丸刈りの犬ってアリ!?丸刈りスタイルのメリットとデメリット!

丸刈りの犬ってアリ!?丸刈りスタイルのメリットとデメリット!

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被毛のお手入れが大変な犬種を飼っている家庭だと、「ワンちゃんを丸刈りにしてしまえば、お世話が楽になる」と考えたこともあるかもしれません。今回はワンちゃんの丸刈りについて様々な角度からそのメリット・デメリットを検証していきましょう。

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grooming with a dog brush on a shetland sheepdog

Joerg Huettenhoelscher/shutterstock.com

あなたのワンちゃんの可愛いと思えるところはどのようなところですか?愛くるしい目ですか?それとも人懐っこい性格かもしれません。

もちろんワンちゃんたちの可愛らしい見た目が大好きという方も多いでしょう。ワンちゃんの可愛らしさに寄与している大きな部分としてワンちゃんたちの特徴的な被毛が挙げられるでしょう。

フサフサした長い被毛のワンちゃんもいれば短く滑らかな肌触りの被毛をもつワンちゃんもいるでしょう。

飼い主がワンちゃんをお世話する時にも、被毛の事はしっかりと考えていなければいけませんよね。

被毛をブラッシングしたり、カットしたり、抜け毛をしっかりとお掃除したりと、すべきことはたくさんあります。忙しい生活の中でそうしたお世話は楽しくもあり大変でもあります。

ですから「ワンちゃんを丸刈りにしてしまえば、お世話が楽になる」と考えたこともあるかもしれません。今回はワンちゃんの丸刈りについて様々な角度からそのメリット・デメリットを検証していきましょう。

ワンちゃんの丸刈り

Back grooming. Yorkshire stands on the table while being trimmed by professionals

Dmytro Zinkevych/shutterstock.com

最近ではワンちゃんの丸刈りをしたいと考えている飼い主の方も多いようです。理由としてはお世話が楽になるからです。また丸刈りの事をサマーカットと呼んでいる方も多いと思います。

丸刈り、もしくはサマーカットとはバリカンなどでワンちゃんの被毛を短く刈ることを言います。夏の時期に、ワンちゃんの暑さ対策のために丸刈りしてみようと考えているかもおられるでしょう。

しかしながら、少し待ってください。ワンちゃんの丸刈りはメリットもありますがデメリットもあります。

最近の流行や、「飼い主仲間もやっているから」、「ワンちゃんが暑そうだから」と言う理由だけで安易に丸刈りをしないようにしましょう。

しっかりと、デメリットを知ったうえで、ワンちゃんの事を考えて行うべきです。まずはワンちゃんたちの被毛の役割から知っていくようにしましょう。

被毛の役割

Shih tzu dog with curlers

chaoss/shutterstock.com

ワンちゃんたちにはたくさんの被毛がありますね。その役割をしっかりと把握しておくことは大切です。

人間にも体毛があります。しかしながら、当然、ワンちゃんとは意味や重要性が異なってきます。ですからわたしたちが髪の毛を短く刈ったり、体毛を剃ったりするような感覚でいてはなりません。

ワンちゃんの被毛にはどのような役割があるのでしょうか?

皮膚の保護

犬の皮膚は人間に比べ非常に薄く、乾燥しやすいものです。その薄い皮膚の上に皮脂がしっかりあることで保湿することができています。

皮膚が薄いということは、皮膚自体は外からのダメージに弱いということです。そうした弱い皮膚を被毛がしっかりと守ってくれているのです。

ワンちゃんは本来外で生活してきました。そうした環境では草木などの中を走ったり、木の枝やとげなどが落ちてきたりします。そうしたものから体を守ってきたものがワンちゃんの被毛です。

さらに、強い日差し、紫外線からも皮膚を守る役目を果たしてきました。

私たちは服をきたりクリーム塗ったりすることで紫外線の影響を抑えることができますよね。ワンちゃんたちはそうではないのです。被毛だけが皮膚を紫外線から助けてきたのです。

体温調節

被毛はワンちゃんの体温調節にも役立っています。犬は人間のように汗をかいて体温を調節しません。その代わりに他の方法によって体温を調整することができます。

私たちは雨が降ってきたらどうしますか。傘をさしたり、雨ガッパを着たりするでしょう。もしそうしないなら雨でずぶ濡れになって急激に体温が下がります。風邪をひいてしまいますよね。

ワンちゃんたちも水に濡れてしまうなら、体温が下がるでしょう。人間よりも皮膚が薄いので、余計に体温が奪われやすい状態にあるわけです。

ワンちゃんたちは傘をさすことも雨ガッパを着ることもできません。ここでワンちゃんの被毛が大変役立ちます。

雨が降ったときにワンチャンの皮膚を確認してみてください。被毛は確かに濡れているでしょう。しかしその分厚く細かな被毛のおかげで、皮膚自体はあまり濡れていないではないでしょうか。

ワンちゃんの被毛は、皮膚が雨に濡れることを防ぎ、体温が急激に下がらないようにしてくれるのです。

更に被毛があることで、肌に直接日光が当たらないようになっています。

また、ワンちゃんの被毛にはいくつもの空気の層があります。そうした空気の層が断熱材の役割を果たすことによってワンちゃんの皮膚までには熱が届かないようになっています。

真夏に被毛でおおわれているワンちゃんを見て暑そうだと感じるかもしれません。そんな時にワンチャンの毛を触ってみて表面が熱くてかわいそうに思えることもあるでしょう。

しかし実際は、私たちが手で触って感じたほど熱はワンちゃん自身には届いていないのです。暑そうな被毛が実は熱を遮断しているのです。

さらに夏の被毛は冬の被毛よりも固くなっており通気性がよくなっています。つまり夏の被毛には、直射日光をさけ、熱を遮断し、通気性を良くする役目があるというわけです。

冬のワンちゃんの被毛は寒さに耐えるための被毛と言えます。冬の外気が乾燥し温度が下がります。被毛はそのような外気から皮膚が悪い影響をうけないように助けてくれる働きをしてくれます。

冬用の被毛は密度が高くなっています。それで冷気を遮断するだけでなく保湿性も高める役割を果たしてくれます。

毛の抜け替わりの時期が来ると、毛が大量に抜けますね。これも夏用の被毛と冬用の被毛を交換する役目があります。

いかがでしたか?体温調節の面からみて、被毛や、毛の抜け替わりでさえ大きな役割を果たしてくれていることが分かりますね。

虫や病気から守る

被毛はノミやダニ、害虫などから皮膚をまもってくれます。皮膚にそれらが直接影響を与えることを軽減してくれます。そうすることで、それらが原因の病気や感染症、皮膚病などを未然に防いでくれます。

特に夏場はワンちゃんたちも飼い主さんたちと外を出歩いたり、遊びに出かけたりすることが増えるかもしれません。

そうした場所には蚊がいます。被毛がないなら蚊に刺されてしまいます。しかしながら密度の高い被毛は蚊が直接皮膚を刺すことを阻んでくれます。

さらに被毛は皮膚の状態や体の健康状態を管理するためのバランスをとる役目も果たしてくれています。そうすることによってウイルスの感染率を低下させてくれます。

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