愛犬が来客時に吠える!吠える理由と対策を紹介!

愛犬が来客時に吠える!吠える理由と対策を紹介!

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愛犬が来客者に対して興奮して吠えたり、飛びかかろうとしたりするといった問題行動に悩んでいる飼い主さんは多いようです。飼い主さんも、またワンちゃん自身もストレスなく生活を送っていくために、犬が来客者に対して興奮する理由や原因を知り対策を取りたいものです。ここではそうした点を詳しく解説します。

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来客に興奮する犬への対策

指示語を聞く犬

Hannamariah/shutterstock.com

犬が興奮する理由や、性格別の行動の違いについて考えてきました。では、来客者に興奮する犬に対してどんな対策を取ると良いでしょうか。対処法についても考えてみることにしましょう。

警戒心が強い怖がりな犬への対策

・吠えなくて良い経験を積ませる インターホンが鳴るたびに吠え続けるなら、「吠えなくても良い」経験をさせてあげることで、吠える回数を減らすことができます。

来客者が来ることが前もって分かっているのであれば、来客者が来る前(インターホンが鳴る前)に、愛犬が大好きなおやつをあげるなどして気をそらしてあげます。

そうすると、実際にインターホンが鳴って来客者が来ても、犬はおやつを食べているので吠えることができません。来客があるごとに普段は食べない特別なおやつをあげることで、おやつへの関心や執着を高めることができます。

また、お客さんが帰った後にもたくさん褒めてあげましょう。来客が「怖くないこと」「吠える必要がないこと」を繰り返し教えることで、警戒心を減らしてあげることにつながります。

・クレートトレーニングを行う 警戒心が強いタイプの犬は、自分のテリトリーに不審者が入ってくる事にとても敏感です。来客者があった時に愛犬を家の中に自由にさせておくと、犬にとっては守らないといけないテリトリー範囲が広すぎるので、犬にとっても大変なわけです。

なのでケージやサークル、クレートなど愛犬が安心できる場所に入ってもらい、その上からバスタオルなどをかけて覆ってあげると、守る場所が狭まり限定されるので吠えにくくなります。

日頃からクレートに慣れさせるトレーニングを行っておきましょう。「クレートに入るといいことがある」「安心できる」と思ってもらえることで、来客者が来た時にもすんなり入ってもらいやすくなります。

・「来客者=良い人」と認識づける 親族や友人など、よく自宅に招く来客者がいるのであれば、その人が怖い人ではないことを愛犬に認識してもらうことができます。

「家の中」で来客者と会うのではなく、散歩に行った時など「家の外」でまずは会うことです。そしてその際に、相手の人から愛犬におやつをあげてもらうようにしてください。おやつをあげる時は相手の人の手のひらにおやつを乗せて、愛犬に声をかけたり、愛犬の目を見ないであげてもらったりするのがポイントです。

来客者が「侵入してくる不審な人」ではなく、「おやつをくれる良い人」と愛犬に認識づけることで、実際に家の中に招いた時に、興奮して吠えるといった問題行動を無くすことができるようになります。

自宅に来てもらってからも同じようにお客さんの手からおやつをあげてもらいましょう。少しずつ慣れてきたなら、声をかけたり、遊んでもらったりできます。

大切なのは、怖がりタイプの犬に無理に慣れさせようとして来客者に近づけないことです。怒るのも逆効果になるだけです。少しずつ安心感を与えてあげるようにしましょう。

嬉しくて興奮しすぎてしまう犬への対策

・事前にいっぱい運動させておく 来客者が来る前にいつもより長く散歩させるとか、ドッグランなどで走り回らせるなどして、たくさん運動させておきましょう。自宅の中でたくさん遊ばせておくこともできます。

そうすると、来客者が来た時には愛犬は疲れているので、来客者に飛びかかろうとしたり、吠えたりする体力や気力はなくなります。飼い主も落ち着いて来客者を迎えることができるはずです。

・来客者に愛犬を無視してもらう かまって欲しくて犬は来客者に近づこうとします。以前それで成功した経験から、同じような行動を取っていることも考えられます。

そのような犬の場合、無視をすることがいちばん効果があります。ワンワン吠えたり飛び跳ねたりしているうちは遊んでもらえない、構ってもらえないことを認識させることが必要なのです。

愛犬が大人しくなり落ち着いたら初めて、声をかけたり遊んであげたりすることで、「静かにしないと遊んでもらえない」ということを覚えさせることができます。

無視をしても効果が無い場合は、ケージやクレートなど犬が落ち着きを取り戻せる場所に一度入れるというのも良い方法です。

・日頃からしつけをしておく 「おすわり」や「伏せ」「待て」といった指示語に犬が従うように、日頃からしつけをしておきましょう。犬が飼い主の声にきちんと従うように日頃からトレーニングしておくことは、飼い主がリーダーであることを愛犬に教えることになります。

何でもしたいようにさせて甘やかして育ててしまうと、来客者が来た時に落ち着かせたりなだめたりすることをいくら行っても、愛犬は言うことを聞かないでしょう。

きちんとしつけをしておくことは飼い主と愛犬との関係をしっかり築くことにもつながりますし、来てくれた来客者に愛犬をいっぱい可愛がってもらえることにもなります。

愛犬のためにも、飼い主や来客者が気持ちよく過ごせるようにするためにも、飼い主の指示に従うように訓練しておくことは大切です。

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