
犬に見つめられることがある?犬が飼い主を見つめている時の5つの心理を紹介!
愛犬が飼い主をじーっと見ていることがあります。見つめられるとかわいくてなんでもしてあげたくなりますよね。なぜ犬は飼い主を見つめることがあるのでしょうか。その行動に隠された犬の心理を5つ紹介します。

病気のサインかもしれない!

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いつものように愛犬が見つめてくると思ったら、目がウルウルしていたり、眩しくもないのに目を細めていたら、それは何かの病気のサインかもしれません。
眼球に傷がついている
砂やゴミなどで犬の眼球に傷がつくことがあります。このような場合には、目を細めたり、涙が異常に出ることがあります。
愛犬がいつも目を細めて見つめてくるなら、眼球に傷がついている可能性があります。特に、鼻の低いパグやブルドックなどは、地面に顔を近づけただけで眼球に傷がつくことがあるので、注意しましょう。
角膜炎
角膜に異常がある場合にも、目を細めることがあります。また、涙がたくさん出て目を保護しようとします。このような症状が出た場合は、角膜炎になっている可能性があります。なるべく早く獣医師に診てもらうようにしてください。早めに治療することで、失明などの最悪の事態を回避することができるかもしれません。
すぐに病院に行くことが難しい場合は、目を擦ってしまわないようにエリサベスカラーなどをつけてあげましょう。目の病気は進行がとても早いので、できるだけ早く病院に連れて行くようにしてください。
日頃から愛犬をよく観察しているなら、ちょっとした異変にもすぐに気づいてあげることができます。
名前を呼んだら飼い主を見るよう訓練しよう

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人間社会において、お母さんと赤ちゃんは視線を合わせてコミュニケーションを取ります。赤ちゃんは喋ることができないため、視線を合わせることでお母さんに意思を伝えています。
同じように犬も喋ることはできませんが、訓練することで視線でコミュニケーションをとることができます。犬はもともと、訓練しなくても自然と飼い主を見つめてコミュニケーションを取ろうとします。しかし、訓練することでより一層有意義なコミュニケーションを図れます。
まず大事なのは、愛犬に名前を呼んだらこっちを見るように訓練することです。
このためには、名前を呼んだ後におやつをあげる動作が大切です。こうすることで「名前を呼ばれるといいことがある」と覚えるようになります。この動作を繰り返すと徐々に名前を呼ばれた後にこっちを見るようになります。
このように、少しずつでも愛犬とコミュニケーションが取れるようになると、信頼関係を築きこちらの要求も受け入れてくれるようになるでしょう。また、体のどの部分でも触れるようになります。そうなるとお手入れもしやすくなり、病気も早期発見につながるはずです。
愛犬に愛らしい表情で見つめられたら、甘やかし過ぎない程度で要求に応えてあげましょう。そうするなら愛犬もきっとたっぷりの愛を注いでくれるはずです。