スパニッシュ・ウォーター・ドッグの性格・特徴・飼い方｜ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介

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名称：スパニッシュ・ウォーター・ドッグ 性格：勇敢、陽気、穏やか 寿命：12～14歳 体重：14～22kg 体高：40～46cm 毛色：ホワイト、ブラック、チェスナット、ホワイト・アンド・ブラック、ホワイト･アンド･ブラウン 値段相場：希少犬種のためペットショップ＆ブリーダー不明

スパニッシュ・ウォーター・ドッグの性格

スパニッシュ・ウォーター・ドッグの起源は詳しくは明らかになっていませんが、12世紀ごろからイベリア半島で飼育されていたと考えられています。トルコ人によって持ち込まれた説から「トルコの犬」と呼ばれていました。

犬の品種の認定をはじめ、犬種標準の指定を行うジャパンケネルクラブ（JKC）によると、スペイン南部のアンダルシア地方で牧羊犬として活躍していました。カールした特徴的な被毛は激しい気候の変化に強く、水鳥猟や漁師の手伝いをすることもあったようです。 1985年にはスペインのケネルクラブで認定され、1999年には国際畜犬連盟（FCI）に公認されました。日本では非常に希少な犬種なので、飼育する場合には海外から輸入をする必要があります。

陽気で飼い主に従順な性格をしており、言うことを理解する知性も持ち合わせています。警戒心が強い一面もあるので、しつけをしっかりする必要があります。

スパニッシュ・ウォーター・ドッグの平均寿命

スパニッシュ・ウォーター・ドッグは中型犬で、平均寿命は12~14年です。中型犬の平均寿命は13年ほどなので、スパニッシュ・ウォーター・ドッグは中型犬の中でも平均的な寿命と言えます。

スパニッシュ・ウォーター・ドッグの平均体重

スパニッシュ・ウォーター・ドッグの平均体重は14～22kgです。

スパニッシュ・ウォーター・ドッグの平均体高

スパニッシュ・ウォーター・ドッグの平均体高はオスが42~52cm、メスが40～46cmです。 オス・メスともに、上下2cmまでが許容されます。

スパニッシュ・ウォーター・ドッグの毛色（カラー）

スパニッシュ・ウォーター・ドッグの毛色は、それぞれ様々な色合いがありますが、トライカラー、ブラック・アンド・タン、ヘーゼル・アンド・タンは認められていません。

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スパニッシュ・ウォーター・ドッグが成犬になるまでの期間

犬はサイズによって成長期の長さが異なります。中型犬のスパニッシュ・ウォーター・ドッグは10～12カ月ほどかけて成犬になります。

※成犬とは身体的な成長が止まることです。

スパニッシュ・ウォーター・ドッグの鳴き声

スパニッシュ・ウォーター・ドッグは警戒心が強く、他人や犬が近づこうとすると吠えることがあります。 力強く甲高い鳴き声なので、近隣の迷惑にならないようにトレーニングはしっかり行う必要があります。

スパニッシュ・ウォーター・ドッグがかかりやすい病気

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

気温が22～23度、湿度が60％を超えてきたら熱中症に注意する必要があります。 スパニッシュ・ウォーター・ドッグは乾燥しやすいスペイン原産の犬種で、日本の湿度の高い暑さには強くありません。注意して様子を見るようにしてください。 真夏の散歩は日中を避け、朝夕の涼しい時間帯に水分補給をさせながら行いましょう。 真夏以外でも熱くなりやすい車内や室内でも熱中症になることがあるので、室温には気をつけてください。

スパニッシュ・ウォーター・ドッグの体臭

スパニッシュ・ウォーター・ドッグはシングルコートの犬種なので、体臭はこもりにくいです。 ただし、被毛がカールしていて汚れがつきやすく臭いの原因になるので、食事や散歩の後は汚れを拭き取ってあげましょう。耳は通気性が悪く臭いが発生しやすいので、こまめに掃除する必要があります。

スパニッシュ・ウォーター・ドッグの飼い方

スパニッシュ・ウォーター・ドッグは、牧羊犬や災害救助犬など様々な仕事で活躍してきたエネルギッシュな犬種です。必要な運動量が多く、毎日しっかり運動をさせる必要があるので、ドッグランなどが近くにあるか事前に確認しておきましょう。 力も強く飼い主側にも体力が求められるので、運動させる時間を確保できない方や体力に不安がある方には飼育が難しい犬種です。

漁師を手伝って水鳥を回収していたルーツがあり、泳ぐのが大好きな犬種なので、川や海などのアウトドアを一緒に楽しみたい方に向いています。 ただし、水に入った後には耳に水が残っていないかチェックして、外耳炎のケアをしてください。

日本の暑さには強くないので、室内で飼育するようにしましょう。関節を傷めないよう床に滑りにくいシートを敷いて、中型犬用のサークルやケージを用意してください。

ドッグフードの量・回数

子犬と成犬、シニア犬では必要な栄養素やカロリーが異なるので、ライフステージにあった中型犬用の総合栄養食を与えましょう。活動的な犬種なので、消化性の高いフードを選択しましょう。

子犬は免疫機能が発達する時期なので、ビタミンEなどを含む抗酸化物質を含んだフードが適しています。骨を発達させるカルシウムやリン、マグネシウムなどがバランスよく含まれているフードもおすすめです。 ただし、成長期に過剰にカルシウムを与えると必要以上に吸収されて成長に悪影響を与えるので注意しましょう。 被毛や健康な皮膚を維持するために、EPAやDHAなどのオメガ3系不飽和脂肪酸を含むフードも適しています。

フードの種類によって給餌量は異なりますが、子犬の場合は1日摂取量を3～4回に分け、ふやかして与えます。成犬になれば基本的は1日2回与えましょう。 スパニッシュ・ウォーター・ドッグは股関節形成不全になりやすいので、フードやおやつを与えすぎて肥満にならないように注意しましょう。

食べさせてはいけないもの

上記は代表的な食べ物を記載していますが、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

犬に与えてはいけない食べ物！食べてしまった時の対処法もご紹介！

犬という生き物は、いい香りがしたりすると食べ物じゃなくても口に入れてしまいます。 でも、犬には食べさせてはいけない食べ物も存在します。食べてしまうと命の危険もあるので要注意です。 今回は、そんな食べ物を食べてしまった時の対処法も合わせてお話していきます。

https://mofmo.jp/article/19619

また犬が苦手な食べ物として、犬は臭覚が優れているため酸み・辛み・苦みに対する感覚がとても敏感で、においを嫌がります。

上記の食べ物も控えたほうが無難でしょう。

抜け毛の量

スパニッシュ・ウォーター・ドッグはシングルコートで、抜け毛がほとんどない犬種です。特徴的なコード状の被毛を自然な状態に保つために、ブラッシングやコーミングはしてはいけません。

ショードッグとして飼育する場合には1年に1回ほど、ペットとして飼育する場合には1年に2～3回の頻度で、被毛を短く刈る必要があります。

ただし、日本では飼育件数が少なくスパニッシュ・ウォーター・ドッグに対応しているトリマーも少ない可能性があるので、飼育前に確認しておくとよいでしょう。

お風呂の入れ方

月1回から2回ほどシャンプーをしてあげましょう。シャンプーの頻度が高いと皮膚が荒れる原因になるので注意してください。 スパニッシュ・ウォーター・ドッグは被毛がコード上になっているので、シャンプーやドライにとても時間がかかりますが、犬種特有の被毛のスタイルを保つために丁寧に行うようにしましょう。

ドライヤーを使って直接風を当てると被毛のコードが崩れてしまうので、サークルやクレートで自然乾燥をさせましょう。

最適な散歩時間

スパニッシュ・ウォーター・ドッグは非常に活発で散歩が好きな犬種なので、毎日1時間以上の散歩を2回行く必要があります。散歩に加えて、ドッグランなどで定期的に運動させたり、プールに入れて運動欲求を満たしてあげましょう。

散歩が足りないと運動不足でストレスが溜まってイタズラや問題行動を起こしたり、肥満になってしまいます。肥満はスパニッシュ・ウォーター・ドッグがかかりやすい股関節形成不全の原因にもなるので、しっかり運動させましょう。

スパニッシュ・ウォーター・ドッグのしつけ方法

スパニッシュ・ウォーター・ドッグはフレンドリーな犬種ですが、知らない人に対して警戒することもあるので、しっかりとしつけをする必要があります。頭が良く利口なのでしつけを覚えるのは得意です。 しかし、自立心が高く頑固な一面もあるので、信頼関係を築いて毅然とした態度でトレーニングをしましょう。

飼い犬が言うことを聞かないから感情的に怒鳴りつけたり、暴力で押さえつけようとしては「虐待」になります。 犬はトレーニングを重ねることでしつけを覚える生き物なので、根気よく繰り返し教えてください。

トイレのしつけ方

トイレのしつけは、スパニッシュ・ウォーター・ドッグの子犬を家に迎えたらすぐに開始しましょう。開始時期が遅れると勝手に排泄場所を決めてしまって、矯正するのが大変になります。 スパニッシュ・ウォーター・ドッグは室内で飼うことが多い犬種なので、きちんとトレーニングができていないと衛生的にも良くありません。 1歳以上のスパニッシュ・ウォーター・ドッグにトイレのしつけをする場合も子犬と同様の方法でトレーニングしますが、覚えるのに時間がかかる傾向にあります。

多頭飼いの場合は他の犬とトイレを共有する方法がありますが、犬のストレスになるようなら個別のトイレを用意しましょう。

無駄吠えのしつけ方法

スパニッシュ・ウォーター・ドッグは見知らぬ人や犬が近づいてくると、吠えてしまうことがあります。 頻繁に無駄吠えをすると近隣トラブルの原因になってしまうので、子犬の頃からしっかりトレーニングをする必要があります。

噛み癖のしつけ方法

スパニッシュ・ウォーター・ドッグは友好的な性格ですが、噛み癖がついていると犬自身は遊んでいるつもりでも相手にケガをさせてしまうことがあります。子犬の頃の甘噛みがエスカレートして噛み癖になってしまう可能性があるので、トレーニングは早めに開始しましょう。

歯が生え替わる時期は、しきりにものを噛もうとします。これは乳歯が抜ける前の違和感による行動で、通常は永久歯が生え揃えば落ち着くため問題ありません。 噛んでもいいおもちゃなどを与えましょう。

待てのしつけ方法

スパニッシュ・ウォーター・ドッグは基本的に穏やかな性格ですが、興奮してしまうこともあります。力が強いので興奮したときには「待て」をさせて落ち着かせるようにしましょう。

「待て」は様々な場面で役に立つので、子犬の頃からトレーニングをしておきましょう。

留守番のしつけ方法

留守番に慣れていないと、不安になって家具を噛んだり暴れたりと問題行動を起こすことがあります。スパニッシュ・ウォーター・ドッグはパワフルなので、被害が大きくなることもあります。

スパニッシュ・ウォーター・ドッグのような自立心が強い犬種は、きちんとしつけをすれば上手に留守番することができます。 留守番をさせるシチュエーションは避けることができないので、子犬の頃からしつけをしましょう。

保護犬の里親情報をチェック！

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家族として犬を迎えることを検討されている場合は、「保護犬の里親になる」という選択肢もぜひご検討ください。 新たな飼い主さんのお迎えを待っている子たちがたくさんいます。

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