黄色いリボンをつけた犬が目印!イエロードッグプロジェクトについて詳しく紹介

黄色いリボンをつけた犬が目印!イエロードッグプロジェクトについて詳しく紹介

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近年注目を集めているイエロードッグプロジェクトは、まだ日本では認知度が低いですが、すでに海外では当たり前のように活動が行われています。イエロードッグとはどのような犬のことなのでしょうか?またプロジェクトにはどんな目的があるのでしょうか?この記事で詳しく紹介したいと思います。

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知っておくべき犬の散歩マナーとは?

犬の散歩をしている男の子

alexei_tm/shutterstock.com

イエローリボンをつけている犬を見かけたら、その子に近づかないで、離れたところからそっと見守ってあげることがイエロードッグプロジェクト運動であることが分かりました。

愛犬の散歩中にイエローリボンをつけている犬を見かけたら、あなたのワンちゃんを近づけないようにしましょう。そして、その子と飼い主さんが立ち去れるように、道をあけて少し待って配慮を示してあげましょう。

このようにイエロードッグの意思表示を理解することに加え、犬の散歩にはさまざまなマナーが存在しています。犬を飼っている方は、この機会に散歩中のマナーを見直してみるのはどうでしょうか?

犬の散歩マナーには、次のようなものが挙げられます。

ノーリードはNG!

散歩中に犬をリードから外すことは絶対にNGです。犬をノーリードで遊ばせたいなら、ドッグランなどに連れていくことが一般マナーです。

でも、残念なことに子どもたちが遊ぶ公園や遊び場など、公共の場所でノーリードにする飼い主さんがいるため社会問題となっています。

公園などの公共の場所は、地域の住民の方の憩いの場所であり、犬連れ以外の方も利用しています。犬を遊ばせる目的で訪れているとしても、すべての人が同じ目的で訪れているのではないことを忘れないようにしましょう。

また、すべての人が犬好きというわけではありません。どんなに小さくて可愛らしい犬でも、犬がキライな人はどんなタイプの犬でもキライですし、アレルギーを持っているかもしれません。さらに、ノーリードでなくても、犬とすれ違うだけで恐怖を感じる人もいます。

車のドライバーから見ても、ノーリードの犬は急に車道を飛び出してくる可能性があるので、とても危険な存在となっています。

”うちの子は言うことをよく聞く賢い犬だから大丈夫”とか”おとなしい子だからノーリードでも大丈夫”という自信過剰は、多くの人に迷惑をかけています。どんなに訓練されているとしても、犬は犬ですので、しっかりリードをして散歩するようにしましょう。

フンの放置はNG!

犬のフンの片づけは、飼い主さんの最低限のマナーのひとつです。しかし、残念ながら飼い主さんの中には愛犬のフンを片づけない人もいます。

もしフンを片づけずに放置してしまうなら、それに気づかずに踏んでしまう人が出ます。たとえフンを踏みつけないとしても、道端にフンが放置されているなら、多くの方が不愉快に感じるのではないでしょうか?また子どもたちの遊び場である公園などに、犬のフンが放置されていたらどうでしょうか?

不衛生な環境の場所で、子どもたちを自由に遊ばせることに不安が残ることでしょう。フンの放置は人間への被害だけにとどまらず、ほかの犬に病気を感染させる危険性も潜んでいます。

さらに犬のフンの放置は、タバコやゴミのポイ捨てと同じように、犯罪行為のひとつに当てはまります。すでに条例違反として全国的に施行されおり、地域によってはフンの放置で数万円の罰金が発生するところもあります。

犬を飼っているなら、愛犬のフンを片付ける、という最低限のマナーをしっかり守るようにしましょう。

犬を制御できない人の散歩はNG!

犬を制御できる人だけが散歩させることができる、というマナーが存在していることをご存知ですか?つまり、犬に散歩コースを決めさせたり、犬の好きなように散歩をしている人は、散歩する資格がないのでマナー違反になります。

散歩中ずっと、犬に主導権を握られているという状況はとても危険で、周りの人をトラブルに巻き込む危険性があります。犬が自分はリーダーだと勘違いしている場合は、人の言うことを聞かないため、危険が生じても対処することができません。

たとえば”うちの愛犬は小さいし、おとなしいから子どもにリードを持たせても大丈夫!”と考える飼い主さんがいるかもしれません。しかし、身体が小さくておとなしい犬だとしても、何かに遭遇したときに想像以上の力がでるものです。

子どもでは対応することはできないでしょう。そのため、リードを引きずられて転倒したり、リードを離してしまい犬が脱走してしまうなど、犬と子どもの両者に危険が及びます。

ですから、犬をしっかり制御できる人がリードを持つことがマナーなのです。

どこでもマーキングするのはNG!

犬にとって自分のテリトリーを主張するマーキングは、散歩中に欠かせない行動のひとつです。しかし、このマーキングを電柱や草むらだけでなく、個人の家の外壁やプランターなどにしていることがトラブルとなっています。

たとえば、庭先にペットボトルが並んでいるお家もあります。このペットボトルには、”ここにおしっこをしないで!”という意味が込められています。

おそらくその地域では、マーキングをする犬がいて迷惑となっているのでしょう。特に個人の家の敷地内でマーキング行為をさせないように注意しましょう。

また、場所にもよりますが、すべての草むらがマーキングOKというわけではありません。公園や駐車場内の草むらの場合、公園は子どもが遊ぶ公共の場所ですし、駐車場はだれかの所有地ですのでマーキング行為はNGです。

ノミ・ダニ予防

外にいる時間が長い犬や散歩が大好きな犬、草むらに入ることが大好きな犬は特に、ノミやダニに気を付ける必要があります。

ノミやダニは、犬の皮膚に張り付いて血液を吸い、皮膚炎などの発症につながります。犬だけの被害では済まず、同居しているほかのペットや人間にも移る可能性があります。

また、散歩中に会ったほかの犬や飼い主さんにうつして、迷惑をかけてしまうこともあります。ですから、日頃からノミやダニの対策をすることは大切です。

そして、もし愛犬の体にノミやダニをみつけたら、安全に駆除するために獣医師さんにお願いすることをおすすめします。

まとめ

イエロードッグプロジェクトについてみてきましたが、いかがでしたか?

街中で黄色いリボンやバンダナをリードにつけているワンちゃんを見かけたら、近づかないでそっと遠くから見守ってあげましょう。そして、ひとりでも多くの方がこのプロジェクトについて知ることができるように広めていきましょう。

そうすることで、日本もワンちゃんたちが住みやすい環境につながるでしょう。

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