犬は隠れることが大好き?犬がかくれんぼする心理と遊び方を紹介!

犬は隠れることが大好き?犬がかくれんぼする心理と遊び方を紹介!

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子供のころ、かくれんぼの遊びをしたことがあるかと思います。犬もかくれんぼをすることがあります。実際に、かくれんぼのようなゲームを犬と一緒に行うこともできます。犬が隠れる意味やかくれんぼする心理についてここでは取り上げます。

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犬とかくれんぼすることのメリット

飼い主と犬

Africa Studio/shutterstock.com

犬とこれまで考えたようなかくれんぼをすることには何かメリットがあるのでしょうか。かくれんぼする意味や理由は確かにあります。かくれんぼでも他の遊びでも良いのですが、犬と飼い主が同じ目的を持って時を過ごすことは大切です。

信頼関係の構築

遊びを通じて同じ時間を共有することによって、犬と飼い主さんとの信頼関係は強くなっていきます。家族全員がかくれんぼに参加することもできますから、家族全員と大事なペットとの絆を強めることにもなることでしょう。

トレーニングになる

犬とかくれんぼをする過程の中で「呼び戻し」や「待て」といった重要な動作を行うことがあります。いざ向かい合ってこうした点をトレーニングしようと思っても、うまく覚えることができないワンちゃんもいるかもしれません。しかしかくれんぼのような遊びを通じてであれば、少しずつではあるかもしれませんが、しつけるべきことが徐々に身についてくるかもしれません。

脳に刺激を与えることができる

もし愛犬が老犬であるならば、かくれんぼは体にも脳にも刺激になる可能性があります。とくに老犬となりますと、体や脳を使わないでいるとどうしても機能が低下してきてしまうものです。遊びの中で頭を使ったり、「呼び戻し」や「待て」といった重要な動作など体を動かしたりすることができるなら刺激となり、老犬にとってとても良い遊びになることでしょう。

トイレの粗相が増えた、夜泣きをする、家の中でぐるぐる歩き回るといった犬の認知症が疑われるような症状が出てきたなら、認知症は放っておくとさらに進行が早く進んでしまいますので、かくれんぼすることによって脳のトレーニングを行うこともできます。脳のトレーニングで大切なのは飼い主と楽しく遊ぶことと、脳を使うことです。

このようにかくれんぼと言っても、飼い主が親になって犬が子になったり、逆に犬が親になって飼い主が子になったり、タオルを使ってみたりと幾つかの種類があります。人間がかくれんぼする時のルールと異なる場合もありますが、犬にとってはかくれんぼする意味や理由は確かにあります。メリットがある遊びと言えます。

じゃんけんもおすすめの遊び

かくれんぼとは別のトレーニングとして、じゃんけんゲームというものもあります。このゲームも認知症予防になると考えられます。「お手」「おかわり」「待て」をじゃんけんのグーチョキパーで行うゲームです。これはなかなか何度が高いかもしれません。

まずは「お手」」「おかわり」「待て」を練習させます。犬は集中力がないので、何十分もトレーニングを行うのは控えるようにしましょう。食事の前に数回教える程度が良いと思われます。「お手」「おかわり」「待て」がちゃんとできたなら「お手」をパーの手に、「おかわり」をチョキの手に、「待て」をグーの手にして犬の前に出すようにします。

その時の掛け声はいつも通りの「お手」「おかわり」「待て」で大丈夫です。慣れてきたらかけ声を「パー」「チョキ」「グー」に変えてみましょう。パーと言ったならパーを犬の前に出しながらお手を、チョキと言ったらチョキを犬の前に出しながらおかわりを、グーと言ったらグーを犬の前に出しながらマテができるようにします。

これを覚えることができたなら、練習してきたグーチョキパーをランダムに出していきます。きちんとできたならしっかり褒めてご褒美をあげてあげましょう。間違えたら始めからやり直し、そしてできるようになってきたらスピードを上げていきます。犬が考える過程が大切になり認知症の予防にもなって行きますので、失敗したからといって怒らないようにしてあげましょう。

じゃんけんやかくれんぼなどにトライして、脳を活性化させることで元気で長生きしてもらいたいものですね。

まとめ

トレーニングをする飼い主

goodluz/shutterstock.com

犬は様々な状況でいろいろな「かくれんぼ」をすることがあります。かくれんぼする意味があることが分かります。犬は暗くて狭い場所が大好きです。飼い主さんの気を引くために隠れることもあります。暖かい場所を求めたりすることもあります。体調が悪いときに、または苦手なものから隠れるために、逆に関心があるからこそ隠れてしまうこともあります。こうした犬の習性を理解してあげることは大切です。

実際に犬とかくれんぼをする方法もあります。まず犬に「待て」との指示を出します。犬が待っている部屋を離れて飼い主さんが隠れる場所を探します。そして隠れた後で愛犬の名前を呼んだり、「おいで」と言ったりして愛犬に飼い主さんを探してもらいます。もし愛犬が飼い主さんを無事に見つけることができたら犬の勝ちということで、犬をたくさん褒めてあげたりおやつをたっぷりと与えてあげたりすることができます。

このかくれんぼに慣れてきたなら徐々に難易度を上げて行きます。最初は犬に近い部屋に飼い主さんが隠れるようにしますが、段々と遠い部屋に隠れるようにして、移動する距離を増やして難易度を上げて行くわけです。探す人の人数を増やすことによっても難易度を上げて行くことができます。

タオルを使って楽しむ愛犬とのかくれんぼもあります。愛犬にドアの前で「待て」をさせます。飼い主さんはドアを挟んで愛犬の正面に立ちます。この際に飼い主さんは廊下など左右どちらかに移動できるスペースのある側に立つようにします。

飼い主さんが毛布や大きなバスタオルを広げて、そのタオルを前にして愛犬に自分が見えないようにします。タオルを上げたり下げたりして愛犬に自分の姿を隠したり見せたりします。それを何度も繰り返して、隠れたときに飼い主さんはすっと横に移動します。別の部屋にそのまま移動することもできます。

タオルが床に落ちるとそこにいたはずの飼い主さんがいきなりいなくなるので、愛犬は動揺するはずです。すぐに探しに行く犬もいます。動揺してウロウロしていまう犬もいます。動揺することもなく探しに行きもしない犬もいます。

トイレの粗相が増えた、夜泣きをする、家の中でぐるぐる歩き回るといった犬の認知症が疑われるような症状が出てきたなら、放っておくとさらに進行が早く進んでしまいますので、かくれんぼすることで脳のトレーニングを行うこともできます。脳のトレーニングで大切なのは飼い主と楽しく遊ぶことと、脳を使うことです。

犬とのかくれんぼには、かくれんぼする意味があります。じゃんけんやかくれんぼなどにトライして、認知症ができるだけ進まないようにして、愛犬には元気で長生きしてもらいましょう。

遊びを通じて同じ時間を共有することによって、犬と飼い主さんとの信頼関係も強くなっていきます。家族全員がかくれんぼに参加することもできますから、家族全員と大事なペットとの絆を強めることにもなることでしょう。

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