白い柴犬には魅力がいっぱい!希少価値の高い白柴の性格や特徴など詳しく紹介!

白い柴犬には魅力がいっぱい!希少価値の高い白柴の性格や特徴など詳しく紹介!

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柴犬は日本を代表する日本犬の一種です。その中でも「白柴」は希少度の高い柴犬とされています。白柴には魅力がたくさんあります。そこで今回は、白柴の性格や特徴、飼育するときのポイントについてご紹介したいと思います。

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はじめに

柴犬は日本を代表する日本犬の一種です。古くから日本人と共に生活し、猟犬や番犬として活躍してきた歴史ある犬として知られています。

柴犬の毛色は、「赤色」「黒色」「白色」「胡麻柴」の4種類に分けることができます。その中でも赤色がスタンダードカラーで、柴犬全体の80%を占めているといわれています。赤色と比べると白色の生まれる割合は全体の10%程度しかいないため、白柴はとても希少です。

白柴の特徴

白柴

OlesyaNickolaeva/shutterstock.com

白柴は生まれたときから体全体が白い被毛に覆われおり、とても魅力的です。その特徴を知れば白柴に対してさらに魅力を感じるようになることでしょう。ここでは、白柴の性格や被毛、寿命について取り上げたいと思います。

性格

他の色の柴犬と同じように、飼い主に対し従順で忠実な性格をしています。また、警戒心が強く勇敢な性格なので番犬向きといえます。

他にも、柴犬は我慢強いことでも知られています。そのため、体調が悪かったりケガをしていても、それを隠そうとする傾向があります。ゆえに、普段からよくコミュニケーションをとり、愛犬の健康状態を把握しておくことが大切です。

さらに、柴犬は気が強く頑固なところもあるので、子犬の時からきちんとトレーニングしておく必要があります。白柴は賢いので、しつけもスムーズに行うことができるでしょう。

被毛

白柴はなんといっても白くてフワフワの被毛が特徴的です。なぜなら、柴犬の被毛はトップコート(硬い上毛)とアンダーコート(やわらかい下毛)による「ダブルコート構造」だからです。そのため、柴犬は抜け毛が多いのも特徴となっています。

白柴の被毛は真っ白ではありません。耳やしっぽ、背中をよく見ると、白い被毛にうっすらと茶毛や赤毛が混ざっていることがあります。そのため、以前は「汚れ白」と呼ばれていました。

子犬の頃は赤毛が目立っていても、毛の生え変わりによって成長と共に目立たなくなることがあります。反対に、大人になってから茶毛や赤毛が濃くなって目立ってくるということもあります。また、白柴の鼻も黒色からピンク色に変わることがあります。白柴の毛色が変化するのは珍しいことではありません。

寿命

白柴の寿命も、柴犬の一般的な寿命と同じ12~15歳です。柴犬は犬の中でも長生きする犬種といわれており、中には20歳近くまで長く生きる柴犬もいます。愛犬に健康で長く生きてもらうためには、快適に過ごせる環境を整えてあげたり、日頃の健康管理が重要となってきます。

遺伝子疾患ではない!

柴犬の子犬

jussi_fruit/shutterstock.com

白柴の被毛が白いため、メラニン色素が欠乏する遺伝子疾患「アルビノ」ではないかと心配する人もいますが、白柴はアルビノではありません。

白柴は突然変異で生まれるわけではなく、交配の結果一定数必ず誕生します。そのため、アルビノ種のように体が弱かったり、健康に問題があるわけではありません。実際、白柴の鼻や足の裏などにはメラニン色素がしっかり入っています。

白柴が希少といわれる理由

冒頭でも述べたように、白柴は柴犬全体の10%の割合で生まれてきます。赤毛同士、黒毛同士の交配のなかで白い柴犬は誕生します。

ブリーダーは、赤毛の遺伝子を保護するため計画的に繁殖を行い、白柴が生まれすぎないよう調節しています。白柴が生まれる確率が低いのはそのためです。ゆえに、白柴は希少価値が高いとされています。

白柴のお手入れは定期的に!

ブラッシングしてもらっている柴犬

MitchyPQ/shutterstock.com

先ほども述べたように、柴犬は抜け毛の多い犬種です。そのため定期的なブラッシングは欠かせません。特に年に2回の換毛期には抜け毛の量がさらに多くなります。

換毛期以外であれば、1週間に1~2回程度ブラッシングしてあげましょう。換毛期には毎日ブラッシングしてあげてください。ブラッシングは毛のもつれや毛玉をとるだけでなく、マッサージ効果にもなります。

被毛が白いと汚れが目立ちやすくなります。被毛が汚れたままだと、皮膚疾患をかかえる原因ともなりかねません。ゆえに、愛犬の体や皮膚を清潔に保つためにもこまめにお手入れしてあげてください。

白柴を飼うときのポイント

口をあけている柴犬

Jagodka/shutterstock.com

白柴だけに限らず、犬を飼うときは主従関係をはっきりさせましょう。主従関係がしっかり築かれていないと、飼い主のいうことを聞かなくなってしまいます。一方、飼い主をリーダーと認識すれば、飼い主に対し忠実で愛情深く接してくれます。

また、柴犬は過剰なスキンシップを苦手とします。適度に距離をとって接してあげるようにしましょう。しつこく触るのはやめてください。

柴犬は運動量の多い犬種なので、毎日の散歩は欠かせません。運動不足が続くとストレスがたまったり、肥満の原因にもなるので必ず散歩は行ってください。1回30分程度の散歩を1日2回行ってあげるとよいでしょう。愛犬の健康状態に合わせて、散歩の時間は調整してください。

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