愛犬飲用注意!飲んでいいもの&悪いものを徹底解説

愛犬飲用注意!飲んでいいもの&悪いものを徹底解説

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飼い主の皆さんは、愛犬にどのようなものを飲ませていますか?犬には飲んでいいものと、飲んではいけないものがあるのでしょうか?また、水分は1日にどのくらい飲むのが良いのでしょうか?今回は、このような点について調べてみました。

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犬にとっても水分補給は大切

Beagle dog drinking from transparent bowl closeup view. Dog quenches thirst after training.

ALEX_UGALEK/shutterstock.com

人間にとって、水分を補給することが命を維持する上で大切なように、犬にとっても水分補給は大切です。 散歩に行った後や、夏の暑い日などは犬も自分で進んで水分を取りますよね。犬も自分が水を必要としている時、自分でわかるんですね。

では、愛犬にどのような飲み物与えるのが良いのでしょうか?反対に、与えてはいけない飲み物があるのでしょうか?

愛犬に飲ませていいものとは?

犬に飲ませても良い飲み物として挙げられるのは、水道水、ベッド用ミルクまたは牛乳、豆乳、カフェインが含まれていないお茶類です。1つずつご紹介します。

水道水

border collie drinking water from the fountain

oneinchpunch/shutterstock.com

水道水は、犬に最も害のない飲料水といえます。水道水には消毒のために塩素が含まれていますが、体に悪影響を及ぼすような量ではありません。

水道水を与える際に気をつける点

日本の水は軟水です。自宅で使える水道水が、日本のほとんどの地域で飲まれる水の硬度であれば問題ないでしょう。ただし、硬水のミネラルウォーターのような、硬度の高い水は避けるようにしましょう。

特に、愛犬が結石のできやすい犬種の場合は、自宅で使用している水道水の硬度を、調べてみる方が良いかもしれません。

また、自宅の水道管が古くなっている場合、水質に影響を及ぼしていることがあります。自宅の年数が経っている場合や、心配な場合は、浄水器を取り付けたり、浄水ポットを使用し、水を濾過して与えることもできるかもしれません。

そして、基本的なことですが、水を入れている容器をきれいに保ちましょう。また、容器に入れて与える水はこまめに変え、きれいな水を与えるようにしましょう。

ペット用ミルクまたは牛乳

1のように作られているミルクには、愛犬の成長を助けたり、健康を維持するのを助ける栄養素が入っています。また水分補給もできますし、食欲が落ちた犬にも与えることができます。

犬用ミルクはなぜ良いのか?

犬用ミルクは、人が飲む牛乳と違い、消化しやすいように調整されています。犬は牛乳に含まれている乳糖を分解できませんが、犬用のミルクは乳糖カットまたは乳糖分解酵素が配合されているものが多くあります。また脂肪分が控えめにされている商品も多くあります。犬用ミルクを購入する場合はこのようなものを選びましょう。

また、液体のものもありますし粉タイプのものもあります。用途に合わせて選ぶことができます。

豆乳

Soymilk is a plant-based drink produced by soybeans

kai keisuke/shutterstock.com

豆乳の原料となっている大豆は、植物性タンパク質ですし、ペットフードの原材料として使用されていますので、豆乳も犬に与えても基本的には問題ありません。

大豆に含まれている食物性タンパク質は、体内で分解されてアミノ酸となり、毛並みを美しく保ったり、健康的な体を作るのに役立ちます。

また、豆乳には植物性タンパク質以外に、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分、イソフラボンなどの栄養素が含まれています。このように、豆乳には様々な栄養素が豊富に含まれていますので、愛犬に与えるのにお勧めの飲み物だといえます。

豆乳を与えるときに気をつける点

愛犬に豆乳を与えるときには、無調整豆乳を与えましょう。無調整豆乳と言うのは、大豆を絞った歳の子に絞り汁をそのままパックしたものです。無調整豆乳ではないもの調整豆乳といい、調整豆乳は砂糖などを加え飲みやすくしています。

調整豆乳は砂糖が入っていますし、さらに飲みやすくするために、フルーツ味など味のついたものも多く販売されています。しかし、愛犬に与えるときには無調整豆乳を与えてください。

もう一つ、気をつけたい点があります。それは、豆乳を与える量です。水を器に入れて与えるように、代わりに豆乳を大量に与えたり、いつも飲めるようにするのはふさわしくありません。食事を与える時に、スプーンいっぱい程度の少量から与えるようにしましょう。基本的には、水を摂取するようにし、豆乳を与える際は補助的に使うのが良いでしょう。

まれに大豆アレルギーを持っている犬がいますので、嘔吐や下痢、皮膚の痒み等が現れた場合は、獣医師に相談するのが良いでしょう。

カフェインが含まれていないお茶類

カフェインが含まれているお茶類は、体に良い悪影響を及ぼす可能性があるので、飲ませることができません。しかし、カフェインが入っていないお茶類は与えることができます。

カフェインが含まれていないお茶類は、麦茶、杜仲茶、黒豆茶、そば茶、甜茶、ゴーヤ茶、ルイボスティー、ハーブティー、たんぽぽ茶などです。

稀に含まれているものもありますので、原材料名のところを必ずチェックして与えてください。

愛犬に飲ませてはいけないものとは?

犬に飲ませてはいけない飲み物として挙げられるのは、人の飲む牛乳、ミネラルウォーター、コーヒー、アルコール類、ココア、ジュース、スポーツドリンクです。どうしてこれらの飲み物は、犬に与えてはいけないのでしょうか?

人が飲む牛乳

A bottle of milk and glass of milk on a wooden table on a blue background

DONOT6_STUDIO/shutterstock.com

人にとっては栄養満点の牛乳ですが、人と犬の消化器官はちがいます。愛犬にとっては牛乳は最適な飲み物とは言えません。

犬に牛乳を与えると下痢になってしまうことがあります。なぜなら、犬は牛乳に含まれている乳糖という成分を分解できないからです。ですから人間が飲む牛乳を与えるのは良くありません。

また犬によっては牛乳アレルギーのある犬もいます。牛乳を飲むと下痢をしたり、湿疹が出たり、脱毛してしまったりすることがあるようです。また牛乳アレルギーがわかったなら、ペットフードやペット用のおやつに含まれている乳製品も与えないようにしましょう。ペットフードやペット用のおやつのパッケージに書かれている、原材料をチェックするようにしましょう。

また、牛乳にはカルシウムが含まれているのは皆さんご存知ですね。カルシウムは骨を丈夫にしてくれる、良い成分のはずですが、カルシウムがシュウ酸という成分と結びついて、結石を作ってしまいます。それが、尿結石になってしまい、病気の原因になることがあります。

これらの理由から、牛乳は犬にとって良い飲み物とは言えません。もし牛乳のようなものを与えたいと言うことでしたら、犬用のミルクを与えるようにしましょう。

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターはマグネシウムやカルシウムが含まれています。これらのミネラルは、本来体に良いものですが、犬の場合は尿結石の原因になる可能性があると考えられています。

ですから、ミネラルウォーターを過剰摂取させるのはやめましょう。またミネラルウォーターには硬水と軟水がありますが、ミネラル分の多い硬水は与えないようにしましょう。

コーヒー

人間にとってコーヒーは、嗜好品の1つですし、最近ではがん予防や眠気予防に良いとされていますよね。 しかし、コーヒーに含まれるカフェインは犬にとって良くない成分です。

コーヒーには、興奮作用があり、精神刺激薬とも言われています。また、解熱作用や鎮痛作用、利尿作用などがあります。人にとっては良い作用があるカフェインですが、犬がカフェインを摂取すると、心筋や中枢神経系を刺激してしまいます

カフェイン中毒とは?

Coffee cup and beans on a white background.

Valentyn Volkov/shutterstock.com

カフェインが含まれるコーヒーを摂取すると、カフェイン中毒を起こしてしまいます。

体重1kgあたり150mgほどのカフェインを摂取すると危険だと言われています。例えば、愛犬の体重が5kgだとすると、750mg摂取すると危険だということになります。これは、コーヒー500mlくらいです。

また、淹れたコーヒーだけでなくコーヒー豆やインスタントコーヒーの粉を食べてしまうのも危険です。これらのものを食べてしまった場合も、カフェイン中毒の危険があります。

カフェイン中毒の症状

犬がカフェインを過剰に摂取してしまうと、以下のような症状が現れます。 頻脈、呼吸促迫、興奮、振戦、震え、痙攣、不整脈、全身性のうっ血または出血などです。

愛犬がコーヒーを飲んでしまった時の対処法

もし愛犬がコーヒーを飲んでしまったら、どのように対処したらよいでしょうか?まずどのくらいコーヒー飲んでしまったかある程度チェックしましょう。

少し舐めてしまった、飼い主がこぼしたコーヒーを舐めてしまった、飼い主が目を離した隙に少し飲んでしまった、このような場合はおそらく愛犬が飲んだコーヒーの量はあまり多くないでしょう。見た感じ、愛犬の様子を全く変わりがない、そのような場合は動物病院へ連絡し状況を説明しましょう

もし、飼い主の話を聞いて念のため診察が必要と獣医師が判断した場合は、動物病院へ連れて行き診てもらいましょう

もし、愛犬が飲んでしまったコーヒーがの量が大量の場合、動物病院にすぐに連れていきましょう。動物病院に連れて行っても、解毒剤はありませんので治療は苦痛を和らげることを目的としたものになります。例えば、血液検査や尿検査をし、飲んでしまったコーヒーを催吐させるなどの処置が取られることがあります。また、緊急を要する場合は、胃洗浄が行われることもあるようです。

その他カフェインが含まれる飲み物

コーヒー以外でカフェインが含まれている飲み物はたくさんあります。例えば、人が飲む栄養ドリンク、紅茶、緑茶、日本茶、ウーロン茶、ほうじ茶、玄米茶、玉露、コーラなどです。

この中でも栄養ドリンクには、かなり多くのカフェインが含まれていることがあります。特に,眠気覚ましの効果がある栄養ドリンクに含まれているカフェインの量は相当多いと思われます。

また、お茶類の中でも特に注意が必要なのが玉露です。玉露はお茶の中でも,カフェインの濃度が高いお茶になります。玉露を入れて飲む時には、愛犬が、お茶だけではなく、茶葉も食べないように気をつけましょう。

アルコール類

Happy young man choosing bottle of wine in shop with alcohol beverages

Iakov Filimonov/shutterstock.com

犬の体は人間の体と違い、アルコールを少し摂取しただけでも危険な状態になることがあります。

人の場合、摂取したアルコールは胃または腸で吸収され、肝臓で分解されます。しかし、犬にはこのような身体の機能は備わっていません。そのため、万が一アルコールを摂取してしまった場合、ずっと体の中で分解されずに体の中にアルコールの成分が残り、悪影響が及びます。

アルコール類を摂取してしまった場合、特に摂取量が多かった場合にどのような症状が現れるのでしょうか?

アルコールを摂取したときに現れる症状

犬は人間よりも体が小さいので、少量でも中毒症状が出てしまいます。例えばアルコール度数5%のアルコールであれば110mlほどで致死量となります。また、アルコール度数15%だったら、37mlほどで危険な状態になり中毒症状が現れます。

そして、犬がアルコールを摂取した場合には、このような症状が現れます。意識が朦朧とする、昏睡状態になる、心肺機能が低下する、嘔吐物が喉に詰まるなどの症状です。

犬がアルコールを摂取してしまった場合の対処法

もし犬がアルコールを舐めてしまったり、飲んでしまった場合は、すぐに動物病院に連絡しましょう。犬はアルコールを分解することができませんので、アルコールを摂取してしまった後時間差で異常が現れることがあります。ですからアルコールを愛犬がなめてしまったとわかったときには、すぐに動物病院に連絡するのが良いでしょう。

そして、獣医師に現在の状態を伝えましょう。そして、どのくらいのアルコールを摂取してしまったかを伝えるようにしましょう。

ココア

Cacao powder with cacao beans

Dionisvera/shutterstock.com

犬にチョコレートを与えてはいけないと言う事は皆さんご存知かもしれません。ココアもチョコレートと同じカカオから作られていますよね。カカオには「テオブロミン」という成分が含まれています。

「テオブロミン」は、犬の体に悪影響を及ぼす成分で、摂取してしまうとチョコレート中毒を起こします。では、チョコレート中毒を起こすとどのような症状が得られるのでしょうか?

チョコレート中毒の症状とは?

チョコレート中毒を起こすと、嘔吐になり下痢をしたりします。また吐くこともあります。さらに重症になると、痙攣を起こし呼吸ができなくなったり、不整脈が起こります。最悪の場合は、麻痺が起こり死に至ることもあります。

愛犬がココアを飲んでしまったときの対処法

愛犬がココアを飲んでしまい、チョコレート中毒と思われるような症状を起こしている場合、できるだけ早く吐かせる必要があります。しかし、素人が無理矢理吐かせるのは危険ですので、動物病院に連れて行中医師の診察を受けプロに任せるのが良いでしょう。

ジュース

Several bottles with fruit and berry juices, vintage wooden background, selective focus

5PH/shutterstock.com

人が飲むジュースには、添加物が含まれていることがあります。添加物は人の体にも良くないものですが、人間よりも体の小さい犬にとってはもっと悪影響を及ぼす可能性があります。

また、野菜ジュースや果物が含まれているジュースには、たくさんの糖が含まれていることがあります。犬は自分で歯を磨いたりはできませんので、糖分が多く含まれているジュースを与え続けると、虫歯になります。虫歯が進んでしまうと、歯を抜かないといけなくなることもありますので、糖分の多いジュースは与えないほうが良いでしょう。

また、犬が摂取すると、体に悪影響を及ぼす食べ物としてアボカドや葡萄があります。アボカドは、嘔吐や下痢を引き起こす可能性があります。また、ぶどうは腎不全を起こす可能性があります。人が飲むジュースにはこれらの野菜や果物が含まれていることがありますので、このようなものは犬に与えてはいけません。

スポーツドリンク

脱水症状の時や、運動の後人が飲むには最適なスポーツドリンクですが、塩分や糖分が大量に入っていますので、これも犬にとっては危険な飲み物になります。

しかし、犬も熱中症になることがあるので、犬用のスポーツドリンクのような飲み物も販売されています。どうしても、与えたいときにはペット用のスポーツドリンクを与えるようにしましょう。

まとめ

今回は、犬に与えても良い飲み物と、与えてはいけない飲み物があることについてご紹介しました。

犬は、嗅覚が優れているので人が飲んでいる飲み物の匂いを嗅いで、飲みたいとアピールしてくることがあるかもしれません。また、飼い主がうっかりこぼしてしまった飲み物を、知らないうちに舐めていることもあるかもしれません。

犬は、それが自分の体にどのような影響を及ぼすか分からずに摂取してしまいます。ちょっとしたことが、犬の命に関わる事態を引き起こすこともあります。ですから、人が飲む飲み物をこぼさないようにしたり、犬が飲んでしまわないように気をつけるようにしましょう。少しの気配りで愛犬の健康を守ることができるのです。

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1 名無しさん
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ミネラルウォーターだめなんだね。水道水よりもいいと思っていたけど硬水がダメなんだ。軟水のミネラルウォーターならいいのかな?カフェインがだめなのは知っていたけど、缶コーヒーの飲み口のところとか何回か舐めてたことあるな。。

気をつけないと。

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