猫に貝はNG!致死量ともしも食べた時の対処法!

猫に貝はNG!致死量ともしも食べた時の対処法!

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貝は栄養価が高く、体に良い成分が豊富に含まれており、古くから日本でもよく食べられています。しかし、猫に貝は絶対に与えてはいけません。この記事では、猫に貝を与えない方がいい理由や、猫が貝を食べてしまった時の症状を紹介します。

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猫に貝を与えてはいけない理由とは

色々な種類の貝

JIANG HONGYAN/shutterstock.com

猫はもともと、イカやタコ、甲殻類や貝などの消化が得意ではありません。

貝の中には、猫に与えても良いとされているものもありますが、特に「アワビ」「トリガイ」「サザエ」「トコブシ」などは猫にとって危険な毒成分を持っているため、基本的に貝類を猫に与えるのはNGです。

猫が貝を食べると、アワビなどの貝に含まれる「ピロフェオホルバイドα」という毒成分が吸収され血中に溶け込みます。この成分は、血中に溶け込んだあと日光にあたることで紫外線反応が起き、かゆみや腫れなどさまざまな炎症となってあらわれます。最悪の場合、耳が壊死してしまうこともあるので危険です。

猫の耳は毛が薄く、日光に当たりやすいので、特に症状が出やすい部位と言えるでしょう。古くから「猫が貝を食べると耳が落ちる」と言われているのも、そのためです。

猫が貝を食べてしまった時の症状

元気のない猫

pixabay.com

光線過敏症 日光に当たりやすい耳や頭部、目や口の周りなどに炎症が起き、かゆみや腫れ、体毛が抜けるといった症状があらわれます。最悪の場合、炎症部分が壊死したり、ガンになることがあります。

ビタミンB1(チアミン)欠乏症 アサリ、シジミ、ハマグリなどの二枚貝には、「チアミナーゼ」というビタミンB1(チアミン)を破壊する成分が含まれています。そのため、猫が大量に摂取しすぎると、ビタミンB1欠乏症になり、様々な症状を引き起こすので注意が必要です。

初期段階では、食欲不振、嘔吐などがあらわれます。症状が進むと、神経障害による運動失調となり、歩くときにふらつきがあらわれます。さらに症状が重くなると、痙攣を起こしたり、昏睡状態に陥ることもあり、最悪の場合命を落とす危険があります。

これらの症状が見られる場合は、チアミナーゼによるビタミンB1欠乏症の可能性が考えられるでしょう。

猫に危険が及ぶ摂取量

新鮮なムール貝

pixabay.com

摂取量については、どのくらい食べると危険なのか、はっきりしたことは分かっていません。しかし、上記で見たように、猫が貝を食べるとさまざまな症状を引き起こしかねないので、少量であっても猫に貝は与えない方が良いでしょう。

また、猫によっては貝自体にアレルギーを持っている場合もあります。その場合、貝に毒となる成分が含まれているかいないかに関係なく、アレルギー反応を起こし体調を壊してしまう可能性があります。危険度が低い貝だとしても、アレルギーを持っている猫には絶対に与えないようにしましょう。

子猫の場合

生後12カ月未満で、体重が1kg未満の子猫の場合、身体が小さく消化器官機能も未発達なので注意が必要です。体調不良を起こすのは、小さな身体に大きな負担となりかねません。

少量であったとしても、命を落とす危険もあるので、子猫に貝を与えるのは絶対にやめましょう。

成猫の場合

先ほど取り上げた、光線過敏症やビタミンB1欠乏症といった症状は、私たち人間にもあらわれることがあります。

そのため、生後12カ月から7歳、体重が3~5kgの成猫であったとしても、人間より身体の小さい猫に貝を与えるのは危険です。

老猫の場合

7歳以上の老猫の場合も、子猫同様、消化器官機能が弱っている可能性があるので特に注意が必要です。

少しの量でも体調不良を起こすリスクが高いので、危険と分かっていながら老猫に貝を与えることは絶対にしないでください。

猫が貝を食べてしまった場合の対処法

飼い主の腕に抱っこされている猫

pixabay.com

猫が誤って貝を食べてしまったとしても、すぐには命の危険には至りません。猫の様子を見ながら、落ち着いて対応するようにしましょう。

食べたすぐであれば、口の中から取り出してください。一度体内に入ったものを素人が取り出す行為は、危険も伴います。

下痢や嘔吐など少しでも異変が見られる場合や、危険度が高い貝を食べてしまった場合は、安易な処置は行なわず、すぐに病院に連れて行って獣医師の指示に従ってください。その際は、「いつ」「何を食べて」「どのような症状が出ているか」など、できるだけ具体的に伝えるようにしましょう。

イカやタコも与えてはダメ

獲れたばかりのイカ

pixabay.com

猫にとって危険な成分である「チアミナーゼ」は、アサリ、シジミ、ハマグリなどの二枚貝だけでなく、イカやタコ、甲殻類、淡水魚などにも含まれています。生のままこれらの魚介類を与えるのは、猫の命にかかわるので絶対にやめましょう。

チアミナーゼは、加熱すると活性がなくなると言われています。しかし、加熱したからといって猫に大量に与えると、消化不良を起こし体調を壊してしまう可能性があります。猫は、イカやタコなどを消化するのが得意ではないため、加熱したものでも与えない方が良いでしょう。

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