ジャーマンシェパードってどんな犬？特徴・性格からしつけ飼い方まで徹底解説！

ジャーマン・シェパード・ドッグの毛色・被毛

ジャーマン・シェパード・ドッグは短毛種と長毛種がいますが、現在はほとんどが短毛種です。

寒い国が原産なため、分厚く密集した下毛と長い剛毛の上毛からなるダブルコートの被毛を持っています。

単色のものではブラックやグレーがいて、ブラックの地にブラウン系やグレー系、イエローなどのタン・マーキングが入っている個体もいます。

ベースとなる色が薄いウルフカラーもあり、人気があります。

最近ではホワイトのジャーマン・シェパード・ドッグもよく見られるようになりました。

白いジャーマン・シェパード・ドッグについて

昔からホワイトの毛色の子犬が生まれることがありましたが、遺伝子の異常だと考えられたり、作業犬としては目立つといった理由から原産国のドイツでは排除されていました。

しかし実際にはアルビノではなく、何の欠点もなく、毛色以外にジャーマン・シェパード・ドッグと違いがないことがだんだんとわかってきました。

アメリカやカナダでは非公認ではありますが「アメリカン・カナディアン・ホワイト・シェパード」という名で人気を博すほどでした。

1970年代にアメリカで生まれた白いシェパードがスイスに渡り、人気を得ることになりました。

より白く、穏やかな性格になるよう改良されると「ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ」という名で新たな犬種として公認され、日本でも2004年に登録されてファンの数を増やしているようです。

ジャーマン・シェパード・ドッグの健康管理とお手入れ

日ごろから健康に気を使って、必要なお手入れもするようにすれば、いつまでも健康で長く生きることができるでしょう。

ジャーマン・シェパード・ドッグの健康管理方法、必要なお手入れについて説明します。

ジャーマン・シェパード・ドッグの健康管理方法

腫瘍が発生しやすい犬種なので、日ごろから細かく体をチェックするようにしましょう。

子犬の時から体を触られても嫌がらないように慣れさせてください。

肥満による関節の負担に気を付けて、股関節形成不全、膝関節形成不全、関節炎に注意するようにしましょう。

運動能力が非常に高い犬種ですが、食後に激しい運動をすると胃捻転を起こす危険性があるので注意しましょう。

被毛の量が多く夏の暑さを苦手としているので、熱中症にならないよう配慮してください。

ジャーマン・シェパード・ドッグに必要なお手入れ

短毛種ですがダブルコートなので抜け毛が多いため、できれば毎日、それが難しくても少なくとも週に3回程度はブラッシングを行うようにしましょう。

特に換毛期は抜け毛が多くなるので入念なブラッシングとシャンプーをするようにしましょう。

ブラッシングは死毛を取り除くだけでなく、皮膚へのマッサージ効果もあり、血行を良くして皮膚を丈夫に保つ効果もあります。

口内の健康を保つためにも、子犬の時から歯磨きの習慣をつけるようにしましょう。