チャイニーズ・クレステッド・ドッグってどんな犬?性格・特徴からしつけ・飼い方まで徹底解説!

チャイニーズ・クレステッド・ドッグってどんな犬?性格・特徴からしつけ・飼い方まで徹底解説!

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毛の生え方が天然と思えないチャイニーズ・クレステッド・ドッグは中国の伝説に出てくる霊獣である麒麟に似ていることから、麒麟狗という別名も持っています。世界で最も人気の高いヘアレス(無毛)ドッグであるチャイニーズ・クレステッド・ドッグの性格・特徴はどのようなものなのでしょうか?飼い方のコツを紹介します。

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チャイニーズ・クレステッド・ドッグの特徴

チャイニーズ・クレステッド・ドッグには2つのタイプがあって、ヘアレスタイプとパウダーパフタイプに分かれています。

ヘアレスタイプは突然変異でもしたかのような独特の風貌をしていますが、パウダーパフタイプは全身が絹のような被毛に覆われています。

見た目が違ってはいますが、パウダーパフタイプの被毛を除いてしまえば、骨格や顔立ちが同じなことから、2つのタイプの違う同犬種であることがわかります。

それでは、タイプ別の外見的特徴、そして寿命や体型について説明します。

ヘアレスタイプの外見的特徴

Chinese crested dog walks in the park

Golland/shutterstock.com

ヘアレスタイプの毛が生えている部分は、頭部と四肢と尾の先だけで、他の部分は刈られているわけではなく、始めから毛が生えていないユニークなスタイルが特徴です。

この見た目を不細工だと感じる人もいるようで、アメリカで開催される「World's Ugliest Dog Contest(世界一醜い犬コンテスト)」の常連のようです。

しかし実際は気品があるエレガントな犬種でもあり、これはそれぞれの感じ方や好みが関係してくるところです。

犬には普通「汗腺」がないため、舌で体温調整をしますが、ヘアレスタイプは「汗腺」がある珍しいタイプです。

それで、体温が一般の犬よりやや高く40℃ほどあるので、一緒に寝ると湯たんぽの代わりになるともされてきました。

舌で体温調整をする必要がないので、犬特有の「ハアハア」というパンティングをしませんし、ヨダレも垂れにくいのが特徴です。

頭の頂点にある鬣はまるで人間の髪の毛が生えているかのようです。

これが、満州の人の髪型である辮髪(クレスト)に似ていることから、「チャイニーズ・クレステッド・ドッグ」の名前の由来になったそうです。

大きな立ち耳を持っていて、そこにも飾り毛が生えています。

また足先と尻尾に短めの飾り毛が生えています。

他の部分には毛が生えておらず、肌が露出しています。

銅色の肌をしていますが、部分的にピンクの斑があるのもいます。

パウダーパフタイプの外見的特徴

Chinese crested dog in park

DragoNika/shutterstock.com

ヘアレスタイプと本当に同じ犬種だろうかと思うほど、絹のような毛で全身が覆われています。

様々なカラーが認めらている上品な被毛を持っていて、とても優しい雰囲気があります。

全身に毛が生えていますが、頭の毛はヘアレスタイプのように長めになっています。

独特の風貌を持つヘアレスタイプが注目されがちですが、チャイニーズ・クレステッド・ドッグが存続し続けるためにはこのパウダーパフタイプが必要不可欠です。

なぜかというと、ヘアレスタイプの遺伝子は健康上の問題を起こすことがあり、ヘアレスタイプ同士の交配を行うと死産の可能性がとても高くなってしまいます。

それで、繁殖の際には必ずヘアレスタイプとパウダーパフタイプを掛け合わせるようにしています。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの寿命・体型

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの平均寿命は13歳から15歳くらいだとされています。

小型犬の平均的な寿命と同じだということがわかります。

ヘアレスタイプの場合はとくに、皮膚の病気やアレルギーなどに気を付けるようにしましょう。

小さくて華奢な体をしているので、骨折などにも気を付ける必要があります。

健康管理や事故防止などを徹底することにより、寿命よりも長く生きることができるでしょう。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの平均的な体高はオスが28cm~33cm、メスが23cm~30cmとされています。

また、平均的な体重はオスとメスともに5.5kg以下とされていて、小型犬に分類されています。

耳は大きい立ち耳ですが、パウダーパフタイプの中には垂れ耳の個体もいます。

尻尾はサーベル型の垂れ尾で、長くて細い足を持っています。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの歴史

Chinese crested dog Lary

Jarry/shutterstock.com

チワワにも似ているチャイニーズ・クレステッド・ドッグは南米の原産ではないかとされていました。

そして、ペルー原産のペルービアン・ヘアレス・ドッグとの血統的かかわりも可能性として挙げられていました。

しかし、DND検査により、その説は否定されるようになりました。

現在最も有力なのは、アフリカ原産のアフリカン・サン・ドッグから生まれた犬だという説です。

アフリカン・サン・ドッグは13世紀頃に交易によって世界各地に広がり、そのうちの中国に渡ったものがチャイニーズ・クレステッド・ドッグになったとされています。

ユニークな容姿の希少犬として、貴族や宮廷への貢物として献上されるようになり、そこで他の小型の愛玩犬と交雑しながら今日の姿に変化していきました。

15世紀になると、その特徴的な容姿が重宝されて、世界各地に輸出されるようになりました。

第二次世界大戦中に、中国国内で飼育されているすべての犬種を処分するという命令により、たくさんの犬種が絶滅しました。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグも絶滅しかけましたが、他の国に輸出されていた個体があったり、イギリスの植民地になっていた香港・マカオで飼育されていた個体もあり、それらのブリーディングにより頭数を回復することができました。

1950年代には舞台芸術家のジプシー・ローズがチャイニーズ・クレステッド・ドッグの愛好家として繁殖も手掛けていました。

彼女の死後、同犬種の繁殖犬舎であるクレスト・ヘイブン犬舎に引き取られ、その後も引き続きチャイニーズ・クレステッド・ドッグの繁殖が続けられました。

これらの愛好家たちのたゆまぬ努力により、ヘアレスドッグとしては世界で一番飼育されている犬種となりました。

イギリスケンネルクラブに登録されたのは1981年で、その後FCI国際畜犬連盟に1987年に登録されました。

アメリカンケンネルクラブには1983年に登録されましたが、新規登録が途絶えるということがあったため、1991年に改めて登録されることになりました。

ヘアレスドッグとしては世界中で人気が高く、ペットやショードッグとして飼育されています。

日本においても安定した登録数があるようですが、同じ小型犬のプードルやチワワ、ダックスフントなどのほうが人気が高いため、あまり目立たないようです。

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2 さなちゃん
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すごい毛の生え方してますよね。正直どうにも不気味だなって思っちゃいます。これが素敵!いい!って思って純血を守ってきた人たちがいるんですよね~。不思議だなぁ。人の感じる美醜が違うっていうのを感じますよね。

1 ブラッドオレンジ
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頭と尻尾の部分には毛が生えてて、その他の部分には毛が全く生えてなくて、もしかしてそんな風にカットされたのか?と思ってしまいましたが、元々そういうスタイルの持ち主だったんですね。インパクトありすぎるルックスですね、心臓ばくばくしました。

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