フレンチ・ブルドッグの性格・特徴・飼い方|ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介

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フレンチ・ブルドッグの性格や飼い方や歴史についてご説明します。

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French bulldog sitting on chair by table in home office

LightField Studios/shutterstock.com

名称:フレンチ・ブルドッグ 性格:社交的、且つ、活発で、遊び好きで、独占欲が強い。 寿命:10~14歳 体重:8〜14kg 体高:24〜35cm 毛色:フォーン、ブリンドル、パイド、フォーン・アンド・ホワイト、クリーム 値段相場:ペットショップ50万前後、ブリーダー約33万円

フレンチ・ブルドッグ French bulldog
フレンチ・ブルドッグ French bulldog
フレンチ・ブルドッグ French bulldog
フレンチ・ブルドッグ French bulldog
フレンチ・ブルドッグ French bulldog
フレンチ・ブルドッグ French bulldog
フレンチ・ブルドッグ French bulldog
フレンチ・ブルドッグ French bulldog
フレンチ・ブルドッグ French bulldog
フレンチ・ブルドッグ French bulldog
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フレンチ・ブルドッグの性格

純血犬種の保護・登録を行う国際的団体ジャパンケネルクラブによると、フレンチ・ブルドッグは社交的かつ活発で、遊び好き、独占欲が強いコンパニオン・ドッグとされています。

愛嬌たっぷりでユニークなフレンチ・ブルドッグは、甘えん坊で家族愛が強く、寂しがりやの性格をしていますが、メスは少しわがままな面もあります。

パグとボストンテリアは見た目が似ているところから、購入時によく比較される犬種になります。全てのマスティフ・タイプの犬種と同じく、エピラスやローマ帝国のモロシア犬種が祖先と考えられています。

フレンチ・ブルドッグは比較される3種の中でも一番重く、どっしりとした体型をしています。

フレンチ・ブルドッグの平均寿命

フレンチ・ブルドッグの寿命は10〜14年と、他の小型犬と比べると短命です。マズルが短い鼻ぺちゃの短頭種は、呼吸器系の病気にかかりやすいことが原因の一つとなっています。

健康管理に気をつけ、病気の早期発見・早期治療をすることで、平均よりも長生きする可能性があります。

フレンチ・ブルドッグの平均体重

フレンチ・ブルドッグの体重は、オスは9~14kg、メスは8~13kgが望ましいとされています。 個体によって理想体重は変わってきますが、触っても肋骨が確認できなくなってきたら、肥満の可能性があります。

フレンチ・ブルドッグの平均体高

フレンチ・ブルドッグの体高はオスは27~35cm、メスは24cm~32cmが望ましいとされています。

体重と同じくオスメス共に大きさの差はあまりありませんが、若干メスの方が小柄な体型となっています。

フレンチ・ブルドッグの毛色(カラー)

フレンチ・ブルドッグ毛色はフォーン、ブリンドル、パイド、フォーン・アンド・ホワイト、クリームの5種類に分けることができます。

鼻と目の周りが黒だと許容されますが、ホワイト一色の場合は、難聴のリスクがあり繁殖には向きません。

フォーン
French bulldog puppy on white background

dien/shutterstock.com

ブリンドル
french bulldog black

NASTIA KHITIAEVA/shutterstock.com

パイド
French Bulldog puppy (6 months old)

Eric Isselee/shutterstock.com

フォーン・アンド・パイド
young french bulldog sitting on a white background.

maxtimofeev/shutterstock.com

クリーム
Adorable white french bulldog sitting down and close his eyes, isolated on white background.

undefined/shutterstock.com

  • フォーン
  • ブリンドル
  • パイド
  • フォーン・アンド・ホワイト
  • クリーム

フレンチ・ブルドッグが成犬になるまでの期間

フレンチ・ブルドッグは生後6〜8ヶ月で成犬と同じくらいの体高に成長します。

個体差はありますが、生後6〜8ヶ月頃をすぎると体格ががっしりとしていき、生後12〜18ヶ月ほどで成犬へ成長していきます。

※成犬とは身体的な成長が止まることです。

フレンチ・ブルドッグの鳴き声

フレンチ・ブルドッグは無駄吠えが少ない犬種ですが、縄張り意識が強いためオスが同性の犬に吠えることがあります。

興奮しやすい犬種のため、突然スイッチが入ったように吠えてしまうことがあります。

フレンチ・ブルドッグがかかりやすい病気

フレンチ・ブルドッグがかかりやすい病気
病名時期や症状治療費
短頭種気道症候群短頭種は、上部気道の構造に生まれつき問題があり、呼吸がうまく行えません。口を開けて呼吸をするなどの症状がでます。肥満になると呼吸がうまくできずチアノーゼを起こし、失神してしまう場合もあります。年齢関係なく注意が必要な病気です。内科療法の場合1回、数千円程度。酸素吸入の処置3千〜5千円、外鼻孔拡張術をした場合2〜5万円、軟口蓋切除術をした場合4〜8万円
水頭症原因としては先天性と後天性があります。脳が圧迫されることにより、痙攣発作や意識障害、眼球振とう、筋硬直や麻痺などの神経症状が起こります。先天性の場合は1歳までに症状が出ます。内科療法の場合1回5千円〜、外科療法の場合30万円〜
第三眼瞼腺脱出(チェリーアイ)目頭にある瞬膜が赤く腫れ上がり、飛び出してしまう目の病気です。遺伝的要因、目の炎症や外傷などにより引き起こされます。年齢関係なく注意が必要な病気です。手術の場合7〜10万円、内科治療の場合通院1回につき3千〜6千円
アトピー性皮膚炎遺伝的要因で引き起こされます。症状は皮膚の痒みです。耳やワキなどに痒みが起こりやすく、痒みが出た部分をしきりに舐めたり噛んでしまいます。年齢関係なく注意が必要な病気です。1回の通院につき3千〜6千円

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

フレンチ・ブルドッグは鼻ペチャな犬種ですが、この犬種は頭蓋骨の長さの幅に比べてマズルが短いことを短頭種といいます。 短頭種は鼻が短く口の面積が狭いため、熱を逃すのが苦手です。短頭種は特に、熱中症に注意しましょう。

気温22度、湿度60%を超えると熱中症になる可能性が非常に高くなるため、夏場は冷房の効いた部屋での飼育をし、気温の高い日は昼間の散歩は避けるようにしましょう。

フレンチ・ブルドッグの体臭

フレンチブルドッグは、体臭の強い犬種になります。脂質肌であること、顔のシワに皮脂や雑菌などが溜まってしまうこと、よだれが多いこと、耳の掃除不足などが体臭の原因となっています。

毎日シワの隙間を拭くなどし、日頃のケアでニオイは軽減されます。

フレンチ・ブルドッグの飼い方

フレンチブル・ドッグは無駄吠えも少なく運動量も少ないため、集合住宅などでも飼いやすい犬種です。

しかし病気が多く、健康管理や体重管理、温度調節など注意するべき点が数多くあります。

骨の歪みなどの遺伝的疾患も多いため、階段や段差、滑るフローリングで背骨や関節に負担をかけないよう気をつけましょう。

寂しがり屋で長時間の留守番には向かない犬種ですが、短時間の留守でもケージ内で安全に過ごせるよう子犬の頃からケージに慣らしておくと良いでしょう。

ドッグフードの量・回数

フレンチ・ブルドッグは太りやすい体質をしており、消化不良も起こしやすい犬種なので繊維質の多い食事は控えましょう。

消化不良には適切な食事量を守ることが必要になってきます。フードによって与える量が異なるため、パッケージを元に適切な量を計算して与えるようにしましょう。

また皮膚炎になりやすい犬種のため、健康な皮膚を保つためにも良質なたんぱく質、ビタミン、アミノ酸をバランスよく摂取することが大切です。

食べさせてはいけないもの

犬が食べてはいけない食べ物ネギ類全般(にんにく、ニラ、玉ねぎなど)・ぶどう類全般・チョコレート・キシリトール・生の魚介類(魚、イカ、タコ、エビ、カニ)・鶏の骨・アボガド・ナッツ類全般
犬は避けたほうがいい食べ物ほうれん草・生肉・香辛料・にぼし・のり・生卵・生野菜・牛乳・ココナッツオイル・干しあ

上記は代表的な食べ物を記載していますが、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

犬に与えてはいけない食べ物!食べてしまった時の対処法もご紹介!

犬という生き物は、いい香りがしたりすると食べ物じゃなくても口に入れてしまいます。 でも、犬には食べさせてはいけない食べ物も存在します。食べてしまうと命の危険もあるので要注意です。 今回は、そんな食べ物を食べてしまった時の対処法も合わせてお話していきます。

https://mofmo.jp/article/19619

また犬が苦手な食べ物として、犬は臭覚が優れているため酸み・辛み・苦みに対する感覚がとても敏感で、においを嫌がります。

  • 柑橘類
  • 酢類
  • スパイス類
  • クセのある葉物野菜

上記の食べ物も控えたほうが無難でしょう。

抜け毛の量

Fur on brush for combing the dog fur with blurry fawn french bulldog after shower on background.

Umaporn Tepumong/shutterstock.com

フレンチブルドッグはダブルコートなので、抜け毛の多い犬種です。ダブルコートの犬は、春と秋に換毛期があり、それぞれ夏毛と冬毛に換毛します。

毎日のブラッシングや月に1、2度のシャンプーなど、日々のケアで抜け毛を取り除きましょう。ゴム製のブラシや、ゴム手袋などで撫でると効率よく抜け毛を集めることができます。

お風呂の入れ方

フレンチ・ブルドッグは抜け毛が多く、体臭も強めの犬種ですが、月に1度のシャンプーで抜け毛や臭いを抑えることができます。清潔にすることで、皮膚疾患を予防することもできます。

皮膚炎の症状がある場合は、病院の指示に従い薬浴やシャンプーの回数を調整してください。体調が悪い時は無理してお風呂に入れず、ホットタオルやシャンプータオルなどで体を拭いてあげましょう。

フレンチ・ブルドッグは、シャワーからでる水やドライヤーを怖がる子が多いため、子犬の頃からしっかりと慣らしておくことが大切になります。子犬の頃にお風呂に慣れておくことで、成犬になってからもストレスなくシャンプーを楽しむことができます。

シャンプーは必ず犬用を使用しましょう。犬の肌や被毛に合うよう作られており、人間のシャンプーとは全く異なるためです。

フレンチブルドッグの子犬のお風呂の入れ方

  1. 湯船にお湯をためておきます。
  2. 子犬が入るサイズの洗面器を用意し、湯船のお湯をすくいます。
  3. 最初は数センチの深さから、慣らしていきましょう。
  4. 子犬が怖がらないよう、そっとお湯を張った洗面器におろします。
  5. 洗面器のお湯を足からお尻、体、顔の順に、ゆっくりとかけて濡らしていきます。
  6. 汚れが出た場合は、洗面器のお湯を捨て、湯船のお湯をまたすくいます。
  7. 顔のシワまでしっかりと濡らした後は、シャンプーを泡立てて体につけていきます。
  8. 足、お尻、体、顔の順で、ゆっくりとマッサージするように洗います。
  9. シワの部分は、特に優しく洗いましょう。
  10. 泡を洗い流す時は、洗面器のお湯を優しくかけるように、頭からしっかりと流していきます。
  11. しっかりとすすいだ後は、シワの部分も忘れずにしっかりとタオルドライをします。
  12. 湿気が残っていると雑菌が繁殖し、臭いや皮膚炎の元になるため、ドライヤーでしっかりと乾かしましょう。

フレンチブル・ドッグ成犬のお風呂の入れ方

  1. 怖がらなければ、湯船やシャワーを使って洗っていきましょう。
  2. 子犬と同じように、足、お尻、体、頭の順に濡らしていきます。
  3. シワもしっかりと濡らした後は、泡立てたシャンプーで優しく洗っていきます。
  4. シワの部分は、特に優しく洗いましょう。
  5. 泡を洗い流す時は、頭から順に流していきます。
  6. 雑菌の繁殖を防ぐためにも、しっかりとタオルドライをして、ドライヤーで乾かします。

最適な散歩時間

フレンチブルドッグの運動量は少なく、毎日2回、合計30分を目安に散歩させてください。肥満になりやすい犬種でもあるので、運動は毎日しっかりとさせましょう。

暑い日や寒い日、体調が悪い日は無理して外には出ず、家の中でおもちゃを使い遊ぶと良いです。

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フレンチ・ブルドッグのしつけ方法

フレンチ・ブルドッグは賢く、しつけのしやすい犬種です。しかし、興奮しやすく顎の力が強い犬種のため、しっかりとしつけておかないと人間が怪我をしてしまうこともありえます。

お迎えしたらしっかりとしつけをしていきましょう。プロのドッグトレーナーに指導を受けることもおすすめします。

トイレのしつけ方

室内で飼うフレンチブルドッグは、トイレをしっかり覚えてもらうことが必要になります。一度間違った場所で覚えてしまうと、なかなか正しい場所でトイレをしなくなってしまいます。子犬の頃にしっかりとしつけておきましょう。

成犬や保護犬をお迎えした場合もトイレのしつけ方は同じですが、排泄の量が子犬よりも少ないため、覚えるまでに時間がかかってしまいます。 すでに違う習慣が身についている場合もあるため、焦らずに教えましょう。

手順は以下のような形式で説明してください。

  1. ケージの中にトイレやペットシーツを置き、落ち着いてトイレができる環境を作ります。
  2. 床のニオイを嗅いだり、同じ場所でぐるぐると回る仕草をした時は、ケージに戻しトイレへ誘導するようにしましょう。
  3. トイレで排泄ができたら、ケージから出し褒めます。
  4. 「間違ったところで排泄をさせない」「成功したら褒める」を、根気よく繰り返すことが大切です。
  5. トイレを失敗した場合は、ニオイが残らないようにしっかりと掃除しましょう。

無駄吠えのしつけ方法

フレンチ・ブルドッグは基本的に無駄吠えが少ない犬種ですが、興奮しやすく突発的に吠えてしまうことがあります。

運動量は少なくても大丈夫ですが、外に出られなかったり、運動不足になってしまうとストレスで吠えてしまいます。吠えるからとむやみに叱らずに、まずは吠える原因を考え、解消していくことが大切です。

  1. 吠えている原因を考えてみましょう。
  2. 運動不足や散歩不足の場合は、しっかりと運動をさせてあげてください。
  3. 興奮して吠えてしまっている場合は、クールダウンさせることが大切です。
  4. 遊んでいる時は遊ぶのをやめ、無視したり他の部屋へ移動したりしてください。
  5. チャイムなどに怖がっている場合は、外から来る人におやつなどをあげてもらい、怖くないことを教えましょう。
  6. 吠えるのをやめると、要求が通ると覚えさせることが大切です。

噛み癖のしつけ方法

フレンチ・ブルドッグは、とても顎の力が強い犬種です。フレンドリーで噛み癖も少ない犬種ですが、しつけを間違うと噛む犬に育ってしまいます。

噛み癖がある場合はしっかりとしつけをしておかないと、流血だけではなく骨折してしまうこともあり、危険です。

噛む原因は、ストレスや恐怖、テリトリーなどを守るため、遊びの延長などがあります。原因を突き止め、しっかりとしつけていきましょう。

  1. フレンチ・ブルドッグは、とても顎の力が強い犬種です。フレンドリーで噛み癖も少ない犬種ですが、しつけを間違うと噛む犬に育ってしまいます。
  2. 噛み癖がある場合はしっかりとしつけをしておかないと、流血だけではなく骨折してしまうこともあり、危険です。
  3. 噛む原因は、ストレスや恐怖、テリトリーなどを守るため、遊びの延長などがあります。原因を突き止め、しっかりとしつけていきましょう。

待てのしつけ方法

待てができるようになると、散歩の時や病院の時に落ち着いて待機することができます。

興奮した時に、待ての指示語やハンドシグナルで落ち着かせることもできるため、興奮しやすいフレンチ・ブルドッグはぜひ覚えたい指示の一つになります。

まずは短時間の待てから、焦らずに時間をかけて教えていきましょう。

  1. 犬にお座りをさせます。
  2. 目を合わせて「待て」と指示を出します。
  3. 最初は数秒止まることが出来たら、褒めてあげましょう。
  4. 何度も繰り返し、だんだん待つ時間を伸ばしていきます。
  5. 待つと褒めてもらえる、と覚えさせることが大切です。

留守番のしつけ方法

個体差もありますが、群れで生活する犬は長時間の留守番が苦手な犬種でもあります。

いきなり長時間の留守番をさせてしまうと、分離不安が出てしまい、トイレの失敗や破壊行動、無駄吠えなどをしてしまいます。

犬を不安にさせないように、子犬のうちから留守番のしつけをしっかりとしておきましょう。

  1. ケージなどを用意し、ケージの中は安心して過ごせる場所と覚えてもらいましょう。
  2. 普段から、犬が1人になる時間を作るようにして、1人でいることに慣らしておくことも大切です
  3. まずは数分の留守番からスタートします。
  4. 短い留守番を何度も繰り返し、飼い主がちゃんと帰って来るということを覚えさせることが大切です。

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保護犬の里親情報をチェック!

shutterstock.com/foster_parent

家族として犬を迎えることを検討されている場合は、「保護犬の里親になる」という選択肢もぜひご検討ください。 新たな飼い主さんのお迎えを待っている子たちがたくさんいます。

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