シェルティとコリーはどこが違う?毛色やサイズから違いを見分けよう

シェルティとコリーはどこが違う?毛色やサイズから違いを見分けよう

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「シェルティ」という愛称で親しまれているシェットランドシープドッグですが、その姿から「小さなコリー」などと呼ばれることがあります。確かにとても似ている犬種同士ではありますが、さまざまな違いがあります。ここでは、シェルティとコリーの違いについてまとめます。

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シェルティとコリーの違い

シェルティ

Eric Isselee/shutterstock.com

シェルティーと比べられるのはコリーの中でもラフコリーだということがわかりましたが、それぞれの基本情報を振り返ると両犬種の違いに気がついたのではないでしょうか?シェルティーとコリーの違いを3つ挙げて復習してみましょう。

①大きさが違う 平均体高や平均体重を見ればシェルティーとコリーは大きさが全然違うということに気がついたことでしょう。

シェルティーの平均体高は33㎝~41㎝、平均体重は6㎏~7㎏と紹介されていますが、コリーは平均体高が56㎝~66㎝、平均体重は23㎏~34㎏となっています。両犬種を並べてみれば大きさがいかに違うかがわかるでしょう。

シェルティーはコリーと交配されたこともあり、シェットランドコリーと呼ばれる時代もあったことがわかりましたが、その当時は大きめのサイズのシェルティーも登場したということがわかります。

ただしその後は小型犬との交配によって元の小型サイズに戻りました。サイズが安定しないと言われているシェルティーですが、どんなに大きくてもコリーのサイズにはなりませんね。

犬種の大きさにはスタンダードで定められた数値がありますし個体差もありますが、ダイエットのし過ぎや食事の与えすぎで痩せたり太ったりしないようにコントロールしましょう。シェルティーもコリーも活発で運動量が多い犬種ですから、運動不足による肥満には特に注意が必要です。

②毛色が違う シェルティーとコリーは首周りから胸にかけた豪華な飾り毛が特徴的ですが、毛色に違いがあります。シェルティーの現在認められている毛色はマール、トライ、セーブル、セーブル&ホワイト、ブラック&タン、ブラック&ホワイト、ブルーマールの7色です。それに比べてコリーの毛色はトライ、セーブル、ブルーマール、ホワイトの4色です。

写真だけを見て大きさの確認ができない時は、毛色に注目してみるといいでしょう。コリーの4色に比べるとシェルティーは7色も認められているので見分けがつくかもしれませんよ。

③性格が違う どちらの犬種も牧羊犬として活躍してきた歴史があり、飼い主に対する従順さや優しくて活発、運動量が多いなど、似たような性格を持っていることがわかります。コリーは大型犬らしく穏やかで優しい性格が特徴的ですが、シェルティーは小型犬らしく警戒心が強いのが特徴的です。

警戒心が強いということは、家族以外の人に対して吠えることが多いということになります。中には家族以外の人にはなつかないという個体もいるようです。シェルティーを小型のコリーのように扱うと思いっきり吠えられるかもしれませんね。

性格に若干の違いがありますが、どちらも賢いので上手にしつけるようにしましょう。間違ったしつけをすれば、コリーであっても無駄吠えの多い子に育ってしまいます。大型犬でよく吠えるとなると近所迷惑になってしまいますね。

まとめ

シェルティーとコリーの違いについてまとめることができましたがいかがでしたか?1匹ずつの写真を見るとどちらの犬種かわからなくなることがあるかもしれませんが、基本的には大きさ、毛色、サイズに違いがあることがわかりました。今度どちらかの犬種を見る機会があったら、これらの3つのポイントに注目してみてくださいね。

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