
猫と一緒のお墓に入れる?入れない場合の埋葬方法についても詳しく紹介!
自分が死んだら愛猫と一緒のお墓に入れてほしいと考える飼い主が増えています。しかし、実際に猫と一緒のお墓に入ることは可能なのでしょうか?そこで今回は、猫と一緒のお墓に入ることはできるのかについて、またそれができない場合の埋葬方法についても詳しく紹介したいと思います。

猫と一緒のお墓に入れない場合の埋葬方法

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様々な事情により猫と一緒のお墓に入れない場合もあります。家族の誰かが反対する場合や、近くに墓地または霊園が見つからないという場合です。大切に飼育してきた愛猫が死んでしまった時にどのように埋葬したらいいのでしょうか?埋葬方法をいくつか見てみましょう。
土葬
昔からある方法が土葬です。人間の遺体は法律によってどこに埋めてもいいわけではありませんが、動物の場合は規制がありません。
もちろん誰かの土地や公共の場所に勝手に埋めることはできませんが、自宅の庭であれば自分で穴を掘って猫の死体を埋葬することができます。自宅に埋葬することによって気分が落ち着くという飼い主もいますよ。
自宅の庭に埋葬する際の注意点ですが、穴は1m以上掘るようにしましょう。そうしないと他の動物によって掘り起こされたり、死臭により周りに迷惑をかけたりすることがあります。雨が降って埋葬した場所が陥没することもあるので、土を高く盛ることも忘れないでくださいね。
猫の死骸が土にかえるまでに何十年もかかることを忘れないでください。近い将来に土地の売却を考えている場合は庭に埋葬することはふさわしくないでしょう。
散骨
散骨とは遺骨を細かく砕いて海や山に撒くことです。こうして自然の中に還すという方法は人間でも行われることがあります。
飼い主が自分の埋葬方法に散骨を選択するなら、愛猫の埋葬も散骨にするといいでしょう。自然の中に還るという意味で一緒になることができます。
散骨の場合の注意点ですが、遺骨をしっかりと砕かないと人に迷惑をかけてしまう可能性があります。どこに撒くのかなどをよく考えておく必要があるでしょう。トラブルを防止するためにも、散骨の専門業者に頼むことがベストな選択だと言えるでしょう。
費用を抑えるという意味でも散骨を選択する人が増えているので、オススメです。
ペット専用霊園
人間と一緒に埋葬することはできなくても、せめて愛猫を人間と同じように扱ってほしいという願いからペット専用霊園を利用する人がたくさんいます。火葬、納骨、供養を人間と同じ仕方で丁寧に行ってくれますし、時間がない人のためにすべてを一任するという方法をとることもできます。
死んでしまったとはいえ、最後まできちんと愛するペットを扱ってほしいという人におすすめの埋葬方法です。
手元供養
手元供養とは、遺骨を埋葬することなく自宅に置いておくことのことです。骨壺の中に遺骨を入れて棚や仏壇に安置するのが一般的な手元供養の方法ですが、遺骨を加工して身に付けるという方法をとる飼い主もいます。
アクセサリーとして身につけるだけでなく、オシャレな置物に加工して自宅に飾っておくこともできます。いつでも見えるところに飾っておくことによって、愛猫のことをいつまでも忘れたくないという気持ちを込めることができますね。
まとめ
大切に育てた猫が死んでしまうのは悲しいことです。しかし、いずれやってくるその時に備えて埋葬方法を考えておくのも飼い主の責任のひとつだということができるでしょう。
できれば猫と一緒のお墓に入りたいという飼い主の願いを叶えることができる墓地や霊園があることを知ることができましたね。
家族みんなの同意が得られたら、この情報を参考にして猫と一緒にお墓に入れる墓地や霊園を探してみてくださいね。それが不可能な場合でも、その他の埋葬方法を参考にしてベストな選択ができるといいですね。