愛猫の遺品整理はどうしたら良い?時期や方法について詳しく紹介していきます!

愛猫の遺品整理はどうしたら良い?時期や方法について詳しく紹介していきます!

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可愛がっていた猫の死は飼い主さんとその家族にとっては非常に辛いものです。それでも愛猫がいなくなってから考えなくてはならないのは「遺品整理」についてです。今回は、亡くなった猫の遺品整理について調べてみました。遺品整理をどうしようか迷っているのであれば、ぜひ参考にしてくださいね。

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亡くなった猫の遺品はどうすればいいのか

リサイクルマーク

sematadesign/shutterstock.com

遺品整理といっても、亡くなった猫が使っていた物はいろいろあります。何をどのように整理したらいいのかわからなくて困ってしまうこともあるかもしれませんね。遺品整理のアイディアをいくつか挙げますので参考にしてくださいね。

知人や保護団体に寄付をする

キャットタワーやサークル、フードなどはまだまだ使える状態かもしれませんね。捨ててしまうのはもったいないので、他の猫の飼い主さんたちに欲しい人がいないかを聞いてみることができるでしょう。まさにこれから購入しようとしていたという人がいるかもしれません。

また、動物の保護団体などに寄付をするという方法もあります。ホームページなどで支援物資のお願いをしている保護団体もありますよ。フード、薬、ケージ、キャットタワー、猫砂、食器などが支援物資のリストに入っているかもしれません。

保護された猫たちの役に立つので、もしも今後使う予定がなくて処分することを考えているなら、保護団体への寄付をすることをおすすめします。寄付に関しては各保護団体によって方法が異なるので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

次に迎え入れる猫のために使用する

猫好きの飼い主さんであれば、猫のいない生活なんて考えられないかもしれませんね。長年一緒に暮らしてきた猫が亡くなったら、次の猫を迎え入れようと考えることでしょう。次の猫のために使用できるものが遺品の中にたくさんあるかもしれません。

例えば、封を切っていないキャットフードはそのまま取っておいて、賞味期限内であれば新しく迎える猫にも与えることができるかもしれません。おやつなども同様で、賞味期限を確認して、取っておけるようであれば処分しないで保管するようにしましょう。

ケージ、キャリーバッグ、キャットタワーなども猫が亡くなるたびに買い替える必要はないでしょう。十分使用可能であれば、そのまま保管しておいて新しく迎える猫のために取っておきましょう。2代目、3代目の猫ちゃんが使用することによって、亡くなった愛猫の思い出にも浸ることができるでしょう。

首輪についてはいろいろな意見が出ているようですね。首輪の使い回しはしたくないと考える飼い主さんもいるようです。リードやベッドなども猫のニオイがしっかりと残っているので、使い回しは嫌だと感じる飼い主さんがいるみたいですね。

それでも、多頭飼いをしている飼い主さんの中には、気にせずに亡くなった猫が使っていた食器、首輪、リード、ベッドを他の猫に使わせている人もいます。中には毛皮を着替えて帰ってきたからといって同じものを使用しているなんてこともあるようです。

もちろん新しい猫によっては、他の猫のニオイがついているものを受け付けない場合もあります。その場合は新しいものを買ってあげてくださいね。

破棄する

首輪など長い年月をかけて使い続けたものは再び使える状態にないかもしれませんね。その場合は思い切って破棄してしまうこともできるでしょう。手芸が得意だからリメイクするという方法もありますが、痛みがひどくてボロボロだという場合は破棄する以外にありません。

首輪のような身の回り品で痛みがひどいものは、遺体と一緒に埋めることもできるでしょう。また火葬の場合は、許されているものであれば一緒に燃やしてもらうこともできます。そうすれば破棄することに対するうしろめたさのようなものを感じることはないでしょう。

使い込んだキャットタワー、キャリーバッグ、ケージなどは貰い手がいないくらいボロボロだという場合、破棄するしかないでしょう。地元のルールに従って破棄するようにしましょう。

記念に取っておく

愛猫が使っていたこともあり、飼い主さんの中には遺品に愛着を感じて捨てることができないということもあります。その場合は記念として取っておくこともできるでしょう。特に、名前のついた首輪などは取っておくなら思い出の品になりますし、大きなものではないので保管もしやすいです。

記念になりそうなものを取り分けて、痛みが進まないような形で保管するようにしましょう。写真なども貴重な思い出の品になりますから、状態が悪くならないように保管してなくさないようにしましょうね。

愛猫が亡くなってから、他の猫を迎える気にはなれないという人もいますが、時間がたつとやっぱり猫が飼いたいと思いなおすことも少なくありません。そんな時に、遺品整理の時に捨てないで取っておいたものが役に立つこともあるんですよ。猫を飼うたびに全部新しいものに買い替えるのはかなりの出費になりますよね。

「お焚き上げ」のサービスを利用する

生前の猫が使っていた遺品をどうしても整理できないという人もいるかもしれませんね。そんな人のために「お焚き上げ」と呼ばれるサービスを提供しているペット霊園もあります。「お焚き上げ」とは、遺品を供養して天に返すための儀式のことです。

たいていの場合は、遺品を段ボールの中に入れて宅急便で送るとお焚き上げをしてもらうことができます。段ボールの中に入れていいものといけないものがあるので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。また、段ボールのサイズにも決まりがあるので確認してくださいね。

お焚き上げが終わると修了証明書を送ってもらうことができます。遺品をいつまでも整理できずに困っている人、誰かに譲るのも処分してしまうのもためらってしまい困っている人は、「お焚き上げ」のサービスを利用することによって気持ちの整理をすることができるかもしれませんね。

悲しみを乗り越えるためにできること

泣いている女性

Antonio Guillem/shutterstock.com

愛猫が亡くなると深い悲しみに襲われることがあります。すぐに乗り越えることはできなくても、ペットロスになって生活に支障が出るほどにまではならないようにしたいですね。悲しみを乗り越えるためにできることをいくつか挙げてみます。

悲しいという感情を抑える必要はない

悲しい時は思いっきり泣いてもいいんです。泣きたいだけ泣いて、感情を無理に抑えないようにしましょう。思いっきり泣くと気持ちがすっきりして、積極的な思考回路になることがあります。気持ちが落ち着くと、考えることさえできなかった遺品整理についても頭が回るようになるでしょう。

いつまでも遺品を整理せずに悲しみに暮れていると、飼い主さん自身の健康にもよくありませんし、家族や周りの人を心配させてしまいます。それに、なによりも亡くなった愛猫は飼い主さんのそんな姿を望んではいなかったはずです。優しくて愛情深く接してくれた飼い主さんのことが大好きだったはずですよ。

愛猫との思い出がたくさんあるはずです。語りきれないほどの思い出話があるはずですよ。これらは飼い主さんにとって貴重な財産だということができるでしょう。ぜひ思い出話に花を咲かせてください。話しながら笑ったり泣いたりすればいいんです。

新しい猫を迎える

猫が大好きで飼っていたことでしょう。気持ちの整理がついたら新しい猫を迎え入れることもできるでしょう。寿命のことを考えると、猫のほうが先に亡くなってしまうのは仕方がないことです。その逆だと猫にとってはいたたまれないですよね。そうであれば、飼い主さんにとって2代目、3代目の猫がいたとしてもおかしくないはずです。

もちろん、亡くなってからすぐに新しい猫を迎えれば悲しみを乗り越えられるというわけではありません。猫にもそれぞれに個性があり、亡くなった猫は飼い主さんにとってオンリーワンの存在だったはずです。すぐに新しい猫を迎えると、悲しみを乗り越えるどころか逆効果になると意見する人もいます。

それで、新しい猫はしばらくして気持ちの整理がついてからにするといいでしょう。1代目の時と同じように2代目にもたくさんの愛情を注いで育ててあげてくださいね。

子猫にキスをする女性

Veera/shutterstock.com

まとめ

亡くなった猫の遺品整理をどうすればいいのかについて調べることができましたがいかがでしたか?正解はないので、飼い主さんの気持ちを1番に考えて、納得のいく仕方で遺品整理をすればいいことがわかりました。1匹の猫の飼育をする責任の重さを感じることができますね。

猫の死はとても悲しいことですが、いずれは必ずやってきます。その時に備えておくことも大切かもしれませんね。その時が来た時に少しでも後悔することがないように、今たくさんの愛情を注いであげましょうね。

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mofmo掲示板

1 名無しさん
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私は猫でなく犬ですが、旅立ってから4年近くなりますが、まだまだ遺品は沢山残っています。時々処分をと思いまとめますがどうしても処分できず、そこからあれもこれもと手元に残すの繰り返しです。18年4カ月、一緒に暮らしていた愛犬の物をそう簡単に処分出来ないが本心です。でもいつかは処分しなくてはいけないと思っています。それがいつになるか私自身にもわかりません。もう暫く処分せず置いておくつもりです。