犬と一緒にバスに乗るにはどうすればいいの?守りたいマナーを学ぼう!

犬と一緒にバスに乗るにはどうすればいいの?守りたいマナーを学ぼう!

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mofmo編集部

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犬と一緒にバスに乗るにはどうしたらいいでしょうか?何か注意しなければいけないことはあるのでしょうか?今回は犬と一緒にバスに乗る際の注意事項をまとめてみました。旅行に行く際、ペット病院に行く際などの移動時にお役立てください。

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犬をバスに乗せる際のマナーと注意点

では犬をバスに乗せるときにはどんな点に気をつけたら良いでしょうか?

バスにはさまざまな人が乗っています。犬好きの人もいれば犬が苦手な人もいます。犬が苦手の人のことも考えてマナーを守りましょう。

においや抜け毛に注意

シャンプーされる犬

PATSUDA PARAMEE/shutterstock.com

わずかな犬のにおいも犬嫌いの人にとっては気になるものです。ですから上記でも述べたようにシャンプーを済ませておきましょう。

また中には犬アレルギーの人もいるかもしれません。そして特に換毛期は毛が抜けやすく毛が舞うこともあります。抜け毛が車内に残らないように事前に丁寧なブラッシングも忘れないでください。

犬が吠えないように注意

犬が車内で吠えてしまっては周りに迷惑となってしまいます。そのためにもキャリーバッグの中は安心できる空間であると思ってもらうためにも、事前にキャリーバッグに慣れさせるようにしましょう。

しかし普段とは違う雰囲気、移動に興奮して吠えてしまうかもしれません。あまりにも落ち着かない場合はいったん下車して落ち着かせる方が良いでしょう。

キャリーバッグから顔を出さない

キャリーバッグの中の犬

Monika Wisniewska/shutterstock.com

乗車中は犬が絶対にキャリーバッグから顔を出すことがないようにしましょう。

犬の乗車を認めているバス会社でも条件のひとつが「キャリーケースから顔を出さないこと」をあげています。

なぜキャリーバッグから顔を出してはいけないのでしょうか?

乗客の中には犬嫌い、アレルギーの人もいます。きっと彼らはキャリーバッグから顔を出した犬を見て気分を良くしないことでしょう。

またふだんはおとなしくしているような子でも、ふだんと違う環境に興奮して、キャリーバッグから飛び出してしまう可能性があります。こんな風に暴れてしまっては周りへの迷惑は計り知れません。そうならないためにも、キャリーバッグから顔を出させないようにしましょう。

キャリーバッグは床かひざの上

キャリーバッグに入る犬

Konstantin Gushcha/shutterstock.com

バスで認めているキャリーバッグは手荷物として持ち運べる大きさのものです。ですから足元やひざの上に置くようにしましょう。座席や通路においては他の人の迷惑になりかねません。

長時間の場合は休憩を

長距離、長時間バスに乗る場合は、愛犬がリフレッシュできるように2時間に1回くらいは休憩を取るようにしましょう。外に出して散歩させたりトイレを済ませることをおすすめします。

犬とバスに乗る時のリスク

バスと犬

Simply Kate/shutterstock.com

大好きな愛犬と一緒にお出かけは楽しい時間になりますが、公共の乗り物を使う場合はここまで見てきたような注意も必要です。

またどんなに準備をしっかりしたとしても予測しない事態が起こることがあります。そうなった時、飼い主にかかる負担は大きいです。

例えば、どんなにしつけがよくされた犬でも、「バスに乗る」という行為は非日常の行為ですので、少なからず興奮するはずです。中にはパニックを起こす犬もいることでしょう。

万が一キャリーバッグから飛び出してしまい、車内に犬のにおいがついたりシートを汚してしまったり、シートを破いてしまうなどの行為に至った場合は当然、クリーニング代など弁償しなければなりません。

クリーニングのために営業にそのバスを使えなくなったら、営業補償代金の請求がかかる可能性もあります。貸切観光バスで他にも乗客がいるような状況で、場合によっては運行中止になったら旅行自体中止となりキャンセル料も発生するかもしれません。多大な費用が掛かるかもしれませんね。

考えだしたらきりがありませんが、こういったすべての事態が飼い主さんにかかってくる恐れがあることはわかっておきましょう。

そのためにも十分すぎる準備は大切です。

犬がバスに乗る時の料金とサイズ

愛犬がバスに乗る際の利用料金とサイズを紹介します。

犬がバスに乗る時の料金

普通路線バスを利用する際、犬に対して乗車料金はかかりません。なぜなら手荷物扱いとなるからです。空港リムジンバスなどの高速バスの場合も同様に手荷物扱いとなるので、別料金が発生することはありません。

犬がバスに乗る際のサイズ

犬は手荷物として扱われますが、キャリーバッグやクレートの大きさの指定はあるのでしょうか?

はい。大きさに関する指示はあります。

例えば、東京の都営バスを利用する場合は「縦・横・高さの合計が100cm以内、主さが10㎏以内のもの」を手荷物として持ち込むことができます。ペットスリングやカートでの乗り込みはできません。

この大きさを考えると、バスに乗せることができるのは小型犬のみとなりますね。体の大きな中型犬や大型犬となるとバスへの乗車は難しそうです。

ただし「盲導犬、聴導犬、介助犬」などの補助犬の場合は大きさに関係なく、キャリーバッグに入れる必要もなく乗車が可能です。

大型犬の場合はタクシーを利用

では体の大きな中型犬や大型犬の場合、移動したい場合はどうしたらよいでしょうか?

通常のタクシーも基本的にはキャリーバッグやクレートに入れることが条件となっているので、一般のタクシーに乗せることはできません。

しかし「ペット専用のタクシー」であれば中型犬や大型犬も乗せることができます。

料金はタクシー会社によって異なってきます。一般のタクシー会社が行っているペット専用タクシーの場合は、通常のタクシー料金で利用することもできる場合もありますが、基本的にペット専用タクシーの利用は割高になっています。

各会社の営業所からお客さんのところへ行き、そこから目的地へ、そして目的地から各会社の営業所に戻るまでのトータルの料金が発生するのが一般的です。

しかし各会社によって料金形態は異なるので、事前に確認すると良いでしょう。

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