プロットハウンドってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

「ハウンド」と名前のつく犬種は、かなり古くから人間が狩猟を行うために利用した犬が全て原種となっています。その多くは、ヨーロッパ諸国からアメリカ大陸へ連れてこられた場合が多く、プロットハウンドもそうした特徴を備えた元猟犬です。性格や特徴、しつけから飼い方までをご紹介いたします。

プロットハウンドってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

コワ面のプロットハウンドは、飼うととても楽しい魅力ある犬

プロットハウンドの解説の前に、ハウンド・グループの説明をちょっとしましょう。ハウンド・グループと呼ばれる犬種は、猟犬として活躍した犬種であり、特に大型犬種を指すのではありません。例えばダックスフンドも狩猟犬であるハウンド・グループです。視覚に優れており、視覚狩猟犬ともいわれます。一方でフォックスハウンドのような犬種は、嗅覚に優れた嗅覚狩猟犬としてガッシリした体格を備え、セントハウンド種と呼ばれています。今回ご紹介のプロットハウンドは、そんな中でセントハウンド(嗅覚狩猟犬)の犬種を掛けあわせて作られた品種です。:棒あそびをするプロットハウンド

プロットハウンドの歴史

長い純血種の歴史

歴史は1750年代まで遡りますから、ハウンド系でもかなり古い頃の原種が元になっています。名前の由来ともなっている、ドイツ人ヨハネス・プロット氏がアメリカに移住する際に連れてきたイノシシ狩り用のセントハウンド種が、その起源といわれています。その犬種はジャーマンハノーヴァーハウンドではないかと伝えられていますね。元になったセントハウンド種の純血を保ちながら、木登りも出来るような体格と運動神経を持たせ、ツリーイング・ドッグとして活躍していました。異なる犬種の交配を避けてきたため、本来はそのままでは品種は絶滅する運命だったのですが、プロット氏の死後レパード・スポット・ベアドッグと呼ばれた、ヒョウ柄のような斑点模様の雌犬を飼っている飼い主が、この犬を借りて繁殖させる事に成功しました。

最後の交配はたった2種類だけ

この2つの犬の混血種をプロット氏の息子さんが、借りた犬のお礼として受け取り、1900年代に近所の猟犬研究家が、ブレヴィンズハウンドとハウンド系の1犬種と交配させたことで、現在のプロットハウンドになったと言われています。こうしたハウンド系の犬種としては異種交配が少ないのも、プロットハウンドの大きな特徴です。

ブロットハウンドの特徴

アライグマや木登りの上手な動物を発見し、追い詰める事を好むといった猟犬の特徴を引き継いでいるので、何かの遊びや探求心に狩られると、夢中になってずっと繰り返し行うといった性格の特徴があります。特徴を一言で言えば好奇心が強く、自信がある態度を示すことも多いです。

子供と仲良しになれます

子供との相性がよく、良き遊び相手になる性格の特徴があります。争う性格という部分が少ない特徴があるため、いたずらを仕掛けられても余裕で対応してくれます。見かけは比較的大きな犬ですが、大型犬として見ると小ぶりですね。雄は体高20インチ~25インチといわれているので、体高50センチ~62センチくらいの範囲です。小さなお子さんの顔と同じ程度の高さに、犬の顔がくることになります。 :家族とキャンプを楽しむプロットハウンド

プロットハウンドの性格

他の犬と共に多頭飼いに適しており、群れで狩りをすることも多かった歴史から、集団でいることを好む性格です。家族の誰とでも仲良く出来る性格の持ち主で、旅行とか、野外のリクリエーションなどにもお供出来る、頼もしい性格ですね。活動的で性格は明るいです。ただ、夜間に遠吠えのような癖のある性格の個体も多いため、しつけに関しては無駄吠えのコントロールが必要でしょう。 飼い方の注意点として、忠誠心の高い性格で注意深さもあるので、家族や顔見知りでは親和性は高いですが、見知らぬ人には警戒心が強いので、番犬の性格も備えています。

プロットハウンドの飼い方の注意点

悲しいことですが、非常に良く通る声質のため「無駄吠えの声が大きい」として、中には捨てられる犬も多いと聞きます。プロットハウンドの注意点は、やはりあまり周辺に見知らぬ人が往来する環境では、飼い方としてあまり相応しくないですね。都心部のような人混みの中での散歩などは、ストレスのたまる飼い方かもしれません。プロットハウンドの特徴として元猟犬の素質が非常に強いので、飼い方の注意点は、一般家庭では郊外にお住まいのある方で、近くに広い広場、遊ばせる場所があることでしょう。

お散歩は比較的長距離

犬を飼う場合、やはりネックとなるのが必ず日課となる散歩です。飼い方としてハードルが高いお散歩も、プロットハウンドはその素質からして飼い方は、野外の活動時間が長い方が好ましいということです。一人暮らしや共働きのご家庭でいつも家に誰もいない環境では、プロットハウンドの飼い方としては、犬にストレスを与えます。毎日欠かさず決まった時間にお散歩に行けるような飼い方を目指してください。

プロットハウンドのしつけ

子犬の頃から家庭の中で、ご家族全員で犬とのコミュニケーションをとり、まず犬の性格を早くから把握し、お手とかお座りなど基本的なしつけは、ご家族の誰もが犬に対して共通のしつけを実践してください。しつけ専用の担当者を決めるのではなく、遊び相手としても家族中で可愛がる事がこの犬のしつけのポイントです。 プロットハウンドに限ったことではありませんが幼い頃はやんちゃな性格が顕著です。集中力もあまりなくしつけを焦ると犬にストレスを与えかねません。 人間の持ち物を勝手に持ち出しこわしてしまうことがあるかも知れませんが叱っても悪いことをしたと理解できないので、犬にいたずらされたくない物はしまっておきましょう。 頭がよく良いことも悪いことも区別なく覚えますので、いけないことをしたときは反応しないで無視し、同じことを繰り返す状況を作らないよう環境を整えることが大切です。 プロットハウンドの飼い主に喜んでもらいたいという性格を活かして良い行動があったときは大げさなぐらいに褒めてあげましょう。そのときは必ず名前を呼んでやりスキンシップ(撫でたり手のひらで顔を包み込むなど)もしてあげれば触られることに抵抗がない良い子に育ちます。

出来ればトレーナーを利用しよう

プロットハウンドは大型犬としては小ぶりですが、好奇心旺盛で一つのことに夢中になる性格が特徴です。歩行訓練では家族でやるにはやや負担が重いかもしれません。大型犬のしつけはやはりプロのトレーナーを利用したほうが、後々飼い方としては楽になります。その分費用はかさみますが、犬の性格と特徴と照らし合わせると、持て余す犬にはなりにくいものです。 代わりに遊びやゲームといった事や、野外でのボール遊びなどのリクリエーションの中で、ご家族はしつけを行うほうが犬の性格としてはベストです。メリハリのつけたしつけの仕方を実践してみてください。 「ハウンド」と呼ばれる犬は怖い印象がありますが、実は性格もとっても穏やかで、普段は家にいても物静かでおとなしい犬も多いのです。プロットハウンドをもし飼う機会があったら、以上の事を心に留めて愛情を持って育てていただきたいです。

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このまとめのキュレーター

kasatake

元ペット業界の専門職の知識を生かして、関連用品、犬猫、小動物に至るまでの飼育経験を生かし、様々に詳しく解説した記事を書いていきます!

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