愛猫のオムツを手作りしよう!猫の介護に向き合うために飼い主としてできることは?

愛猫のオムツを手作りしよう!猫の介護に向き合うために飼い主としてできることは?

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どれほど可愛がってきたとしても、猫は人間より寿命が短く、いずれは先に旅立ってしまいます。いつかは猫の介護が必要になる時が来ますが、猫の世話をするにあたって何ができるでしょうか?介護するにあたって一番最初に導入するであろう「猫用オムツ」から考えてみましょう。手作りする方法もご紹介していきます!

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ペットの最期を考える

ペットの死と向き合う

cpreiser000/shutterstock.com

「愛するペットといつまでも幸せな時間を過ごしたい」という願いは世界共通ですが、愛するペットが人間よりも早く死んでしまうこともまた世界共通の現実です。

生きとし生けるものはいつかは死んでしまうため、ペットを飼う前から介護やペットの死についてある程度考えておかなければなりません。表立って話されることはあまりないペットロスと安楽死についても、いずれは考えなければならない時がやってきます。

ペットロス

ペットロスとは、ペットが死んだ時に家族や親しい友人を亡くしたような激しい悲しみや辛さに襲われることです。その感情自体はまったくもって普通であり、何一つ異常なことではありません。

しかし、人によってはその悲しみがうつ状態やトラウマに発展することがあり、それに適したカウンセリングや治療は、一般的なうつ病治療やカウンセリングに比べればあまり浸透していないのが事実です。

ペットロスになってしまうと何をしても集中できなかったり、突如深い悲しみに襲われたり、罪悪感や孤独感が非常に強くなったり、パニック発作や不眠症などが生じることがあります。

ペットを失った悲しみを否定することも無かったことにすることもできませんが、自分の体調や症状そのものについてはしっかりと対処していかなければなりません。

基本的に湧き上がる感情は無視するのではなく、しっかりと表現するのが効果的です。感情を押し殺したところで、いずれはそれが爆発するか、体調不良など他の形になって現れてしまうからです。

ペットを失った辛さを分かってくれる人に話をするか、カウンセリングサービスなどを利用する、あるいは自分にとって心地よいと思える何か他の表現方法があるならば、それに取り組んでみるのが最善です。

一般に、ペットを失った飼い主は「否定⇒交渉⇒怒り⇒受容⇒解決」のステップを踏むと言われています。

現実を受け入れがたく感じる否定から、もう一度会うことを願う交渉、原因ややるせなさを思って感じる怒り、ペットの死を受け入れる受容、悲しみから立ち直る解決のステップです。

こうした自分の自然な感情や反応を理解しておくことは、いざペットロスに向き合うときに非常に助けになります。怒りや罪悪感を感じたとしても、その反応自体はとても自然なことであるということを覚えておいてください。

いずれはペットの死の悲しみがなくなるとしても、記憶まで失うわけではありません。いつの日か、ペットが我が家に来てくれたことやかけがえのない楽しい思い出を残してくれたことに、感謝を感じられるようになるでしょう。

安楽死

どこかタブーな印象のある安楽死ですが、欧米では比較的メジャーな選択肢であり、日本でも獣医師一人当たり平均で毎年3件ほどの安楽死が施術されていると報告されています。

安楽死を考えるにあたって、否定的な意見を持つ人は少なくありません。“ペットの命を飼い主の独断で奪うのは、人間のエゴである”、“天命を全うしてこその飼い主の責任”といった価値観が根強く残っているからです。

安楽死の是非について非常に様々な議論があるものの、はっきりしていることは「ペットの命は飼い主に左右される」ことと、「自然死でも安楽死でもペットを失う辛さに変わりはない」ことです。

ペットに健康的でない材料や量のエサやおやつを与えることも、ペットの命を左右する行為であり、現代社会に見られる慢性的なペットの運動不足も同様です。安楽死だけがペットの命を左右するわけではありません。

加えて、安楽死させたことを後悔する飼い主がたくさんいる一方で、ペットが長年苦しむ姿がトラウマとなって焼き付き、安楽死させなかったことを後悔する飼い主もたくさんいます。

安楽死という言葉が一文字たりとも脳裏をよぎらなかった飼い主さえ、苦しんで死んでいくペットの姿を見て後悔や罪悪感などの感情に襲われるものです。

ここでは安楽死の是非についての論議は避けますが、ペットの最期を看取るうえで、ただ否定するのではなく一通り考慮したうえで結論を下すことが必要だと言えるでしょう。

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1 名無しさん
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記事が古いので仕方がないですが、現在は猫用オムツが販売されています。

新生児用のオムツは猫の身体に合わないので使えなかったです。

新生児用の方が足回り細くお尻は大きいので、痩せてしまった猫なら合うのかもしれません。

猫用オムツはお尻が小さく身体に合うように長めに作られていて、猫が噛んでも取れにくくなっています。

我が家ではマーキング対策で使用していますが、切り込みを深くして大きい方はトイレで出来るようにしています。

人間用吸水パッドをつければそれを交換すれば良いのでオムツは一日使えます。