猫が鳴きながらウロウロするのはなぜ?5つの理由と対策をご紹介します!

猫が鳴きながらウロウロするのはなぜ?5つの理由と対策をご紹介します!

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猫は鳴き声によって自分の要求や気持ちを伝えようとします。飼い主であれば愛猫の鳴き声から「何を伝えたがっているのか」「何をして欲しいと訴えているのか」など、鳴いている理由を理解してあげたいと思われるに違いありません。ここでは猫が鳴きながらウロウロする理由と対策をご紹介します。

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その④不安を感じている

引っ越しでウロウロする猫

Africa Studio/shutterstock.com

猫は不安を感じている時や何か嫌なことがあった時などに、気持ちが落ち着かない様子でソワソワして動き回ることがあります。

猫は一見すると自由気ままに生活するような性格に思えますし、何かしらの変化が生じても「興味がありませんよ」といったような態度を取っているかに思えることがありますが、実はとても繊細でデリケートな性格をしています。

飼い主の言動をよく観察していますし、ちょっとした変化にも気付きます。また、部屋模様の変化など環境が変わることにもとても敏感です。

どんな時に不安を感じることがあるでしょうか。たとえば、飼い主が旅行に出かけようとしている時、見知らぬお客さんが訪問してきた時、引っ越し等で住環境に変化が生じた時などに不安を感じる猫もいます。

不安を感じて鳴いている猫の対処法

長期間の出張や旅行などで家を空ける際には、出かける前にいつも以上に一緒に遊んであげたり、抱っこしてあげたりするなどして、愛猫とスキンシップを取ることで不安を少しでも和らげてあげましょう。

また、飼い主がいない間でもストレスが溜まらないように、運動ができるようなキャットタワーを置いておくようにしたり、大好きなおやつを少し多めに置いてあげたりといった工夫もできます。

猫にとっては見知らぬ人を自宅に呼ぶ時に、いつもと違う状況に猫が戸惑って鳴いているようなら、「大丈夫だよ~」「こわくないよ~」と常に声をかけてあげて、猫の不安やストレスをなるべく減らすようにしましょう。

間違っても愛猫をお客に見せようとして、隠れているのを無理やり引っ張って連れてきてはいけません。

引っ越し等で住環境が変わる時は、猫のにおいがついた毛布やタオル、ベッドなど、猫がずっと使用していたものを新しい場所でもしばらくは使用することで、自分のにおいがついたものがあって猫は安心できるに違いありません。

その⑤発情期を迎えている

鳴く猫

Eric Isselee/shutterstock.com

去勢や避妊手術をしていない猫の場合、発情期を迎えると普段とは全く違った、耳につんざくような甲高い鳴き声で鳴き続けます。やたらと外の方に行きたがり、部屋の中をウロウロと歩き回ります。

特に夜になると、「ニャーオ」「ナーオ」といった鳴き声で大きく鳴き続けるかもしれません。これは猫の本能による行動で抑えることは難しいので、飼い主にとってもこの時期はストレスを感じるようです。

発情期を迎えて鳴いている猫の対処法

猫の発情期は、だいたい4ヶ月から5ヶ月頃から始まります。オス猫もメス猫にも発情特有の行動は起きます。

もしこれから繁殖する予定がないのであれば、手術できる時期がきたらなるべく早く避妊や去勢の手術をしてあげることで、こうした行動を抑えることができるでしょう。

しかし、手術した猫であっても発情の名残が残ってしまう場合もあるようです。そうした時は、どんなに飼い主がスキンシップを取ってあげても、遊んであげてもなだめても怒っても意味がなく、猫の行動を抑えることはできません。

飼い主さんにとってはストレスを感じる時期かもしれませんが、発情期はずっとは続きません。その時期が過ぎると何事もなかったかのように元に戻るので、それまでは我慢するしかないでしょう。

まとめ

鳴いている猫

Eric Isselee/shutterstock.com

猫が鳴きながらウロウロする理由と対処法についていくつか取り上げました。もちろん今回取り上げた理由以外にも、猫が鳴きながらウロウロする要因はさまざまあると思います。

いろいろな対処法を試みても猫が鳴き続ける時や、ずっとウロウロして落ち着かない様子が続くような時は、猫の鳴き声や声質、行動をよく観察して気を付けてあげるようにしてください。

もしかすると体の不調を訴えている可能性もあります。不安に感じる場合は、かかりつけの獣医師に相談してみることをお勧めしたいと思います。

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