何故?犬が抱っこを嫌がる理由。正しい抱っこの仕方は?

何故?犬が抱っこを嫌がる理由。正しい抱っこの仕方は?

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mofmo編集部

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今回は、愛犬が抱っこを嫌がる理由と、正しい抱っこの仕方、そしてしない方が良い抱っこについて調べてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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正しい抱っこの仕方とは?

犬

Mangostar/shutterstock.com

信頼関係があってこそ、愛犬もリラックスして飼い主さんの腕の中に入れるものです。

今回は改めて、今の抱っこを見直し、もっと上手に抱っこができるように、おさらいしてみましょう。 愛犬の大きさによって抱っこの仕方も異なりますので、ここからは大きさ別で紹介します。

大型犬の抱っこの仕方について

大型犬は成犬になると体重が30キロ以上になるのも珍しくありません。

大型犬を抱っこする、と聞いてもピンと来られない方も多いかもしれませんが、病院で診察をするときや老犬になり介護が必要になったときなど、抱きかかえなければならない場面は意外と多いものです。

いざとなった時のためにも、抱き方の練習をして犬にも慣れさせておくことが大切です。

抱っこの練習をするときは、犬が落ち着いている時を選びましょう。 大型犬の場合、抱っこを嫌がると体が大きい分、動いたときに飼い主さんも怪我をしかねません。

まず、飼い主さんは立て膝になります。 大型犬は体重が重いので、飼い主さんがきちんと腰を入れて、力の入る体勢で行うことが大切です。

飼い主さんに対して愛犬は横向きで立たせます。 そして片腕を、愛犬の顔の下に回しましょう。

片方の手を、愛犬の体の上から外側の胸の方に回し入れ、お腹辺りに手を添えます。 この時に、落ち着かせるように声を掛けながら撫でてあげると愛犬もリラックスしやすくなります。

それから、愛犬の前足の方の膝を立てて、その上に愛犬の前足を乗せてあげて下さい。

抱き抱える前の体勢でも落ち着いていたら、お腹の辺りに添えていた手をお尻の方に持っていきます。 後ろ足と前足の付け根を内側へ寄せて包み込むようなイメージでゆっくりと抱きかかえます。

自分の胸の方へ密着、少し乗せるようにして自分の腰をしっかりと持ち上げるのがポイントです。

中型犬の抱っこの仕方について

日本を代表する柴犬など、日本品種の犬に多い中型サイズの犬についてです。

まず、飼い主さんは立て膝の状態になります。 この時愛犬はというと、飼い主さんに対して横向きに立たせてくださいね。

そして大事なポイント、愛犬が落ち着いているかを確認します。

次に、愛犬の両足の付け根部分の内側と、両後ろ足付け根部分の内側に手を通し、腕でゆっくりと持ち上げます。

持ち上げたら、自分の胸の方に抱き寄せててあげましょう。

小型犬の抱っこの仕方について

チワワ、トイプードル、ミニチュアダックスフンド、シーズー、ポメラニアンとペットショップでもよく見かける犬種がこの小型犬に相当します。

日本で飼われている犬種の多くは小型犬です。 小型犬といっても、あばれてしまうと力が強く飼い主さんが制御できない場合もあります。しっかりと抱っこができるように練習しましょう。

まず、どちらかの腕を愛犬のわきの下に通し、上半身を包み込みます。

反対の腕でお尻を支えて、体を密着させて下さい。

そして重要な点として、愛犬が落ち着いているかを確認してあげて下さい。

落ち着いているようでしたら、ゆっくりと、声を掛けながら持ち上げて下さいね。

最初は膝の上に乗せながら手順を踏むと安定感が増すので、是非やってみてください。

愛犬を縦にして、お尻の方だけで体重を支えるような抱き方は、腰に負担がかかるので控えましょう。

ダックスフンドなど、犬種によっては抱っこの仕方によって思いもよらない事態を引き起こしてしまうことがあります。 ダックスフンドは、胴が長く、縦抱きは腰の負担になり、椎間板ヘルニアの原因になってしまうかもしれません。

愛犬の特徴を十分理解して、愛犬にあった仕方で抱っこしてあげましょう。 抱き方は、お尻というよりは、胴全体を支えるように抱っこするのがポイントです。

チワワなどの超小型犬や子犬は、どちらかの手で愛犬の両足に親指と小指で引っ掛けるようにします。

他の指は胸全体を包み込むように抱っこしましょう。

そして、腕全体で愛犬の体を支えます。

愛犬が暴れると、スルッと落ちてしまう危険性もあるので、片方の手で愛犬の顔の辺りを軽く自分の胸に密着させましょう。

注意が必要な抱っこの仕方

犬

woottigon/shutterstock.com

冒頭で少し触れましたが、注意が必要な抱っこもあります。 これはあまりおすすめできない抱っこの仕方です。

仰向け抱っこ

仰向け抱っこは、愛犬の内臓に負担を与えてしまいます。 特に、食後は食べたものが逆流しやすく、嘔吐してしまうこともあります。

犬が、お腹を見せるのは服従のしるしです。 飼い主さんに対して信頼感や安心感を抱いているときに自分からお腹を見せることはあるかもしれませんが、無理やり仰向け抱っこをしてお腹を上に向けるのは愛犬が嫌がるだけです。

できるだけ、仰向け抱っこはしないようにしましょう。 人間の赤ちゃんと同じ要領でついついなんて方も多いかと思いますが、犬は体の作りも違うため避けた方がよいです。

前足だけで持ち上げる抱っこ

犬は、鎖骨という骨がないため前足を横には開けない仕組みになっています。

愛犬に洋服を着せるときにも注意が必要ですが、抱っこの際にも、前足だけを引っ張ったり、持ち上げたりすると脱臼を引き起こす可能性もあります。

肩に足を掛ける抱っこ

これは、愛犬が飼い主さんの肩に前足をかけていると、飼い主さんは愛犬の目線を把握しきれないためです。

犬は、興味あるものを見つけたらどうなるか、飼い主さんであれば想像がつくと思います。

愛犬が興奮して、肩を踏み台にして力も入れやすいので、飛び降りてしまう可能性も十分考えられます。

それで、怪我をさせないためにも、愛犬の目線には目を向けられるように注意しておいてください。

まとめ

犬

Annette Shaff/shutterstock.com

抱っこタイムは、最高のリラックスタイムになることが、飼い主としては一番の理想です。 体の構造が人間と違う部分が多い犬は、抱っこの仕方でも、人間の赤ちゃんを抱くのとではこんなにも大きな違いがあります。

抱っこ一つとっても、これほど違いがあり、注意しなければならない点もあるので、今一度ご自身の抱っこの仕方を振り返ってみてください。

まだまだ犬について解明されてない部分も多いです。

人間同士、言葉が使えてもコミュニケーションが難しいので、人間と犬とではコミュニケーションを取ろうとするとき、更に、難しいことも多々あると思います。抱っこなどのスキンシップをまめにとって愛犬との絆を深めてくださいね。

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1 名無しさん
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大型犬を抱っこするって難しいと思う。特に私なんかは腰痛があるから、抱きかかえた瞬間に腰に激痛が走って大変なことになりそう。重さがすごくあると、難易度は上がりそう。腰痛さえなければ大きな犬を抱っこできただろうな。