愛犬がご飯を残す理由とは?食事の様子で健康状態を把握しよう!

愛犬がご飯を残す理由とは?食事の様子で健康状態を把握しよう!

update
mofmo編集部

mofmo編集部です。

mofmo編集部

愛犬がご飯を残してると心配になりますね。でもそこには何か理由があるからかもしれません。犬がご飯を残す時、どんな理由が考えられるでしょうか?何か健康に問題があるのかもしれません。今回は犬の食事量についてまとめてみました。

update

5.ストレスを抱えている

ストレスを抱える犬

Pornchai Chanachai/shutterstock.com

ワンちゃんは、意外に神経質な動物なので、環境の変化などによって強いストレスを感じてしまう場合があります。例えば、引っ越しなどによって生活環境が大きく変化すると、それがストレスになって食欲が低下することがあります。

近くで工事を行っているなど、騒音が影響している場合や、別居や子供が家を出たりなど、家族構成の変化によって、強いストレスを感じるワンちゃんもいます。

また、ちょっとした外出や旅行などによって、いつもと違う場所にいる時にごはんを与えると、フードを残してしまうワンちゃんもいます。車などを使って移動した場合には、車酔いが原因で、食欲が低下している可能性もあります。

加えて、犬は習慣をとても大切にする傾向があるので、模様替えによってフードボウルを置く位置を変えただけでも、食欲に変化がみられるケースもあるようです。

引っ越しなどのやむを得ない事情はさておき、不必要に模様替えをしたり、騒音などがしない場所に食事スペースを設けてあげるなど、ワンちゃんが安心して食事できるスペースを確保してあげるようにしましょう。

6.病気が原因となっている

病気の犬

Lindsay Helms/shutterstock.com

愛犬がごはんを残してしまう場合に、一番注意が必要なのは病気です。愛犬の食欲が急に低下した場合、健康状態に大きな変化が生じている可能性があります。

特に、嘔吐や下痢などが伴って、ドックフードを残しがちになる場合には、病気が関係している可能性が高いようです。

例えば、胃腸炎や膵炎などの消化器系の病気を患っている場合には、嘔吐や下痢などの症状に加えて食欲の低下が起きやすいようです。元気がなくなり、腹部を触られるのを嫌がるようにもなります。

また、口腔内に腫瘍ができていたり、虫歯や歯周病などによって十分に咀嚼できないなど、口腔内の病気や怪我によって、ごはんを食べられなくなっているというケースもあります。

加えて、ウイルスや寄生虫などに起因した感染症を発症していたり、腎臓病や心臓病などの内臓系の疾患を患っている場合にも、食欲の低下が症状として表れるようです。

病気が原因でごはんを残す場合、食欲不振以外にも別の症状が出現することが多いので、愛犬の体調の変化をいつも観察して、おかしいと感じる点があれば、すぐに動物病院で診察を受けるようにしましょう。

7.老化の影響

年老いた犬

Anna Luopa/shutterstock.com

犬も人間と同じように、加齢に伴って徐々に食欲が低下します。老化によって、消化器官が衰えたり、体の代謝スピードが低下することによって、食事量が低下するようです。

また、成犬の時と比べると、運動量もかなり減少するので、そもそも一日に必要とする食事量自体が減少するということも、食事量の低下と関係しているようです。

加えて、犬は主に匂いでドックフードの美味しさを判断していると言われますが、高齢になると嗅覚が鈍ってくるので、食べ物に対する関心が薄れやすいということも、高齢犬がごはんを残しやすい原因の一つとなっているようです。

最近では、高齢のワンちゃんの食欲を刺激するるために、香りを強調した高齢犬専用のドックフードも販売されているので、高齢になって食事に関する関心が薄れているワンちゃんを飼っている場合には、試してみると良いかもしれません。

また、消化器官に問題を抱えているなど、食事量の改善が見込めない老犬を飼っている場合には、少ない食事量でもしっかり栄養素を摂取できるように、タンパク質やカロリーがしっかり配合されているフードを選ぶと良いでしょう。

それ以外の理由について

餌を食べる犬

Jaromir Chalabala/shutterstock.com

犬がごはんを残してしまう代表的な7つの理由をご説明しました。それ以外にも、例えば避妊手術を受けていないメス犬の場合、生理中の症状として食欲が低下する場合があります。

犬の生理は4つのステップがあり、最初の「発情前期」と「発情期」には、「エストロジェン」というホルモンが分泌されるために、一時的に食欲が低下して、元気も無くなります。しかし、生理現象の一環であり、自然な現象なので特に心配する必要はありません。

また、成長に伴って食事量が変化することも自然なことです。成長期の犬は、体の形成に伴って多くの栄養素を必要とするので、子犬の時期には驚くほど良く食べますが、生後4か月から6か月を目安に、急に食事量が低下することが多くあります。

これは、体の成長が落ち着いたことに伴って、必要とするエネルギー量が変化したことによるので、無理に食べさせようとせず、少しづつ摂取カロリーを考えながら、給餌するフードの量を調整していきましょう。

まとめ

バランスのとれた食事

stockcreations/shutterstock.com

美味しそうにごはんを食べる愛犬の姿を見るのは、飼い主にとってうれしいひと時です。もし、ワンちゃんがごはんを残してしまうようになってしまった場合には、その原因を見極めて、愛犬が楽しく食事できるように助けてあげましょう。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板