闘犬って今でも行われているの?その歴史と闘犬を代表する犬種を紹介!
闘犬という言葉はあまり馴染みのないものです。人によっては昔に行われていた競技くらいの認識しかないかもしれませんが、国によっては現在も行われています。この記事では闘犬の歴史とよく使用される犬種をご紹介します。
闘犬とは犬同士を戦わせることをいいます。娯楽などの楽しみがあまりなかった時代は世界で普及していたメジャーな競技で「ブラッド・スポーツ(血の闘い)」とも呼ばれることもあります。しかし、現在では動物愛護の観点から禁止されている国も多く、競技人口は少なくなってきています。
日本では法律で禁止されていないので、今でも行われている競技です。きちんとルールが制定されており、残忍すぎない方法で行われています。NPO法人の「全土佐犬友好連合会」によって毎年10月ごろ闘犬が開催されて愛好家によって賑わっています。
ここでは、闘犬の歴史と闘犬を代表する犬種をご紹介していきます。
闘犬のルーツは?
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闘犬の歴史は古代ローマまで遡ります。当時ローマでは人同士や人と獣などを戦わせる競技が盛んでした。コロッセウムという競技場でそのような戦いを見物していたことは有名な話です。これが派生して軍用犬同士を戦わせるようになったのが闘犬の始まりといわれています。
その後、18世紀から19世紀にかけて闘犬は盛んになりました。この頃は犬同士だけではなく、犬と他の動物も戦わせていました。もちろんその戦いはどちらかが死ぬまで続けられるという残忍なものでした。
20世紀に入ると犬をペットとして飼育する文化が根付き、動物愛護の観点から闘犬を禁止する国も増えて段々衰退してきました。闘犬の大会に関することだけではなく、トレーニングや繁殖方法まで多岐に及び規制がかけられることもあります。とはいえ法律による規制のない国では定期的に闘犬の大会が開かれています。
かませ犬とは?
闘犬愛好家でなくても一度はこの言葉を聞いたことがあるはずです。かませ犬とは言葉の通り「ただ噛まれるだけの犬」のことをいいます。
若い闘犬に自信をつけさせるためにかませ犬をあてがい噛ませることで、物怖じしない勇敢な気質に育てるわけです。
このような非人道的行為が見受けられたことも闘犬が衰退していった原因の一つといえます。
闘犬に使用される犬種は?
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全ての犬が闘犬に適しているわけではありません。また、どんなに適している犬種でもきちんとした訓練が必要です。ここではよく闘犬に使われる犬を7種ほどご紹介していきます。
土佐闘犬
土佐闘犬は、日本で闘犬を行なっているなら誰でも知っている、とても馴染みのある犬種です。名前の通り四国犬と海外の犬を掛け合わせたことで誕生しました。
持久力と闘争心に優れており闘犬を行うために産まれた犬といえます。名前が似ているので土佐犬と混同しやすいですが、違う犬種です。
秋田犬
秋田犬は猟犬として知られている日本犬です。かつて猟師たちが狩りの合間に犬同士を戦わせて遊んだことが始まりで闘犬として活躍するようになりました。
飼い主さんに忠実という気質を持っており現在ではペットとして人気の大型犬です。
ピットブル
闘争心に溢れ強烈な顎の力を持つピットブルは、闘犬の代表ということができます。筋肉質な体を持っており、その強さから最強の犬ともいわれてきました。
ただその強さのゆえに扱いにくく飼い主さんでもコントロールできないことがあり、飼育自体を禁止している国もあります。
ブルドッグ
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ブルドッグは、元は牛と戦わせるために改良された犬種といわれています。そのため牛に噛まれても致命傷にならないように鼻を低く改良しました。性格が人懐っこいので現在ではペットとして人気があります。
ナポリタンマスティフ
ナポリタンマスティフは、名前のとおりイタリアが原産の大型犬です。過去にはその体格を生かして闘犬として活躍していました。現在では軍用犬や警察犬として活躍しています。
チベタンマスティフ
チベタンマスティフは、ライオンのようなたてがみが特徴の超大型犬です。チベット高原原産で昔から軍用犬として活躍していた流れから、闘犬としても利用されるようになりました。筋肉質で力強いのが特徴です。
ドゴアルヘンティーノ
ドゴアルヘンティーノは、アルゼンチン原産の狩猟犬です。ピューマなど大型のネコ科の動物を倒すとても勇敢な気質を持っています。現在では軍用犬や警察犬として活躍しています。
闘犬に対する色々な意見
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闘犬に関して意見は様々です。やはり虐待や動物愛護の観点から縮小傾向にあり、国としては禁止していなくても地域によっては条例によって禁止されていることもあります。一例として日本では国としての法律はありませんが、東京や神奈川など幾つかの自治体では条例により禁止されています。
一方で「闘犬には古い歴史や伝統があり守っていかなければいけないもの」と考える人もいます。また「犬は本能的に本来戦うもの」という団体もあります。
どちらにせよ、犬にとってストレスがなく利益追求の虐待の犠牲にならないように見届ける責任が我々にはあることを知っておかなければなりません。
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うちの場合は去勢(オス)が1万7000円前後、不妊(メス)で2万8000円前後でした。体重によって5000円程前後します。それに、我が家は多頭飼いし始めだったため、年に何回かお願いしたので2匹目からは2000〜3000円程の割引がありました。 ただ、保護猫限定なのかは不明ですが、隣県の方から猫をもらった時、不妊手術の証明で領収証をもらいましたが、7000円でやってくれる病院もあるようです(ちなみにその猫さんはさくら耳ではありません)。 地域と保護猫かどうか、あとは病院によって違いがあるようです。
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- そこら中におしっこしてしまう猫。トイレでおしっこしてくれません。
- トイレ、、、何度教えても、ダメです。毎日おしっことの闘いです。
- コメント
うちは雄猫だったので、オシッコ&マーキングをそこらじゅうにして大変だったので、まずは去勢手術をして、ストレスや不安感が関係してるかもしれないという事で、精神安定剤を1ヶ月半程処方してもらって、今は治り、良く懐いてくれてますよ。
「犬にとってストレスがなく利益追求の虐待の犠牲にならないように見届ける責任が我々にはあることを知っておかなければなならい」最近、噛ませ犬についての酷い実態を知り闘犬について知る必要があると思い読ませて頂きました。無意味な虐待を無くすために、多くの人にこの言葉を受けてめてほしいと思いました。
現代においては、土佐犬と土佐闘犬は同じですよ。
闘犬専用の犬と強調して言っているだけでしょう。意味は同じです。
いま四国犬と呼ばれている犬が、古くから高知県に生息していて、ずっと土佐犬と呼ばれてきました。土佐藩の武士たちによって闘犬が行われ、この犬(現・四国犬、元・土佐犬)が闘犬をしていました。
幕末、鎖国が終わり海外の文化とともに洋犬が流入したことで、土佐犬(現・四国犬)に洋犬を掛け合わせて闘犬専用の犬を造るという発想が生まれました。これにより誕生したのがマスティフ様外貌のデカい犬です。これが現代でいう土佐犬(=土佐闘犬)です。
その後、かつて土佐犬と呼ばれていた高知県の犬は、四国犬と改名されました。