犬のデッサンにチャレンジしてみよう!デッサンの基本や犬の描き方を紹介します

犬のデッサンにチャレンジしてみよう!デッサンの基本や犬の描き方を紹介します

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愛犬の姿を絵で残したい!と思う飼い主さんも多くいることでしょう。デッサンと聞くと難しそうに思うかもしれませんが、絵を描くのが苦手な人、デッサンの事を詳しく知らない初心者の人でも、練習していくなら上達することができます。そこで今回はデッサンの基本や犬の描き方、手順について紹介したいと思います。

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はじめに

「犬の絵を描いてみたい!」と思ったことはありますか?犬は可愛らしさと凛々しさを兼ね備えた動物です。犬の姿を正確に描くことができるなら、躍動感のある愛犬の姿を絵で残すことが出来るでしょう。是非犬のデッサンにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?

絵を描くのが苦手な人、デッサンの事を詳しく知らない人でも練習していくなら上達します。デッサンは立派な趣味にもなることでしょう。そこで今回は、犬のデッサンの描き方をご紹介したいと思います。

犬のデッサンにチャレンジしよう!

犬のデッサン画

Monkey Business Images/shutterstock.com

「デッサン」は美術関係に詳しい人がするものと考えている人は多いかもしれません。しかし初心者であってもデッサンにチャレンジすることはおすすめです。特殊な道具はいりません。紙と鉛筆だけで美しくて可愛らしい犬を描けますよ。

デッサンって何?

ではそもそも「デッサン」ってどんな絵の事を言うのでしょうか?

デッサンとはモチーフを観察し特徴や構造を捉え、それを絵で表現することです。デッサンは絵画の基本とも呼ばれています。なぜなら、デッサンは対象の形や動き、奥行きや色、光や影を鉛筆やペンだけで表現するものだからです。

「デッサン」というフランス語には「線を引く」という意味があります。その名の通り、鉛筆で線を引くことで、様々なものを表現することができるのです。

デッサンはイラストなどとは異なります。イラストは対象を簡略化したり、可愛らしくキャラクター化して描いたりするものです。対して、デッサンは対象を見たままに表現します。紙の中に、本物が存在するかのように描くのです。

犬のデッサンとは?

通常デッサンのモチーフには家具や果物、花などの様々な対象が選ばれます。また人や動物が選ばれることもあるでしょう。

人はデッサンモデルとして同じ姿勢を保ってくれますが、犬の場合はそうはいきません。絶えず動き回っている犬のイメージをつかみ、描いていかなければいけないので、犬のデッサンは難易度が高いかもしれません。しかし、何度も描いていくうちに上達します。

デッサンは対象の本質を理解することが大切です。犬の事を好きな人がデッサンするなら、きっと上達も早く、魅力的な犬を描くことが出来るでしょう。

デッサンの基本

りんごのデッサンをしている子ども

somemeans/shutterstock.com

犬のデッサンにチャレンジしたいですか?もしそうであれば、最初にデッサンの基本を学んでみましょう。

これからデッサンの基本についていくつかご紹介したいと思います。まずは、基本を行なってみてから、犬のデッサンに取り組むようにしましょう。犬のデッサンでうまくいかなくなったり、悩んだりすることがあれば、一度デッサンの基本に戻ってみることもおすすめです。

鉛筆を準備する

まずは鉛筆を用意しましょう。どんな鉛筆でもデッサンにチャレンジすることはできます。それでもおすすめするのは、デッサン用の鉛筆を使用することです。

また、鉛筆にはそれぞれ濃さがあります。鉛筆の先の細さも、削り具合によって大きく異なるので、一本だけでなく何種類か鉛筆を用意しておいて、色々なものを試してみると良いかもしれません。

観察する

デッサンと言えば、「描く」ことが大切だと考える人も多いでしょう。もちろんその通りです。しかしそれと同時に、対象物をしっかり「観察する」ことも非常に大切です。

デッサンは立体的な対象を、平面の紙の上に表現しなければいけません。対象物を観察し、何が対象を立体的に見せているのかを発見し、それを描き表わすことで、やっと平面の中に立体的な絵を描くことが出来るのです。

また、それぞれの長さや大きさ、位置なども的確に把握できなければいけません。これらがバラバラだと非常に滑稽な絵になってしまいます。

構造を考える

構造をしっかりと把握することもデッサンの基本です。ですから描く対象の構造を理解するように努めましょう。観察するだけでは、対象の構造をつかむことが出来ないこともあるでしょう。対象について調べたり、触ってみたり、分解してみたりすることで形や中身の構造をしっかりと把握してください。そうするなら、対象の形や動きを理解して、それを表わすことが出来るはずです。

人の身体を描くときにも、「何頭身なのか」「身体はどのように曲がるものなのか」「どこに筋肉が付いているのか」「どの筋肉でどの部分が動くのか」などを理解しているなら、より正確な描写が出来るでしょう。

デッサンが上達するためには、実際に描く以外にもたくさんの事が必要なようですね。

最初は球体で練習しよう

デッサンのモチーフとして一般的なのは「リンゴ」です。リンゴのデッサンを見たことがある人も多いのではないでしょうか?なぜなら、リンゴのような球体はデッサンの基本だからです。

最初から人や動物を描くのは難しいかもしれません。そうであれば、まずはボールや果物などの球体を描いてみましょう。球体を立体的に見えるようにするためには、線の引き方や陰影のつけ方を上達する必要があります。

球体を上手に書けるようになったなら、ある程度のデッサンの基本が出来たということでしょう。

実践あるのみ

デッサンの基本の最後は、「練習」です。最初から上手に描ける人はいません。どんなに観察しても構造を理解できていても、それを表わす腕が無ければ意味がありません。ですから、まずは描くことに慣れるようにしましょう。

何度も何度も描くうちに上達します。デッサン方法をいくらか学んだなら後は実践あるのみです。

犬のデッサンの描き方と手順

犬の写真を見ながらデッサンしている女性

Monkey Business Images/shutterstock.com

デッサンの基本を押さえたなら、いよいよ犬のデッサンにチャレンジしてみましょう!!ではこれから犬のデッサンの描き方と手順をご説明したいと思います。

犬を選ぶ

まずはモチーフにしたい犬を選びましょう。最初はよく知っている犬が良いかもしれません。もし犬を飼っているのであれば、飼い犬をモチーフとして選ぶのをおすすめします。飼い犬であれば、いつでも観察することが出来ますし、実際に触ってみて体の構造を確かめることが出来ます。

飼い主は愛犬の一番魅力的な仕草や姿勢、表情を知っているのではないでしょうか?また愛犬の性格や特徴を把握できているので、そうしたものを含めてデッサンとして表現することができます。

もちろん、犬種によって体の大きさや被毛が異なるためデッサンが難しい犬もいることでしょう。もし飼い犬をデッサンすることが難しいのであれば、他の簡単そうな犬を選ぶと良いでしょう。

犬の身体の仕組みを勉強する

次に犬の身体の仕組みを勉強すると良いでしょう。最近では、インターネットや本で犬の身体の仕組みを手軽に調べることが出来ます。

犬の身体のサイズや、それぞれの部位の位置や大きさを知ることが出来ます。犬の身体がどのように動くのか、関節がどの程度曲がるのかも知ることは大切です。

愛犬が嫌がらない範囲で、身体を触って確認することも出来るでしょう。

よく観察する

続いて、犬をよく観察しましょう。漠然と犬を見るのではなく、犬の全体像から細部に至るまで把握するように観察します。観察するなら、様々なことを知ることが出来るでしょう。

今までは知識だけだった犬の身体の仕組みを確認することが出来ます。犬の被毛がどのようなものなのか、どこに影があるのか、などを観察していくと良いでしょう。

実際に描きながらも、随時観察をするのは大切です。

犬の特徴を捉える

モチーフとなる犬の特徴を捉えておきましょう。頭が小さい犬なのでしょうか?耳は大きいですか?被毛や尻尾の長さはどうでしょうか?足と胴体のバランスはどうでしょうか?

犬の特徴を捉えるなら、その特徴を逃すことなく、描写することが出来るでしょう。私たちがモチーフとして選んだ犬は、世界で1匹だけの犬です。同じ犬種はいますが、全く同じではありません。特徴を捉えるなら独自性を表現でき、よりリアルに描くことが出来るはずです。

犬のポーズを決める

続いて、犬のどんな姿勢を描くかを決めます。歩いているところでしょうか?お座りしているところでしょうか?もしかしたらもっとアクティブな場面を描きたいと思うかもしれません。

ポーズによっては難易度が格段に上昇します。ですから、最初のうちは描きやすいポーズを選ぶと良いでしょう。動きの無いものがおすすめですよ。

パーツの位置と大きさを大まかに描く

犬のポーズが決まったなら、頭や胴体、手足などの部位の大まかな大きさと位置を決めましょう。

各パーツの位置は正確にとらえると良いでしょう。位置関係がズレてしまうと身体の構造がおかしくなってしまいます。犬の身体の仕組みを考えつつ、ポーズに沿ったパーツの位置を考えましょう。

犬のアウトラインを描く

パーツの位置と大きさが決まったなら、続いてアウトラインを引いていきましょう。それぞれのパーツの外側を線でつなげるのです。そうするなら、犬のシルエットが完成します。

上手にアウトラインが取れていると、これだけでも犬であることが分かるほどです。逆にアウトラインが正しく取れていないと、どんなに被毛や陰影を上手に描いたとしても奇妙でアンバランスな犬になってしまいます。この部分は妥協せずに納得がいくまでやり直しましょう。

細かい部分を描く

アウトラインが取れたなら、更に細かい部分を描いていきましょう。顔のパーツや身体の筋肉なども表現できるでしょう。

陰影や被毛、色の違いを表現する

最後に、陰影や被毛、色の違いを鉛筆だけで表現してみましょう。被毛の長さや生え方を把握して描きましょう。鉛筆の濃さによって各部位の色の違いを表現できるかもしれません。

光の当たる位置や、身体のパーツが重なる場所を考えて陰影をつけましょう。丸み(立体感)を表現するために陰影を上手に描きましょう。

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