犬ががっかりするのはどうして?あなたの行動が犬をがっかりさせている!

犬ががっかりするのはどうして?あなたの行動が犬をがっかりさせている!

update
mofmo編集部

mofmo編集部です。

mofmo編集部

犬ががっかりしているときに見せるのはどんな仕草でしょうか?犬ががっかりする時の仕草について今回はまとめてみました。可愛い飼い犬をがっかりさせないために、私達はどんなことを避ければよいのか?しっかり学んでください。

update

思わせぶりな態度をする

悲しむ犬

Gladskikh Tatiana/shutterstock.com

面白がって「散歩だよ」とか、「お出かけしよっか」と言ってリードをチラつかせながら、反応だけ見て実際に散歩に行かないなど、思わせぶりな態度は犬の心を傷つけます。

犬に冗談は通じないのです。リードを持ったり、上着を着たり、飼い主さんの一定の行動と散歩を結びつけて、散歩に行くことを予測できた瞬間からウキウキしていることが犬の全身からあふれ出ます。

しかし、飼い主さんだけが出かけることがわかったり、散歩に連れて行ってもらえないことがわかると、がっくりと肩を落としてわかりやすく落ち込みます。心底がっかりするのです。

その一喜一憂する姿を面白がって、散歩に行く振りをしてぬか喜びさせることを繰り返していると、狼少年のように、信頼を失ってしまいます。

散歩と同じくらい好きなご飯を使ってふざけることもやめましょう。ただ呼び寄せるために”ご飯だよ?”と号令をかけて、実際にはご飯をあげなかったり、ちょっとした意地悪でドックフードを見せびらかしながら食べさせないなどの行動も犬はとてもがっかりします。

留守番

何度か触れているように、犬は群れなど集団で生活し、信頼できる仲間と一緒にいることを好みます。ですから、留守番は苦手です。

長時間飼い主と離れることを心細く感じたり、一匹で過ごすことによって退屈したり、訪問者が来たり、聞きなれない音がする度に恐怖心でいっぱいになることもあります。

そんな孤独で不安な時を過ごさないといけないかと思うと、がっかりします。ですから、飼い主さんが外出しそうな気配を感じると、なんとかそれを阻止しようと体で道をふさいだり、悪さをして注意を引こうとする子もいるほどです。

しかし、現代人の忙しいペースと共に生きなければならないペットたちは、留守番は避けては通れません。

苦手なことを理解してあげて、留守番ができるように訓練したり、留守番時には退屈しのぎのおもちゃを与えたり、安心安全なスペースを確保して環境を整えてあげるなど、留守番が負担にならないように対処してあげるといいでしょう。

そして忘れてはいけないのが、帰宅した時には、留守番できたことを褒めてあげたり、しっかりと遊んであげるなど、愛情をたっぷり注いであげることです。

それを繰り返すことによって、飼い主さんは出かけても必ず帰って来ることや、留守番時も怖くないこと、留守番をちゃんとすれば良いことが待っていることを理解できるようになり、問題行動を取らなくなります。

雑に扱う

悲しむ犬

fongleon356/shutterstock.com

犬はタフな動物ですが、大切な命で、尊厳を持って扱われるべき存在です。

嫌がっているのに無理やりブラッシングしたり、散歩後に足を乱暴に拭いたり、散歩中に注意不足でリードを思いっきり引っ張ったり、無理やり抱っこしたり、力を込めてよしよししたりしたことはないですか?

犬はタフとはいえ、デリケートな部位もありますし、痛みには敏感ですから、上記のように雑に扱われると、当然ながら不快に感じます。

大好きな飼い主さんだからじっと我慢しているだけで、他の人がしたら唸ったり噛み付く可能性があるほどです。つまり、犬の心の中は嫌な気持ちと自制心が攻防を続けている状態です。

そうなると、”もっと優しくしてほしいよ”どうしてそんなに雑に触るの?”と飼い主さんに対して一生懸命訴えていることになり、それがわかってもらえないと、痛みと通じなさが合間ってとてもがっかりしてしまうことでしょう。

少し違うポイントかもしれませんが、そっとしておいて欲しい時にしつこくすることも、犬を雑に扱うことに入るかもしれません。

飼い主さんと遊ぶのが大好きな犬だって、眠い時やじっとしていたい時、ゆっくりしたい時があります。そんなまったりとした気分の時に、無理やり起こされてテンション高く接せられると”え?自分のことしか考えてないじゃん”とがっかりするでしょう。

健気な犬はできるだけ飼い主さんの要望に答えようと頑張りますが、反応がいつもとちがかったり、無反応の時は、そっとしておいてほしい時ですので、犬に自己中心的な飼い主さんだと思われないためにも犬の気持ちを尊重しましょう。

一貫性がない

「昨日は大丈夫だったのに今日はダメ」、「ママは良いというのにパパはダメ」と言うなど、しつけに一貫性がないと、犬は混乱し、どうして良いか分からなくなります。

家族や友達など、複数の人が同じ犬と生活しているケースは多いと思いますが、飼育環境の中でダブルスタンダードがあったり、飼育者同士の共通認識が確立されていないとこのような問題が起こってしまいます。

犬は一体どのルール、もしくは誰に従ったら良いのか分からなくなってしまうのです。前回は褒められたからまたしたのに今度は怒られてしまったら、ショックを受けたり、がっかりするのは当然ですよね。

まとめ

悲しむ犬

Katoosha/shutterstock.com

犬をがっかりさせる飼い主の行動について見てきましたが、ドキッとされた方もいるのではないでしょうか?

ついつい、思わせぶりな態度をとって遊んだり、可愛さ余ってからかったりしてしまいがちですが、犬はとても健気な生き物です。

そして、飼い主さんの愛情と関心を一心に欲していますので、犬をがっかりさせないように気をつけてたっぷりと愛情を注いであげましょう。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板