猫がしょんぼりするときってどんな時?猫がしょんぼりする理由やなぐさめ方を解説していきます!

猫がしょんぼりするときってどんな時?猫がしょんぼりする理由やなぐさめ方を解説していきます!

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猫は意外にも感情豊かな生き物です。怒ったり悲しんだり、喜んだり、時にはしょんぼりした顔を見せることがあります。ではどんな時に猫はしょんぼりするのでしょうか?今回は、猫がしょんぼりする理由やしょんぼりしている時の特徴、また猫のなぐさめ方を解説します。

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慰めてあげるには

飼い主に甘える猫

Jaromir Chalabala/shutterstock.com

猫がしょんぼりしているときは、どんな風に慰めてあげるといいのでしょうか?

なでてあげる

猫は飼い主さんに撫でてもらうのが大好きです。猫の気分ではないときに触ると嫌がられてしまいますが、猫から寄ってきたときには、撫でてあげましょう。

猫には撫でてもらうととくに嬉しいポイントがあります。大抵はあごや耳、額など顔回りを撫でられのが好きなようです。猫によってそれぞれ好きなポイントがあると思いますので、猫の様子を見ながら好きな場所を探ってみましょう。

無理に触らない

猫がしょんぼりしているときや落ち込んでいるときは、慰めてあげたくなるものですが、撫でてもらいたいタイミングではない時に無理に触ると、不機嫌になってしまいます。不安なことやストレスを感じているときは、一人になりたがるものですので、そんな時は無理にかまわず、そっとしておいてあげましょう。

一人で過ごして満足すると、自分から飼い主さんのところに寄ってくるものです。触ろうとしたときに、イヤそうな素振りを見せたら、それ以上はかまわないようにしましょう。

猫があまりに出てこないときや、頻繁に一人になりたがろうとするときは、何かストレスがあるのかもしれません。一時的にしょんぼりしているわけではなく、頻繁にもしくは長時間元気がない場合は、ストレスの原因を見つけて解消してあげましょう。しょんぼりしている以外にも体調を崩しているサインが出ているかもしれません。いつもより一人になりたがる傾向があったり、一人でいる時間が長い場合は、様子を見ておきましょう。

実はしょんぼりしているのではない時

涙を流している猫

Scifier/shutterstock.com

しょんぼりして落ち込んでいるように見える行動やしぐさでも、実は違う意味があることもあります。慰めてあげたり甘えさせてあげようと思うかもしれませんが、実は見当違いだったり逆効果だったりすることもあります。しょんぼりしていると誤解してしまいがちな行動やしぐさも挙げてみますね。

涙が出ている

私たち人間は、悲しい時に涙がでるものですが、猫の場合は悲しくて泣くことはないと言われています。悲しい・寂しいという感情はあっても、涙を流すことはないんだそうです。

ですが、猫の目が涙ぐんでいるように見えることもありますよね。あくびをしたりくしゃみをした時に、猫の目が潤んでいることもあります。猫の目の機能的には、涙が出るようにはなっているようです。ですので、猫の目が潤んでいるように見える時は、何か他の理由があるのかもしれません。

あくびをした時や目にゴミが入った時など、自浄作用として涙が出ることがあります。また、結膜炎や角膜炎など、目に病気があるときにも涙が多くなります。あくびをした後やくしゃみをした後以外で猫の目がウルウルしているときは、病気が潜んでいるかも知れませんので、様子を見ておきましょう。

猫は悲しかったり寂しかったり、感情表現として泣くことはないと言われています。もし猫が涙ぐんでいるように見える場合は、しょんぼりしているわけではなく、ちょうどあくびをした後かもしれませんね。常に涙で潤んでいる場合は、病気が潜んでいる可能性もありますので、その他にいつもと変わった様子が無いか気にかけておきましょう。

離れたところにいる

飼い主さんから少し離れたところにいるのは、しょんぼりしている時と一人になりたい時と、どちらの場合もあります。本当は飼い主さんの近くにいたいけど、しょんぼりしているという場合は、飼い主さんから近づいて撫でてあげたりかまってあげるのもありです。ですが、たまに機嫌が悪かったり、一人になりたい時に離れたところに座っていることもあります。

猫の不機嫌な時に触ろうとすると、さらに機嫌を損ねて引っかかれてしまったり、シャーと威嚇されてしまうこともあります。離れたところにいる場合は、しょんぼりしているのか機嫌が悪いのか、かまってあげるか放っておくか、見極めが必要です。

猫の気分の見分け方

耳をピンと立てている猫

Julia Pashkina/shutterstock.com

猫がしょんぼりしているのか、怒っているのか、どちらなのか分かりにくい時もありますよね。「落ち込んでいるから慰めてあげよう」と思ったのに、引っかかれてしまったりすることもあります。しょんぼりしているのか、不機嫌で一人になりたいのか、しっかり見極めて接するのが良さそうですね。しょんぼりしているのか、それとも怒っているのか、どうしたら判断できるでしょうか?

しっぽで見極める

先ほども少し触れましたが、猫の気分はしっぽに良く表れます。猫が飼い主さんから離れていたり、しょんぼりしているように見える時は、しっぽの様子を見てみましょう。しっぽの様子をみると、猫が今どんな気分でいるのかが分かってきます。

しっぽがゆらゆら揺れているときは、不満があるときです。イライラしているけど我慢しているという時には、しっぽが左右に大きく振れます。その時に触ってしまうと、フーッと威嚇されたり引っかかれたりしますので、離れておきましょう。

また、しっぽの毛が逆立っているときは、警戒しているときです。なだめようとしたり無理に触ろうとするのは逆効果です。しっぽが揺れている時や、毛が逆立っているときは、距離を置いておきましょう。

耳の様子で見極める

猫のしっぽと同様に、猫の耳にも感情が表れます。耳がピンと立っている時は警戒モードの時です。また、耳を後ろ向きにしていたり、耳を垂れさせている場合もちょっと警戒しています。嫌いな音がしているときに耳をたれさせることがあります。背後から急に触るとビックリさせてしまいますので、猫の視界に入りながら、ゆっくり近づきましょう。

まとめ

猫も人間と同じように、しょんぼりすることもあるようですね。肩を落としてがっくりとしていたり、背中を丸めていることがあります。いつもより鳴き声に元気がなくなることもあります。猫の様子を見て、しょんぼりしているなと思ったら、慰めてあげましょう。 猫の慰め方にもいろんな方法があります。猫も私たちと同じように、落ち込んで一人でいたい時もありますし、かまってほしい時もあります。そっとしておいた方がいいときや、スキンシップをとってあげる方がいい時など、猫の気分によってベストな慰め方が変わってきます。しょんぼりしているように見えても、実は違う時もあります。

猫の気持ちはしっぽや耳の様子から知ることもできますので、猫の全体の様子を観察して判断してみましょう。猫の性格やその時の猫の気分に合わせて、一番良い方法で慰めてあげられると良いですね!

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