猫がトイレを散らかす理由は?散らかさないためにできる5つの対処法を紹介!

猫がトイレを散らかす理由は?散らかさないためにできる5つの対処法を紹介!

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愛猫がトイレ砂を散らかすことでお悩みの飼い主さんは意外とたくさんいるようです。猫がトイレを散らかすのにはどんな理由があるのでしょうか。また、猫がトイレを散らかさないためにどんな対処法があるのでしょうか。この記事で詳しく取り上げたいと思います。

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猫がトイレを散らかさないためにできる対処法とは

トイレの下に敷いてあるトイレマット

ArtCranberry/shutterstock.com

猫がトイレ砂を散らかす、さまざまな理由を考えてみました。そうなると、おのずと対処法も見えてくるのではないでしょうか。

では、猫がトイレ砂を散らかすのを少しでも減らすために、できる対処法をいくつか取り上げてみることにしましょう。

対処法その①:トイレそのものを思いきって変える

猫のトイレでふちが浅い、オープンタイプの形状を使っているなら、それは猫砂が飛び散りやすいと言えます。

猫が排せつ物に砂をかける時に、「トイレの中だけに収まるように砂をかけてね」とは言えませんし、これは飼い主の側でトイレの形状を変えてみるのが、ストレスを軽減するのにも良い対処法と言えるでしょう。

おすすめなのは、ドーム型のトイレなど、フルカバータイプのトイレです。ドーム型のトイレは上まで全部囲われていますから、これに変えるだけでもかなりの効果を期待できるに違いありません。

ドーム型のトイレには、縦長タイプもあれば横長タイプ、あるいはコーナー型になっているものもあります。

また、入り口が上についているトイレもあって、周囲が深く囲まれているので、猫砂が外に飛び散ることもありませんし、肉球に挟まった猫砂まで落としてくれる工夫までなされているようです。

フルカバータイプは抵抗がある…という方には、ハーフカバータイプのトイレもあるので、思い切ってトイレそのものを変えてみるのも良いかもしれませんよ。

さらには、トイレのサイズが飼い猫の大きさに合っていないなら、トイレの大きさをもっと大きいタイプに変えることで、猫砂の飛び散りを軽減できることでしょう。

対処法その②:トイレを囲って飛び散らないようにする

トイレを購入したばかりだし、トイレをまた買うのはもったいなくて嫌だ、というのでしたら、トイレの周囲に囲いをするのもおすすめです。

猫トイレ専用の囲いも販売されているので、チェックなさってみてください。家具調のものや木製タイプなど、おしゃれな囲いがたくさん販売されています。

囲いをしているだけで、掃除がグンっと楽になるに違いありません。たとえ猫がトイレを散らかしたとしても、砂は囲いの中だけの飛び散りで済みますから、その範囲だけ掃除すればよいのです。

対処法その③:トイレマットを引く

トイレの出口や周囲にマットを引くのも、トイレ砂が散らからない対処法としておすすめです。

トイレにマットを引くメリットは、猫の肉球にどうしても挟まってしまう猫砂を取りやすくしてあげる、という点にあります。

肉球に挟まったまま部屋中を歩き回られると、至るところに猫砂が散らかってしまいますし、間違って猫砂を踏んでしまう事もありますよね。そうしたことを防ぐメリットがあるというわけです。

マットのタイプとしておすすめなのは、でこぼこがあるマットです。でこぼこを猫が踏むことで、自然と肉球に挟まった猫砂が落ちるので、掃除も楽になります。また、何度も洗濯できるものだと衛生的にも良いですし、お手入れしやすいでしょう。

飼い主さんの中には、コストを抑えるために、ホームセンターや百均などでも売っている人工芝を使用されている方も多いようです。これも試してみる価値がありそうですね。

対処法その④:猫砂の大きさや素材を変えてみる

小さい砂粒の猫砂を使用している場合、どうしても砂が肉球に挟まる率は高くなってしまいます。しかも外に飛び散った砂も細かいので、片付けるのがより大変になります。

部屋中に猫砂が飛び散って困っているというのであれば、肉球の間に挟まらない大きさの砂に変えてみるのも良い方法と言えるかもしれませんね。

また、用を足した後、あるいは足す前に、やたらと念入りに砂をかけたり掘ったりする猫もいます。この場合、においを消したくて必死に砂をかけているわけですから、そうした猫を飼っているなら、消臭効果の高いタイプの猫砂に変えてみるのも良いでしょう。

消臭効果が高い砂を選べば、猫が不必要に砂かきをしないで済みますから、その分飛び散りも軽減されるかもしれません。

対処法その⑤:トイレの置き場所や置き方を工夫してみる

猫が用を足し終わってトイレから出て来る時に、そのまま勢いよく走り回る光景を見かけたことありませんか?

このよく分からない猫のハイテンションな行動ですが、猫を飼っている方の中では「トイレハイ」として知られています。

この行動にはいろんな説がありますが、一番有力な説は「野生で過ごしていた時の習性の名残」と言われているようです。

用を足している間は非常に無防備な状態で、敵から狙われてしまいやすい危険な状態になるわけです。それでその行為が済んだ後は、終わって安心するので、元気に走り回ると言われています。

他にもさまざまな説があるので真偽は不明ですが、いずれにしてもまだ手や肉球に猫砂が付いた状態で、勢いよく部屋中を走り回られたら、当然部屋中に猫砂が散らかってしまうことになります。

なので、トイレが終わった後にそのままダッシュできない工夫をすることができます。特にトイレの置き場所や置き方を変えてみるのは良い方法です。

例えばトイレを置いている場所や、トイレの入り口がそのまま部屋につながっていると、猫がトイレが終わった後にダッシュしやすくなってしまいますよね。それを防ぐためには、トイレの入り口を壁側に向けるといった工夫ができます。

また、複数の猫を飼っていて、トイレをいくつか置いているという飼い主さんの中には、トイレを向かい合わせに置くことで、トイレからそのまま出て走り回れないようにしているという方もいます。

まとめ

猫がトイレ砂を散らかしてしまうのは、排せつした後ににおいを消すために隠すという猫特有の習性から来るものなので、やめさせることはできませんが、それでも飼い主としては、やたらと砂が飛び散ってしまうのはストレスにもなってしまいますよね。

飼い主のストレスを少しでも軽減するためには、猫砂が散らからない工夫をこちらでするということが、いちばん良い対処法のようです。

トイレの形状を工夫したり、猫砂の大きさを変えてみたり、マットを引いてみたり、トイレの置き方を工夫してみたりと、できる対処法をいくつかやってみることで、砂が散らかってしまう要因を減らすことができるかもしれませんよ。

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