犬がぬいぐるみを大切にするのはどうして?犬の心理やおもちゃを使った遊び方を紹介!

犬がぬいぐるみを大切にするのはどうして?犬の心理やおもちゃを使った遊び方を紹介!

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犬や猫も、子犬や子猫時代に一緒に遊んだり寝たりしていたぬいぐるみなどの遊び道具を、成長した後も大切にしている子がたくさんいます。犬がそこまでぬいぐるみを大切にする理由とは何でしょうか? この記事ではその理由について詳しく解説します。またおもちゃを使って愛犬とどんな遊びができるかも紹介します!

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犬の遊びの種類と教え方

犬と遊ぶ飼い主

Africa Studio/shutterstock.com

犬に遊びを教えることは人間社会で生きていくために欠かせません。特に子犬にとって、遊ぶことは心の栄養につながります。

成犬になってからでも愛犬と遊ぶことは欠かせませんが、子犬のときからおもちゃを使って遊ぶようにしましょう。なぜなら子犬のときからおもちゃを使って遊ばないと、人間の着ている服などをおもちゃとして噛むようなってしまうからです。

ではここで、子犬のときから一緒に遊べる遊びの種類とその教え方についてご紹介しましょう。

レトリーブ遊び

レトリーブ遊びとは、飼い主さんがボールなどのおもちゃを投げて、子犬がそれを飼い主さんのところまで持ってくる遊びです。

<教え方> 1、まず子犬の目の前でボール転がし、興味を持たせる。

2、転がるボールを子犬が追いかけたら口にくわえるまで待ち、どこにボールを持って行くかをチェックする。

3、その後子犬が持って行った場所に行き、思いっきり褒めたり、おやつを与えたりしてボールを口から落とすのを待つ。

4、続いて、その場所からボールを転がし追いかけさせる。

5、子犬がボールをくわえて持ってきたら思いっきり褒めておやつを与え、ボールを投げる。

6、この遊びに慣れてきたら少しづつ距離を伸ばし、ボールを渡す合図を教える。

7、最終的にはおやつを与えなくてもボールを持ってくるようにさせる。

引っ張りっこ遊び

引っ張りっこ遊びは、ロープなど飼い主さんと引っ張り合いができるおもちゃを口にくわえさせて、お互いに引っ張り合う遊びです。

<教え方> 1、まず子犬の目の前でロープなどの引っ張り合いができるおもちゃを左右に動かし、興味を持たせる。

2、子犬がロープを追いかけはじめても動きを止めず、口にくわえるまで待つ。

3、子犬がくわえたら軽く引っ張り、口から放さないかどうかを確かめる。

4、子犬が口にしっかりくわえているなら、おもちゃを引っ張る。

5、引っ張ることで子犬も引っ張るので、しばらく引っ張り合いを続ける。

6、引っ張り合いで楽しく遊んでいる時に遊びを中断する。その際、手の動きを止めてコマンドを出し、おもちゃを取り上げる。

7、おもちゃを取り上げたらすぐに子犬を褒め、遊びを再開する。

じゃらし遊び

じゃらし遊びは長い棒の先におもちゃをつけて、猫じゃらしのように子犬と遊びます。

<教え方> 1、まずおもちゃを子犬が興味を引くような方法で動かす。

2、子犬がおもちゃを追いかけはじめたら、捕られる寸前で大きく動かす。それにより狩猟本能が刺激され興奮してくる。

3、子犬がおもちゃを取ったらしばらく遊ばせる。

4、遊んでいる最中で気が緩んだ瞬間に、棒を大きく動かしたり小さく動かしたりしてみる。その際、犬種によってはジャンプすることで足腰にダメージを与えることもあるので注意が必要。

ぬいぐるみ遊び

子犬にとってぬいぐるみは、じゃれさせて遊ぶこともできれば、投げてレトリーブさせる遊びも可能なおもちゃです。

ぬいぐるみを与えたばかりのときは、必ず飼い主さんがその様子を見守ってあげるようにしましょう。ぬいぐるみの鼻や目、飾りなどにボタンやビーズなど細かいパーツが使われている場合は、誤飲誤食する可能性があるのであらかじめ取ったものを与えることをおすすめします。

コマンドを教える

レトリーブ遊びや引っ張り合いの遊びなどを通して、子犬のときからコマンドを教えることも大切です。たとえば”アウト”や”オフ”、”放せ”や”出せ”など、口にくわえているものを落としたり離したりする指示を覚えさせるなら、遊び以外のシーンでも役立つことでしょう。

また、犬はオンとオフがしっかり区別されている遊びを好む傾向があるので、コマンドの意味をしっかり理解することができれば、飼い主さんとの遊びの時間がさらに楽しくなることでしょう。

まとめ

ぬいぐるみと眠る犬

Patryk Kosmider/shutterstock.com

犬がぬいぐるみを大切にする理由や犬のおもちゃ事情についてみてきましたが、いかがでしたか?

犬にとってぬいぐるみは兄弟の役割や母犬の役割、そして時には獲物に見立てるなど自分の環境に不足しているものを補う役割を果たしています。それゆえ、子犬のときから使っているぬいぐるみをとても大切にしていることが分かりました。

まだ愛犬にぬいぐるみを与えたことがない飼い主さんは、是非この機会に愛犬のためにぬいぐるみをあげてみてくださいね。

またぬいぐるみなどのおもちゃを使って、人間社会で生きていくためのルールやストレス解消など、愛犬とのコミュニケーションのひとつとして一緒に遊んであげましょう。

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