犬が窓の外を眺める理由って何?それには5つの心理が関係していた!

犬が窓の外を眺める理由って何?それには5つの心理が関係していた!

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犬が窓の外をジーッと眺めている姿を観察していると、目を輝かせたり鼻をクンクンさせたり、不安そうな表情になったりとその時々で違う仕草や表情をするので、「今何を考えているのかな?」「どんな気持ちになっているの!?」と興味が湧きますよね。この記事では、5パターンの犬の心理と見極めるヒントを解説します。

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「窓の外を眺める」という同じ行動でも犬の心理は様々で、全く違うことを考えている可能性があります。

では、どうやってその時々の犬の心理を知ることができるのでしょうか?ヒントは表情や仕草、鳴き声や眺めるタイミングをよく観察することです。気持ちや考えていることに応じて犬が出すサインを読み取れるようになると、愛犬の心理をより深く理解できようになります。

もちろん、犬の個性や飼育環境、飼い主さんとの関係などで犬が出すサインは異なりますが、大抵のケースに当てはまる基本的なポイントがあるのでこれからご紹介します。

犬が窓の外を眺める心理とは?

窓の外を眺める犬

pixabay.com

一般的に、窓から外を眺める犬の心理は以下の5つに大まかに分けることができます。

  • 楽しい♪
  • 面白そう!
  • 大丈夫かな!?
  • 気持ちいい〜
  • まだかな〜

これから、一つずつシチュエーションや犬の様子を含めて解説していきます。

楽しい♪

室内飼育の犬にとって、窓から外を眺めるのは良い気分転換になります。特に自ら進んで窓に近づく犬は、窓から見える景色やご近所さん、通り過ぎる人々を観察するのを日課にして楽しんでいる場合が多いです。

おなじみさんに挨拶したり、みんなの無事を確認したりと、犬の観察力と記憶力を持ってすれば観察を十分楽しむことができます。

そんな時の犬の表情は、口角がキュッと上がり、目はキラキラしたスマイリー顔になっているはずです。きっとご近所の皆さんも、そんな可愛らしく幸せな気持ちにしてくれる犬の笑顔を見るのを楽しみにしていることでしょう。

面白そう!

窓から見える何かに興味津々になっている時も、犬は窓辺に張り付きます。

鼻をクンクンさせて必死に匂いを嗅いだり、食い入るように一点を見つめていたり、首を傾げているなら、「何だろう!面白そう!」と思っている証拠です。五感を使って情報を集め、頭をフル回転させて興味を持ったものについて分析している最中なのです。

飼い主さんには何もないように思えても、犬の嗅覚や聴覚は人間の何倍も鋭いので、遠くの音をキャッチしていたり、微かな匂いを嗅ぎ分けたりして好奇心がそそられている場面は大いにあります。

ワクワクしている犬の姿はとても可愛らしいので、ぜひそのまま観察してみてください。

大丈夫かな!?

怪しい物音を聞きつけて、警戒のために窓から外を眺めることもあります。この場合は好奇心からの観察ではなく、家や家族を守るための見回りなので犬はピリピリしています。

耳をピンと立てて聞き耳を立てていたり、怪しい物体に脅しをかけるよう低い声で鳴いていたり、表情もキリッとしていたりします。安全確認と防犯を同時にしてくれる犬は、ホームセキュリティー会社より頼もしい存在かも知れません。

気持ちいい~

窓辺には暖かい日差しが差し込むので、のんびりと日向ぼっこをしていたり、ただぼーっと外を眺めていたり、窓から外を眺めたりしながらリラックスしていることもあります。犬にとっては最高に気持ちがいい時間です。

そんな時の犬は、トロ~ンとした表情になっていたり、ウトウトし出したり、体の力もすっかり抜けてほんわかしたオーラに包まれています。最終的にはゴロンと横になって爆睡する犬もいるでしょう。

この犬の気持ち、人間の私たちでもとっても共感できますよね!

まだかな~

大好きな飼い主さんの帰宅を待ちわびている犬も、「まだかな〜早く帰ってこないかな〜」と願いながら窓の外を眺めます。窓辺に行って鼻をクンクンさせたり、首を傾げたりして、ご主人様の匂いや足音を少しでも早くキャッチしようと待ち構えているのです。

飼い主さんの帰宅を今か今かと待っている犬の集中力はすさまじく、気を紛らわせようとしても見向きもせずに愛しい人の帰りを待ちます。

そして、飼い主さんの帰宅を確信した瞬間に不安げだった顔がパッと明るくなり、一目散に玄関に向かい、全身全霊で「おかえり!あいたかったよ〜!」と愛情を伝えます。

なんて健気なのでしょうか…!愛犬が迎えてくれる姿を見るだけで一日の疲れが一気に吹き飛ぶ、という飼い主さんが多いのも納得です。こんなに健気に自分の帰宅を待ち、喜んでくれるのかと思うと、できるだけ早く帰宅しようと思いますよね。

まとめ

窓の外を眺める犬

pixabay.com

犬の表情は人間と同じほど豊かで喜怒哀楽がはっきり現れるので、観察すればするほど犬の気持ちが分かるようになってきます。

犬が窓を眺めている時には主に横顔を見ることになりますが、それでも感情の違いをはっきりと読み取ることができます。

この記事でご紹介した5つの心理のうちどれに当てはまるのか、愛犬の表情に加えて仕草や背中から醸し出される雰囲気も感じ取りながら、ぜひ観察してみてください。

そして、一緒に日向ぼっこをしてのんびりしたり、犬が興味を持つものを発見したり、愛犬との距離を縮めるためにこの記事を活用してくだされば嬉しいです。

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