喧嘩の仲裁をする犬の心理をとは?カーミングシグナルをキャッチしよう!

喧嘩の仲裁をする犬の心理をとは?カーミングシグナルをキャッチしよう!

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兄弟喧嘩に割って入ったり、夫婦が言い争っているとヘラヘラとおもちゃをくわえてきたり、犬は人同士の不穏な空気を感じ取って「もうやめて!仲良くして!!」と喧嘩の仲裁をすることがあります。この記事では、喧嘩の仲裁をする犬の3つの心理と、喧嘩をやめさせたい時にするカーミングシグナルをご紹介します。

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もともと群れで暮らしていた犬は仲間意識がとても強く、自分の群れの中で喧嘩が起きると自分の身を挺して争いを収めようとします。

飼い犬にとって、飼い主さんとその家族は自分が所属する群れであり、大事な仲間です。ですから、飼い主さんたちが喧嘩すると「マズイ!!自分の群れの平和が脅かされている!!」と危機感を感じます。

それと同時に、「仲間同士でいがみ合うなんて嫌だよ…」と心が傷つきます。そして「何とかしなきゃ!自分が家族の平和を守るのだ!!」と仲裁に入るわけです。

喧嘩の仲裁をする犬の心理とは?

喧嘩の仲裁をする犬

pixabay.com

このように、喧嘩の仲裁をするのは犬の本能的な行動であると同時に、飼い主さんと家族への深い愛が関係しています。自分たちの些細な喧嘩が飼い犬の心にどんな影響を与えるのかを知ると喧嘩を回避する抑止力になることでしょう。

これから、犬が人間同士の喧嘩を見た時に感じる3つの心理をご紹介していきます。

その1:空気が悪いのは嫌だよ〜

犬は家庭内の空気を敏感に感じ取ります。状況を常に観察し、家族一人一人の表情や口調、雰囲気などを察知する能力が犬にはあります。

文字通りの喧嘩や激しい口論をしていなくても、何となくピリピリ・イライラしているとすぐにわかり、「アレ!?いつもと違う」「なんか嫌な感じがする…」とドキドキし始めます。そして、「こんな空気は嫌だよ〜」「みんな仲良くしようよ〜」と、空気を和めるための行動をとるのです。

これは、大人同士の冷戦を子供が感じ取って心を痛め、何とかしようとするのと同じです。愛犬にはそんな思いをさせたくないですよね!!

その2:群れの秩序を守らなきゃ!

犬は自分の群れの秩序を守るという使命感を持っています。犬の群れは、メンバー全てが力関係によってランクづけされた上下関係がはっきりした組織なので、喧嘩が起きるというのはただ事ではありません。

下克上が起きたとなれば群れの秩序が乱され、他の群れに付け込まれたり、外敵に襲われたりする危険があるので、すぐに解決しようとします。だからこそ、メンバーたちは喧嘩の仲裁に積極的に加わるのです。

人と暮らしている犬も、飼い主さんとその家族を自分の群れとみなし、自分も含めて全員をランクづけしています。その秩序が喧嘩によって崩れそうだと感じたら、群れの秩序を守ろうとカーミングシグナルを出すわけです。

その3:みんなのことが大好きなの♪

「大好きな人同士がいがみ合っているのが耐えられない」という、キュンとする心理もあります。

飼い主さんのことも家族のことも大好きな心優しい犬は、家族同士が喧嘩すると「大好きなのにどうして喧嘩するの!?お願いだから仲良くして!!」と訴えてきます。家族の誰も傷ついて欲しくないのです。

子供同士が戯れて喧嘩をしてる時に劣勢の子を守るようにしたり、怒られている子供の変わりにお母さんに謝るような仕草をしたり、喧嘩が終わったら「大丈夫!?」と無事であることを確認するように寄り添ったり、愛情の深さを感じる行動を取ります。

喧嘩の仲裁をする犬の動画はSNSにたくさん載せられていますが、見ていると心がほっこりするのは犬の深い愛が表れているからでしょう。

では次に、犬が喧嘩の仲裁のために発するカーミングシグナルについて解説します。

カーミングシグナルとは?

あくびをする犬

pixabay.com

カーミングシグナルとは、「落ち着かせる」や「静まる」という意味の英語「Calming」と、「合図」や「サイン」という意味の「Signal」をくっつけた言葉です。

喧嘩が起きて嫌な空気になった時に、犬自身がストレスを感じていることを伝えたり、緊張している空気を緩和させたいと思っていることを伝えたりするために使う、犬特有のボディーランゲージのことです。

「なんかピリピリしていて居心地が悪いんですけど…」「無用な争いはやめましょう。」「争う気はないので落ち着いてください。」といった気持ちを、カーミングシグナルを使って相手に伝えます。

もともとは犬同士で使用されていましたが、人間を自分の群れのメンバーとみなしている犬は、飼い主さんや家族にも使用します。35種類ほどあるといわれる犬のカーミングシグナルですが、これから代表的なものをご紹介します。

代表的な犬のカーミングシグナル

最もよく見かけるのは、揉めている人の間に自分の身体を入れる「カットオフ」です。間に自分が入ることによって、物理的に喧嘩に発展するのを防ごうとします。

「鼻を舐める」とか「あくび」も、誰かが怒っていたりピリピリした空気になったりしている時によくするカーミングシグナルです。自分が緊張感やストレスを感じていることを伝えて、「もうやめて〜」とお願いしている状態です。

また、「おちゃらけたように笑う」「遊びに誘う」ことも、何とか楽しい雰囲気に持っていこうとする犬の必死の思いが伝わるサインです。

イライラしている時や喧嘩中は犬のことなど目に入らないといわれる方もいますが、カーミングシグナルは愛犬があなたのことが好きだからこそ、傷ついて欲しくないからこそ発するサインです。

敏感にキャッチしてあげるなら犬の深い愛が伝わって癒されますし、健気な犬を傷つけたくないと冷静になれるので、自分の気持ちを切り替える助けになります。ぜひ見逃さないようにしましょう!

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