皮膚がんになってしまうなんてとても悲しいですよね。

さらに草木などの外部の刺激からも皮膚が直接ダメージを受けるので、皮膚病や炎症になりやすくなります。

毛質の変化

丸刈りをするなら毛質が変化してしまうことがあるようです。

フワフワの毛だったワンちゃんがサマーカットしてゴワゴワな毛になって生えてきたり、真っ白な毛だったものが丸刈りの後は少しくすんだ色になって生えてきたりするようです。

被毛が均等な密度でみっしり生えていたものが、まばらになってしまったということも報告されています。

ですから、丸刈りすることを考えている飼い主さんはワンちゃんの毛質が変わる可能性があることをしっかりと思いに留める必要があります。

仮にそうなってしまったとしてもそれはトリマーさんやワンちゃんのせいではありません。毛質が変わってしまったワンちゃんに変わらない愛情を注ぐことができるなら、丸刈りしても良いでしょう。

体温調節

Dog under a plaid. Pet warms under a blanket in cold autumn weather

Gladskikh Tatiana/shutterstock.com

被毛の大きな役割の一つが体温調整でした。寒い時期には保湿と保温の効果をもたらし、暑い時期には直射日光を防ぎ、熱を遮断し、通気性を良くする役目を果たしています。

丸刈りをするということはこの体温調整機能に大きく影響を与えることになります。特に夏のサマーカットについて考えてみましょう。

サマーカットしようと考えている多くの方は、ワンちゃんの熱中症対策を考えての事だと思います。しかしながら、この熱中症対策の点で専門家たちの間でも意見が分かれています。

犬の被毛はそもそも夏毛があり、暑い時期に適応するために生えています。

ですから、それをあえて無くしてしまうなら、本来のワンちゃんが持つ体温調整機能が働かなくなり、熱中症対策とはならないという考えがあります。

その反対で、サマーカットをすることは健康的で、熱中症対策になると考えている人たちもいます。夏の気温は非常に高くなっており、ワンちゃんにとっても危険だという考えです。

もちろんサマーカットをしなくとも死んでしまうことは無いかもしれませんが、短くカットすることで通気性を良くし、ワンちゃんの体感温度を下げることができるという主張があります。

トリマーのなかでもサマーカットに対して好意的でおすすめする方もいれば、サマーカットに対して否定的で断っている人もいます。

ですから、どちらが総合的に良いかとは言えないのが現状です。ただ、忘れないでいただきたいことがあります。

メリットはありますが、体温調節のデメリットが無くなったわけではないということです。この点で飼い主さんたちは責任をもって考えてあげる必要があります。

虫刺され

デメリットの最後に虫刺されも挙げておきたいと思います。被毛は夏場の蚊などの虫から皮膚が直接刺されることを守ってくれますが。丸刈りと短く刈ってしまわれたなら、その防御機能も作用しませんよね。

もし丸刈りにするのであれば、飼い主の皆さんが虫に刺されないようしっかりと対策してあげるべきでしょう。

まとめ

care for dog hair

Scorpp/shutterstock.com

いかがでしたか。ワンちゃんの丸刈り・サマーカットについてメリット・デメリットを考えてくることができました。

デメリットアは確かに存在しますから、注意が必要であることが分かったのではないでしょうか。

飼い主さんたちの判断を難しくしている点として、ワンちゃんの生活環境が変わっていることが挙げられると思います。もちろん野生の犬のような生活環境では丸刈りは必要ないでしょう。

しかし、最近では室内で、かつ空調管理や外敵対策が整った空間で生活しているワンちゃんがたくさんいますね。

そのような環境で飼い主さんがしっかりとデメリットをカバーできるのであればサマーカットもしてよいのではないでしょうか。

いずれにしても、ワンちゃんの健康を第一に考えてあげてください。私たちの周りでサマーカットしているワンちゃんたちはたくさんいますね。

自分のワンちゃんも同じようにしようと思ったなら、ちょっと待って下さい。しっかりと考えてから決断するようにしましょう。より健康で幸せなワンちゃんとの生活を楽しむことができるでしょう。

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1 名無しさん
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ワンちゃんを丸刈りにする必要ってあるのかな?メリットとデメリットあるみたいだけど、ワンちゃんはあの毛がもふもふなのが可愛いし。たまに毛を染めているワンちゃんもいるけどああいうのも良いのかな、って心配。飼い主のエゴなのかなって思う。