信頼されている?猫が飼い主の股の間で寝る6つの理由とは?【最新版】

信頼されている?猫が飼い主の股の間で寝る6つの理由とは?【最新版】

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飼い主が座っていると、飼い猫が股の間までやってきてその中で寝ようとすることがあります。信頼してくれているようでうれしいですが、猫の気持ちも知っておきたいですね。ここでは、猫が股の間で寝る6つの理由をご紹介します。

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わざわざ股の間に入ってくる!

飼い主のそばで眠る猫

Alena Ozerova/shutterstock.com

猫たちは飼い主さんの股の間で寝ることが大好きです。リビングでくつろいでいると、どこからともなくやってきて、わざわざ股の間でくつろぎ始めるのです。

「他にも寝る場所はたくさんあるのにどうして?」と感じる方も多いのではないでしょうか?

実は、猫たちのこの行動には理由があります。もちろん飼い主さんの事を信頼しているからこそ、近くで寝てくれます。

しかし、理由はそれだけではありません。「股の間」は猫にとって非常に魅力的な場所なのです。それには猫特有の感覚が関係しているようです。

猫が股の間で寝ようとする6つの理由

飼い主の膝の上で眠る猫

Africa Studio/shutterstock.com

猫が股の間を好む理由はいったい何でしょうか?主に6つの理由が考えられます。きっと、皆さんの猫たちの理由もこれらに含まれることでしょう。

①温かい

猫は比較的温かい場所を好む動物です。特に、寒い冬などはいつも温かい場所を求めて移動しているでしょう。

人間の股の間は人体の中でも特に温かい場所になります。動脈が通っているので、触ってみると他の部位より温かく感じることでしょう。

ちなみに、体を効率的に冷やすために「脇の下や股の間を冷やす」よう求められることがありますが、これも血流が関係しているのですね。

さて、猫は温かい場所が好きです。飼い主さんの股の間は猫が座りやすい場所であり、温かい場所でもあります。そのぬくもりを求めて股の間を訪れるのでしょう。

②丁度良いフィット感

猫は本能的に狭い場所が好きな動物です。なぜなら、敵が近づいてこれない場所だからです。

猫たちは本来、外で生活する動物です。当然、外敵に襲われることもあります。そのため、猫たちにとって身を守ることは最優先事項であり、その考えは本能に染みついています。

猫は体が柔軟で狭い場所に入っていくことができますが、外敵は入り込めません。そのため、猫には「狭い場所=安全=安心」という本能が備わっています。この本能は飼い猫にも備わっていることでしょう。

私たちがあぐらをかいて座ると、股の間には猫がすっぽりと収まるくぼみができますよね。足をそろえて座った場合でも、足の間にわずかなくぼみができるものです。

猫たちはそのくぼみのフィット感が大好きです。狭さを感じるので、安心して眠ることができるのです。

私たちの股の間は猫たちにとっての避難場所、もしくは安全地帯というわけなのですね。

③安心する匂いがする

猫にとって匂いはとても重要なものです。匂いから様々な情報を読み取ることができますし、匂いによって自分のテリトリーを主張することもできるのです。

猫は飼い主さんに自分の匂いを付けたがるものです。よく体をこすりつけてくることがありますよね。これは、匂いをつけることによって、飼い主さんが自分のものであることを主張しているのです。

これは周囲のものすべてに当てはまります。自分が住んでいる家の家具や柱、カーテン、自分の寝床の毛布などですね。逆に、自分の匂いがしない場所では安心することができないほどです。

飼い主さんの股の間(衣服)には自分の匂いが付着しています。加えて、自分の好きな飼い主さんの匂いもするわけですから、安心して眠るにはピッタリの場所といえるでしょう。

④お母さんを思い出す

猫は、大人になっても幼児のころを思い出したかのような行動をとることがあります。その1つが飼い主さんの股の間で寝ることだといえるでしょう。

子猫たちはお母さん猫のお腹周辺や手足に包まれて眠っていました。人間の股の間も似たような温かさと匂いがあって、子供時代を思い起こさせるのでしょう。

お母さん猫のことを思い出しながら、安らかに眠れるのかもしれませんね。

⑤飼い主さんに構ってほしい

飼い主さんに構ってほしくて、あえて股の間を陣取る猫もいることでしょう。飼い主さんも股の間に入られてしまったら無視することができませんよね。撫でてあげたり、時には遊んであげたりすることでしょう。

飼い主さんのことが大好きな猫だからこそ、あえて潜り込んでくるのかもしれません。

⑥一番安全だから

飼い猫は安全な場所でしか眠りません。飼い猫たちは飼い主さんこそが自分たちを守ってくれると知っているのでしょう。

猫が「飼い主さんに近寄ってくる&周辺で寝る」というのは、飼い主さんへの厚い信頼の証しと言えるでしょう。

頼ってくれているようで嬉しいですね。

飼い主の上で眠る猫

Impact Photography/shutterstock.com

股の間で寝たいけど、誰でもいいわけではない?

猫たちは温かさや安心を求めて股の間で寝ようとします。しかし、股の間で寝られれば相手は誰でもいいわけではありません。信頼している人でなければそうしないのです。

ですから、皆さんの飼い猫が自分の股の間で寝ようとしてくれるとき、それは信頼されていることになります。

ちょっと邪魔に感じることもあるかもしれませんが、猫からの信頼を受け止めつつ、優しく対応してあげてくださいね。

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1 名無しさん
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7年目にして初めて股の間で寝てくれた飼い猫。この記事を読んで、ようやく信頼されたのか~、とちょっと感動しています。